評定3.0でも立教大学に合格!課外活動を通してやりたいことが明確になった!

高校に入ってから、自分の成績にずっと自信が持てませんでした。特に高校2年時点での評定平均は「3.0」。GMARCH以上の大学に一般入試で合格するのは難しいかもしれない…そんな不安がずっと頭にありました。

そんな中で知ったのが「総合型選抜」という入試制度。成績だけでなく、これまでの経験や意欲、将来のビジョンなどが評価される仕組みに、「自分にもチャンスがあるかもしれない」と希望を持つことができました。

私は元々、「ビジネスを通じて社会に貢献したい」という思いがありました。そこでこのテーマを軸に、総合型選抜の準備を本格的にスタート。高校2年の頃から英検対策や課外活動に力を入れ始めました。

印象深い活動の一つが、フェアトレードのコーヒー豆販売プロジェクト。2時間半で46,000円を売り上げ、その売上を途上国の支援に充てる活動でした。SNSを活用した広報にも取り組み、ビジネスの力が社会に与えるインパクトを実感しました。

また、パラスポーツの体験活動では、障がい者の社会参加やバリアフリーに関する課題に触れ、社会を構造的に変えていく重要性を肌で感じる機会にもなりました。

英語学習にも力を入れ、オンライン英会話や自主学習を継続し、国際的英語資格のIELTSでは4.5を取得。「英語が得意」というわけではないけれど、自分の努力で壁を超えられるという手応えを得られたのは大きな自信になりました。

志望理由書では、「自分の経験がなぜ経済学部なのか」を明確に伝えることに注力。
・パラスポーツ → 社会的課題への関心
・コーヒー販売 → ビジネスを通じた社会貢献の実践
といった経験を、立教大学経済学部での学びにどう発展させるかを、自分の言葉で丁寧に綴りました。

面接対策としては、「フェアトレード普及の課題」や「パラスポーツと経済の関係」など深掘り質問にも対応できるように、ESG経営や社会的企業に関する書籍を読み込み、先生方と何度も練習を重ねました。

総合型選抜対策と並行して、万が一に備えて一般入試の勉強も継続していたため、正直ハードでしたが、それだけ本気で向き合った結果、立教大学経済学部に合格することができました。

評定3.0でも、合格は可能です。大切なのは、「あなたの想い」と「行動」、そして「伝える力」。総合型選抜は、そんな自分らしさを評価してくれる入試だと、私は心から実感しました。