高校3年生の庄司さんにとって、英検®準1級は「受かるわけない」遠い世界の存在でした。周囲に合格者もおらず、学校の先生に挑戦を伝えても「本気で?」と驚かれるようなスタート。

しかし、彼女には「まずはやってみたい」という素直な好奇心と、一度始めたらリザプロのオンライン自習室に通い詰め、周囲に刺激を受けながら走り続ける「環境に適応する力」がありました。

挑戦を始めた彼女を待っていたのは、ライティングという高い壁でした。書いても書いても合格点に届かず、不合格は20回以上。仲間が次々と合格していく中で、焦りと孤独感にのまれそうになります。

また、感覚に頼った非効率な勉強法にも限界を感じていました。「努力しているつもりなのに結果が出ない」——そんな自信を喪失しかけていた時期が、彼女にとって最大の試練でした。

転機は、コーチからの「毎回の振り返りをノートに書こう」という一見シンプルなアドバイスでした。半信半疑で始めた振り返りでしたが、続けていくうちに衝撃の事実に気づきます。

「私のミス、毎回ほとんど同じだ」

自分の弱点を客観的に把握したことで、闇雲な努力が「勝てる戦略」へと変わりました。さらに、分単位での計画表作成を導入。曖昧だった時間の使い方が劇的に改善されました。

意識が変わると、結果が目に見えてついてきました。ミスの傾向を意識して取り組むことで、ついには全15本のライティング課題をすべてクリア。「できない」という思い込みが、「できるようになる途中なんだ」という前向きな確信へと書き換えられていきました。

平日は3時間、休日は7時間。分刻みの計画を完遂し、毎日LINEでコーチに振り返りを送る。その地道な積み重ねが、彼女の中に揺るぎない実力と自信を育んでいきました。

試験当日、コーチの「積み上げてきたことを信じて」という言葉を胸に挑んだ庄司さんは、見事、わずか3ヶ月で準1級合格を果たしました。

「私、本当に合格したんだ」 画面を見た瞬間の震えるような喜びは、自分を低く見積もっていた過去の自分との決別でもありました。未来を変えたのは、特別な才能ではなく、少しの勇気と地道な継続。大きな壁を突破した彼女は、今、自信に満ちた笑顔でさらなる未来へと羽ばたこうとしています。