高1のMくんは、ソフトボール部に所属し、ほぼ毎日白球を追う日々を過ごしていました。「受験に必要だから」というぼんやりとした目的で英検®の勉強を始めたものの、具体的な進路目標はまだ定まらず、モチベーションを維持するのが難しい状態からのスタートでした。

しかし、彼は「相手に合わせるのが得意」という柔軟な姿勢を持っていました。その素直さが、のちにコーチとの二人三脚で大きな武器となります。

最大の壁は、多忙な部活動の中で「いかに学習を習慣化するか」でした。 勉強の仕方が分からず、時には単語を徹夜で暗記しようとしてしまうなど、空回りしてしまうこともありました。

また、ライティングの練習では不合格が続き、くじけそうになった時期もありました。「この勉強法で本当に合っているのか?」という不安が、彼の足を止めそうになったのです。

転機となったのは、リザプロのコーチングによる「正しい努力の可視化」でした。 コーチとの面談を通じて「なぜ今英検®が必要なのか」という目的を再定義。さらに、抽象的なアドバイスだけでなく、Mくんの生活リズムに合わせた具体的な学習スケジュールを策定しました。

「正しい努力ができている」という自信が持てるようになったことで、不安が消え、忙しい部活の合間でも迷わずに机に向かえるようになりました。

変化は、学習の「質」よりも先に「習慣」として現れました。 まずは質にこだわらず、毎日コツコツと継続することに全振り。不合格が続いても「これは合格に必要な過程だ」と前向きに捉えるメンタリティが育っていきました。

もともと周囲に合わせがちだったMくんが、コーチとのやり取りを通じて「自分はこうしたい」という決断を宣言できるようになったこと。この精神的な成長が、英語力アップを加速させました。

迎えた本番。目標だった準2級だけでなく、お試しで受験した上位級「準2級プラス」までも一発で合格するという、驚愕のダブル合格を果たしました。要約問題などの新形式にも動じず、積み上げた「正しい努力」が最高の結果を導き出したのです。

「続けていれば、確実に力はつく」。 そう語るMくんは、現在2級への挑戦と、冬の課外活動に向けた準備を進めています。部活と勉強、どちらも妥協しない彼の挑戦は、まだ始まったばかりです。