「社長に直談判!?行動力が規格外すぎる女子高生が、慶應文学部に合格するまで」
慶應義塾大学 文学部に合格したR.Yさん。 彼女の合格ストーリーは、いわゆる「優等生の受験」とはひと味違います。
ボランティアで感じたモヤモヤを解決するために、企業の社長に突撃したり、国会議員に会いに行ったり……。 「机に向かうだけが受験勉強じゃない!」 を体現した、彼女の驚きの行動力と合格の秘密を紹介します!
「想い」が強すぎて、社長に電話!?
Yさんの活動のきっかけは、障がいを持つ子供たちの学習支援ボランティアでした。 そこで彼女は思います。「子供たちが将来、自立して生きていくにはどうすればいいんだろう?」
普通の高校生なら、ここで本を読んだり調べたりして終わるかもしれません。でも、Yさんは違いました。
「そうだ、障がい者雇用をしている企業の社長に聞いてみよう!」
なんと彼女は、障がいのある方と一緒に食品販売をする企画を自分で考え、ある食品会社の社長に直接その想いをぶつけたのです。 その熱意に動かされた社長は、わざわざ彼女のボランティア先まで足を運んでくれました。
企画自体は実現しませんでしたが、「高校生が社長を動かした」 という事実は、大学側に強烈なインパクトを与えました。「失敗してもいいから、動くこと」が評価される。それが推薦入試の面白いところです。

アメリカで「精進料理」をプレゼン!?
彼女の行動力は日本におさまりません。 アメリカ・オレゴン州にある企業の本社に行き、現地の社員や社長の前でプレゼンテーションを行いました。
テーマはなんと「回転寿司 × 精進料理」! 「仏教の考え方とSDGsを組み合わせれば、新しい価値が生まれる!」という独創的なアイデアを英語で堂々と発表。この度胸と発想力も、大きな武器になりました。
「現場」だけじゃダメ。「仕組み」を変えたい。
ボランティア(現場)で汗をかき、企業への提案(ビジネス)も経験したYさん。 次に彼女が向かったのは、なんと「政治」の世界です。
「現場で頑張っても、国の制度が変わらないと救えない人がいる」 そう気づいた彼女は、国会議員4人に突撃インタビュー! 現場の声がどうやって法律やルールになるのかを徹底的にリサーチしました。
・現場を知る(ボランティア)
・ビジネスを知る(社長への提案)
・仕組みを知る(政治家への取材)
この「3つの視点」を持ったことで、彼女の語る言葉には誰にも負けない説得力が生まれました。
慶應大学で見つけた「やりたいこと」
そんな行動派の彼女が選んだのは、慶應義塾大学の文学部。 「なぜ文学部?」と思うかもしれませんが、実はここには「社会学」という、人間の行動や社会の仕組みを研究する学問があります。
「現場の気持ち(ボランティア)」と「国のルール(制度)」の間にあるギャップを埋める人になりたい。
そのために、慶應で社会の仕組みを深く学びたい!と熱くアピールし、見事合格を勝ち取りました。
受験勉強は「冒険」だ!
Yさんの合格から分かること。 それは、「部屋に閉じこもって勉強するだけが、大学受験じゃない」 ということです。
「なんかおかしいな?」と思ったら、現場に行ってみる。 「話を聞きたい!」と思ったら、大人に連絡してみる。
ひょんなことから始まるのが推薦入試の面白いところですね。
