台湾で暮らしていたT.H君。英会話はお手の物だった!

もともと台湾での暮らしを経験していたT.H君。現地での日常生活の中で自然に英語を使う場面が多く、学校で友達と話したり、先生とやり取りをしたりする中で、気づけばスラスラと自分の言葉で英語を話せるようになっていました。

そんなT.H君の姿を見て、ご両親も「この英語力は確実に将来の大きな強みになる」と確信。帰国後も英語を活かせる環境を意識して整えていきました。

その結果、ListeningとSpeakingでは抜群の力を発揮し、学校の授業でも自信を持って英語を使いこなしていました。

得意なリスニング力を武器に、2級までは難なく合格。そしていよいよ準1級へ挑戦!

これまでの英語学習の中で特に光っていたのが、T.H君のリスニング力でした。ネイティブの発音も自然に聞き取ることができ、その強みを活かして英検®に次々合格していきました。

そして本格的に中学受験を考える中で、帰国子女枠での受験を見据え、さらに高い級への挑戦を決意しました。

英検®2級までは難なく合格し、周囲を驚かせるほどの実力を発揮してきました。そのまま準1級に挑戦し、これまで以上に高度な語彙力や読解力が求められましたが、T.H君は持ち前の集中力と「英語を楽しむ心」で挑戦を続けていました。その姿に、ご両親も「ここからさらに伸びていく」と確信を深めていったのです。

しかし、待っていたのは単語地獄...

英検®準1級への挑戦は、これまでとは次元の違う壁でした。

リスニングでは自信を持っていたT.H君も、目の前に立ちはだかったのは、見たこともない難解な単語の嵐。ページをめくるたびに知らない単語が現れ、「一体どこまで覚えればいいんだ…」と心が折れそうになりました。

実際に準1級合格に必要と言われいている単位数

勉強机に向かっても頭に入ってこない。覚えたはずの単語がすぐに抜け落ち、模擬問題ではボロボロの結果。得意だった英語が、急に自分を拒む壁に変わってしまったようで、T.H君はどんどん自信をなくしていきました。

ある晩、とうとうお母さんにぽつりと打ち明けました。

「もう…英検®は嫌だ。やめたい。」

その言葉には、悔しさと疲れがにじんでいました。自信に満ちていた表情はすっかり曇り、ノートを閉じて涙ぐむT.H君の姿に、お母さんも胸を締めつけられる思いでした。

そんな彼を救った、単語をスラスラ覚えられるようになる学習法

「もう英検®は嫌だ」と打ち明けた夜からしばらくして、お母様がたまたま見つけたリザプロの体験授業に参加することになりました。そこで出会ったのは、これまでのやり方とはまったく違う“イメージ学習法”でした。

単語をただ暗記するのではなく、画像を通して“本質的な意味”を理解していくスタイル。例えば sustain なら「支える柱のイラスト」で「持続する・支える」という感覚をつかむことで、関連する意味も一気に頭に入るのです。

実際にイメージで覚える学習をする際に使用した教材の一部

「これなら覚えられそう!」

T.H君の顔がパッと輝きました。どれだけ頑張っても苦しく感じていた単語暗記が、初めて“楽しい”に変わった瞬間でした。あのときの絶望が一気に吹き飛び、心が軽くなるのをはっきり感じたのです。

実際に授業を受けるT.H君の様子

そして何より大きかったのは、自信を取り戻したことです。嫌々机に向かっていたのが、今度は自分から単語学習を始め、オンライン授業で学んだ方法を繰り返すようになっていきました。少しずつ積み重ねるうちに「自分はできる」という感覚が戻り、楽しめるようになっていったのです。

「お母さん、もう一回英検®やってみる!」自信を取り戻したT.H君。受験前最後の準1級の結果は...?!

新しい学習法に出会い、自信を取り戻したT.H君。ある日、満面の笑顔でお母さんに言いました。

「お母さん、もう一回英検®やってみる!」

それは、かつて「もう嫌だ」と弱音を吐いたときの表情とはまるで別人。自分から挑戦を望む強い気持ちが戻ってきていたのです。

そして迎えた受験前最後の英検®準1級。これまでにない集中力で問題に向き合い、ライティングもリーディングも、これまでの努力がしっかり形となって現れました。

結果は――見事、合格!

画面に「合格」の二文字が映し出された瞬間、T.H君は思わず声をあげ、お母さんと抱き合って喜びました。かつて単語地獄に苦しんだ日々を乗り越え、自分の力で勝ち取った合格。そこには、努力と学びを積み重ねた誇りが輝いていました。

準1級合格のスコアとT.H君の笑顔の様子

お母様も準1級合格後、「息子が自信を取り戻して対策し始めてくれたのが何よりも嬉しかった」と仰ってました。

もし、お子様が英検®対策で自信を失ってしまってましたら、一度体験授業にてご相談ください!