■ リザプロ × NPO法人せいぼじゃぱん

リザプロは、NPO法人せいぼじゃぱんと共同で、生徒向けの課外活動を定期的に開催しています。

せいぼじゃぱん(特定非営利活動法人聖母)は、2015年1月に設立された、東アフリカ・マラウイ共和国での学校給食支援に取り組む団体です。「A simple daily meal for every hungry child(すべての空腹の子どもに、日々の食事を)」をビジョンに掲げ、マラウイ北部の小学校や南部の幼稚園・保育施設などで、1日あたり約2万2千人の子どもたちに給食を届けています。

同団体の大きな特徴は、コーヒーの利益や寄付が「100%」現地に届く仕組みにあります。アタカ通商株式会社を始め、支援企業やマラウイ現地で活動するスタッフのおかげで、購入代金がマラウイの給食支援に透明性を高く担保し、提供をすることができます。2018年4月にスタートしたチャリティブランド「Warm Hearts Coffee Club」では、マラウイ産アラビカ種100%のフェアトレード・スペシャルティコーヒーを取り扱っています。

(参考:https://www.seibojapan.or.jp/

■ なぜ、高校生に「国際貢献の実体験」が必要なのか

世界的に見れば、比較的恵まれた生活を送っている日本の高校生。彼らにとって、国際的な貧困支援は、関心はあっても実際に関われる機会が滅多にありません。

しかし今回、このプログラムに参加した生徒は全員、マラウイ産コーヒーの販売を通じて、たった1日で合計10人分・1年間の給食支援を実現しました。募金箱にお金を入れるだけではなく、自分たちの言葉と工夫で商品を売り、その売上が海を越えて子どもたちの食卓になる。この一連の流れを自分の手で最後まで体験することで、社会課題は「遠い国のニュース」から「自分が動かせる現実」へと変わっていきます。

社会問題を身近な問題として捉え、自分なりの貢献の形を見つけ、未来を切り拓く力を身につけてほしい。リザプロが生徒に課外活動を提供しているのは、そのためです。

■ プログラムの内容

◆ 1日目:マラウイという国を知り、「売り方」を考える

1日目のセッションでは、マラウイがどのような国なのか、なぜ給食支援が求められているのかを学ぶところからスタートしました。

インプットを終えたら、次はアウトプットです。学んだことを活かして、店頭ではどのような声掛けをするのか。ブログではどのような記事を書くのか。そして、このコーヒーを使ってどんな新商品を開発できるのか。生徒たちは販売本番に向けて、じっくりと思考を重ねました。

◆ 2日目:販売体験! 〜休日午後の神楽坂での販売〜

実際の販売体験の舞台は、東京・新宿区の神楽坂。日曜日の午後、人通りで賑わう道沿いのスペースをお借りして、生徒たちは店頭に立ちました。

意外だったのは、外国人のお客様が多かったこと。生徒たちは、英語でのコミュニケーションにも挑戦することになりました。準備してきた日本語のトークがそのままでは通じない場面もありましたが、その場で伝え方を組み立て直しながら、一人ひとりが自分の言葉を探していきます。商品が売れる瞬間も、素通りされてしまう瞬間も、そのすべてが生きた社会の学びとなりました。

■ 実際に参加した生徒様の声

  • 「思っていたよりもイヤフォンをしている人が多くて、なかなか商品の魅力を伝えきれませんでした。」 (高校2年生)
  • 「言葉の伝え方を変えるだけで、うまくいくことがある。日常生活でも意識していきたいと思いました。」 (高校2年生)

うまくいかなかったことも、その原因を自分なりに分析し、次の一手を考える。教室の中では決して得られない気づきが、生徒たちの言葉には確かに表れていました。

■ 1日の販売体験が、10人の1年間になる

高校生が休日の午後を使って街に立つ。ただそれだけのことが、地球の反対側にいる10人の子どもの1年間を変えました。リザプロは今後も、せいぼじゃぱんと共同で、生徒が社会と直接つながる機会をつくり続けてまいります。

■ 生徒たちが販売したコーヒーは、オンラインでも購入できます

今回、生徒たちが神楽坂の街頭で販売したマラウイ産コーヒーは、せいぼじゃぱんのチャリティショップ「Warm Hearts Coffee Club」でどなたでもご購入いただけます。コーヒー豆(200g/500g)やドリップバッグのほか、紅茶やギフトセットも取り扱っており、定期便も選べます。

サイトには「1杯のコーヒーで、12人分の子どもたちの力になる」と記されています。支払った金額の100%がそのまま寄付になる仕組みなので、日々の一杯を選び直すだけで支援に参加できます。記事をお読みになった方も、ぜひ一度のぞいてみてください。

詳しくはこちら