元々カナダに住んでおり、帰国後にインターに入学した真鈴さん。国語や算数に不安があるからこそ、受験対策は「英語」を強みに!
真鈴さんは、カナダで過ごした幼少期の頃から、日常生活の中で自然に英語に触れていました。友達と遊ぶ時も、学校で先生とやり取りする時も、英語を使うことが当たり前の環境だったのです。しかし、帰国後にインターナショナルスクールに入学した時、英語に関しては特に不安は感じませんでしたが、国語や算数が周りの子に比べてかなり劣っており、「どうやって勉強を進めていけばいいのか分からない…」と感じることもありました。
そんな真鈴さんを見て、お母様も英語の力を活かしつつ、他の科目とのバランスをどう取るか戸惑っていたのです。
その中で、真鈴さんの強みを活かすために、英検®を受けることを決めて、少しずつ準備を進めることになりました。
英検®も次々に合格し、2級もListeningを武器に合格!
実際に英検®に挑戦する際、最初はご両親と一緒に過去問を使って少しずつ対策を始めました。試験の難しさに最初は戸惑いもありましたが、一緒に解いていく中で少しずつコツを掴んでいきました。特にリスニングでは、帰国後も日常的に英語の映画やアニメを観ることが習慣となっていたため、その力を活かして高得点を獲得しました。真鈴さんはリスニングを武器に徐々に自信を深め、次々に合格を果たしていきました。
その後、真鈴さんは小学5年生で英検®2級にも挑戦。その際もリスニングを武器にし、見事に合格を果たしました。試験を通じて、英語力に対する自信がさらに高まり、次はもっと高いレベルを目指そうと決意。最難関の準1級への挑戦が、次の目標として見えてきました。
待ち受けていた「準1級の壁」。彼女からこぼれた一言「もう英語嫌いかも」
真鈴さんが英検®2級に合格した後、次なる目標として準1級に挑戦することを決意しました。しかし英検®準1級は、彼女の前に大きすぎる「壁」として立ちはだかりました。これまで順調に進んできた彼女にとって、準1級の難易度はあまりにも高く、最初はその難しさに圧倒されてしまいました。
対策する中でリスニングや語彙力は少しずつ伸びているのを実感していましたが、Writingや長文読解に関しては、思うように点数が伸びず、特にWritingでは意見が全く思い浮かばず、文章が書けないことに悩みました。何度も模擬試験を繰り返し、毎日の勉強を欠かさず行っていたものの、課題に対して何を言えば良いのか分からず、言葉が出てこなかったのです。自信を失っていく彼女の姿を見て、お母様も胸を痛めました。これまで順調に進んできた彼女が、初めて大きな壁にぶつかっている姿を目の当たりにし、心配でたまらなくなったのです。

実際の準1級エッセイの問題
「もっと多くの高校が生徒たちに自分のキャリアについて考える機会を提供すべきだと思いますか?」
ある日、ついに真鈴さんがこぼした言葉がお母様の心に深く突き刺さりました。「もう英語嫌いかも。」彼女のその一言には、疲れ果て、心が折れかけていることがにじんでいました。これまでの努力が実らないと感じ、どれだけ頑張っても報われないことに対する怒りと悲しみが混ざった言葉でした。
そんな真鈴さんの苦しむ姿を目の当たりにしたお母様は、真鈴さんに新しい刺激になればと思い、試しに体験授業にお申し込み頂きました。少しでも気分を変えるきっかけになればと、ただそれだけの気持ちで申し込んだのでした。
準1級攻略のコツは、○○の知識だった?!
体験授業までは、真鈴さんは英検®準1級の難易度にただ圧倒され、どう対策すれば良いか分からずにいました。試験の問題が何を求めているのか、どこを改善すればいいのか、何もかもが不明で、心の中にモヤモヤとした不安が広がっていたのです。自分で対策方法を見つけられず、進むべき道が見えないまま、真鈴さんは途方に暮れていました。
しかし、実際の授業を受ける中で、コーチから衝撃的なことを伝えられました。「今の真鈴さんに必要なのは、社会時事の知識だよ」と。これを聞いた真鈴さんは、初めてその意味が明確に感じられました。それまでは、書き方のテンプレートや単語・文法が重要だと思い込んでいた彼女にとって、この新しい発見はまさに目から鱗でした。

実際に真鈴さんが利用した教材
実際の授業では、コーチがニュース記事やイメージ画像を使い、社会時事に関するトピックを取り上げながら、英語で自分の意見を述べる練習を進めました。最初、真鈴さんは英語で自分の意見をまとめるのに苦戦し、戸惑いましたが、コーチと一緒に何度か反復して練習を重ねるうちに、少しずつ自分の考えを英語で伝える感覚がつかめてきました。

実際に真鈴さんが書いたWritingエッセイ
社会問題について英語で意見を述べることがこんなに楽しく、かつ重要だと実感したことで、真鈴さんは英語を使うことへの自信を取り戻し、再び前向きな気持ちになれたのです。そして、ついに真鈴さんはお母さんに向かって「準1級受験してみたい」と言えるようになり、再び自信を取り戻しました。お母様は、その言葉を聞いて、真鈴さんがあれほど悩んでいたことが嘘のように感じられ、胸がいっぱいになりました。長い間見守ってきた母親にとって、これほど嬉しい瞬間はありませんでした。真鈴さんの決意に、お母様は心からの応援を誓いました。
中学受験までの時間が迫る中、準1級の結果は…
しかし小学6年生になり、中学受験を控えた真鈴さんには時間はそう多くありませんでした。そこで真鈴さんは、次の準1級の試験を最後と決め、受験する決意を固めました。試験に向けた準備は決して簡単なものではありませんでしたが、これまでの努力と経験が実を結ぶ瞬間が近づいていることを感じていました。そしていよいよ、社会時事の知識を活かし、英語で自分の意見を伝える力を高めた真鈴さんは試験当日を迎えました。
そして、試験の結果が届いたその日、真鈴さんは見事に準1級に合格しました。合格の知らせを受け取った瞬間、彼女は心からの喜びで満たされ、胸が熱くなりました。それは単なる試験合格の喜びにとどまらず、これまでの努力が形になったことへの達成感と、何よりも自信を持てるようになったことが真鈴さんにとって最大の喜びでした。
「本当にやって良かった。」お母様は、真鈴さんの成長を見守りながら心からそう思いました。この経験を通して、英語だけでなく、「思考力」や「本質を捉える力」が身につき、物事を深く考える力を養うことができたとお母様は感じられたのです。何度も壁にぶつかりながらも、その度に乗り越えてきたことで、真鈴さんは自分に対する信頼を強く持てるようになったと感じ、お母様はその成長を誇りに思いました。

真鈴さんと準1級の合格スコア
そして、この経験は単なる資格取得にとどまらず、真鈴さんが次に進むための大きな力となりました。準1級合格という自信を手にした真鈴さんは、これからの中学受験に向けて、さらに輝く未来に向かって歩み始めました。
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