英語が大好きだったY.T君。将来の夢は「海外で活躍するお医者さん」!

小さい頃から英語に親しみ、自然と外国の文化や世界のニュースに興味を持っていたY.T君。そんな彼には大きな夢があります――それは「国際的に活躍する医師」になることです。

その原点には、祖父が病気になった時の経験がありました。身近な人の苦しむ姿を前に「同じように困っている人を助けたい」と強く感じたことが、彼を医学の道へと導いたのです。

日本だけではなく、もっと多くの人を救える医師になるために、Y.T君は大好きな英語を強みに変え、将来の夢へとつなげるべく、まずは英検®の勉強から始めました。

2級までは順調に合格!いよいよ準1級に挑戦!

Y.T君は、日々好きな歌を英語で聞き取ることができたり、外国の絵本を理解できたりするたびに、「もっと英語をしゃべれるようになりたい!」という気持ちがふくらみ、自然と英語への親しみも増していきました。

そうして英語に親しみながら力を伸ばしていくうちに、英検®の各級にも次々と合格。順調にステップを重ね、ついには2級まで合格することができました。

そしてその勢いのまま、いよいよ準1級に挑戦することを決意します。英検®準1級は、大学生でも合格が難しいといわれるハイレベルな試験です。小学生にとっては、まさに大きな壁ともいえる挑戦です。

それでもY.T君は、「もっと英語を伸ばしたい」「将来の夢につなげたい」という強い気持ちを胸に、この難しい級への挑戦を迷わず選びました。

なんとなく読めるけど解けない...Readingに大苦戦

実際に英検®準1級で出題されたReading

準1級に挑戦し始めたY.T君。そこで彼を最初に苦しめたのが、Readingの壁でした。

文章そのものはなんとなく理解できるのに、設問になると正解を導き出せない。選択肢を前にすると自信が持てず、勘で答えてしまうことも多くありました。「読めているはずなのに、なぜ正解できないんだろう…」――その疑問と悔しさが募っていきました。

準1級の長文は内容も専門的で、抽象的なテーマも多く、小学生にとっては圧倒的な情報量。集中して読み進めても途中で理解が途切れ、最後には「結局何を言いたいのか」がつかめなくなってしまうこともしばしばでした。

ListeningやSpeakingでは成果が出ていたY.T君にとって、Readingは努力しても報われない感覚に陥る最も大きな壁。どうすれば突破できるのか答えが見えず、気づけば途方に暮れる日々が続いていったのです。

実際に授業を受けるY.T君と担当の先生

小学6年生で受けた準1級、結果は...

Readingでなかなか点数が伸びなかったY.T君。実は「読めていない」のではなく、文章に出てくる政治・経済・医療などの内容が難しすぎて、理解があやふやなまま答えてしまっていたことが原因でした。

そこでマンツーマンのコーチと一緒に取り組んだのが、準1級に出やすい社会時事をテーマにした授業です。文章をただ解くだけではなく、背景にある知識をかみ砕いて理解することで、内容がぐっと頭に入りやすくなりました。

実際に使用した社会時事を取り扱った教材

「なるほど、こういう仕組みだったのか!」と理解できるたびに学びが楽しくなり、解ける問題も増えていく。その手応えが自信につながり、Readingに対する苦手意識も少しずつ薄れていきました。

授業を通じて、Y.T君は「知識を広げることが解く力につながる」という実感を得て、自信を取り戻していったのです。

準1級合格スコアと喜ぶY.T君

こうして知識と自信を積み重ねた結果、Y.T君はついに見事、準1級に合格することができました!

合格後は‥「発展途上国への医学留学に行きたい⁉」

見事、英検®準1級に合格したY.T君。合格はゴールではなく、さらに大きな夢へとつながるスタートでした。

祖父の病気をきっかけに「困っている人を助けたい」と考えるようになった彼は、その思いを日本だけにとどめるのではなく、世界へと広げています。

小学校5年生・6年生、そして中学1年生のときにはオーストラリアやカナダに留学し、現地で英語を使って授業に参加したり、訪れた地域に住んでいる方と自ら交流したりする経験も積みました。その体験を通して「英語があれば世界の人とつながれる」という実感を強めていったのです。

留学中、現地の人に自らインタビューするY.T君


やがて「英語を使って世界で活躍したい」という思いは、彼の夢である医学とも重なっていきました。日本だけでなく、医療を必要としている人々が世界にはまだたくさんいる――。そう考えるようになったY.T君は、特に医療環境が整っていない発展途上国で人々を助けたい、という新たな目標を抱くようになったのです。

「現地に行って直接患者さんと向き合い、役に立ちたい。そのためには医学の知識も英語の力ももっと必要になる。」

合格をきっかけに芽生えたこの想いは、Y.T君にとって大きな学びのモチベーションとなっています。

準1級合格は、単なる資格取得にとどまらず、「夢を叶えるために努力すれば道が開ける」という確信へ。Y.T君は今日も、未来の医学留学を目指して、一歩ずつ力を積み重ねています。

英検®準1級は、ゴールではなくスタートライン

英検®準1級の学習は、単なる資格試験対策にとどまりません。

Readingでは社会・経済・医療・環境など幅広い分野の文章に触れることで知識の世界が広がり、WritingやSpeakingでは「自分の意見を持ち、英語で表現する力」が磨かれていきます。 その過程で身につくのは、試験に必要な英語力だけではなく、「社会を理解する力」「考えを論理的にまとめる力」「異なる価値観を受け止める力」です。

これらは、将来の海外留学や国際的な舞台での活躍において、大きな財産となります。

「合格できたことももちろん嬉しいですが、それ以上に、準1級の勉強を通して社会のテーマを理解し、自分の考えを言葉にできるようになった姿に大きな成長を感じました。親として、英検®が単なる試験対策ではなく、子どもの世界を広げてくれる学びになっていることが何より嬉しいです。」――Y.T君の保護者様の声です。

Y.T君のように、準1級への挑戦を通じて英語と世界を結びつける実感を得た子どもたちは、次の夢に向けてさらに大きな一歩を踏み出していきます。

興味のある環境問題×医療についてプレゼンテーションするY.T君


英検®準1級は「合格」というゴールでありながら、その先の未来を切り拓く大きなスタートラインなのです。

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