総合型選抜(旧AO入試)の塾を検討するうえで、最も気になるのが「いったいいくらかかるのか」という費用面です。塾によって料金体系も総額も大きく異なり、追加料金の有無まで含めると、比較検討は決して簡単ではありません。本記事では、総合型選抜の塾の費用相場をコマ制・コース制・月謝制の3パターンに分けて解説し、安くてコスパの良いおすすめ塾7校を紹介します。さらに、料金を比較する際のチェックポイントや、費用以外で確認すべき点、よくある質問にもお答えしていきます。費用も加味して、自分に最適な塾を選ぶための情報を網羅しているので、ぜひ参考にしてください。


なお、本記事に記載の料金はすべて税込で記載しています。また、最新情報については各塾の公式サイトをご確認ください。

総合型選抜(AO入試)の塾の費用相場


総合型選抜の塾の料金体系は、大きく分けて「コマ制」「コース制(パック制)」「月謝制(サブスク制)」の3種類があります。料金体系によって支払い方法も総額も大きく変わるため、まずはそれぞれの相場と特徴を把握しましょう。

コマ制

コマ制は、必要な対策(志望理由書の添削、面接練習など)を必要な分だけ購入するスタイルで、1コマあたり15,000円〜20,000円(税込)が一般的な相場です。苦手な部分だけピンポイントで対策できるため、初期費用を抑えたい人や、すでに学校や他塾で基礎ができている人に向いています。一方で、授業を追加で取れば取るほど費用もかさむ仕組みのため、気づいたら想定以上の料金になっていたということもあり得ます。全ての対策をカバーするというよりは、「ここだけ補強したい」という明確な目的を持って通塾できる人に最適です。

コース制(パック制)

コース制は、書類添削・小論文・面接対策などがすべてセットになっている料金プランで、総額30万円〜70万円(税込)と幅広く、志望校の数や対策期間によって変動します。一般的なコース制の費用の内訳は以下の通りです。


  • 授業料
  • 夏期講習や冬期講習などの特別講習料
  • 教材費
  • 模試の受験費用
  • 維持管理費・管理サポート費


また、書類添削や小論文、面接対策などがセット料金で組まれているため、追加料金が発生しにくく、合格までに必要な対策をひと通り受けられるのが大きなメリットです。入塾時にまとまった金額が必要になりますが、1項目あたりの単価に換算すると割安になることが多く、複数の対策を必要とする受験生にとってはコスパの良い料金体系と言えます。

月謝制(サブスク制)

月謝制は、月額40,000円〜70,000円(税込)程度を毎月支払うスタイルで、家計の予算管理がしやすい点が特徴です。月謝とは主に授業料のみを指すことがほとんどで、月謝とは別に教材費や教室維持費などが徴収されることもあります。

また、コース制は高校3年生が直前にまとめて対策するのに向いていますが、月謝制は早期(高校2年生など)から通い始めて、じっくりと活動実績や自己分析を深めたい場合に適しています。


ただ、長期間通うほど総額が膨らむため、いつから始めていつ卒塾するかという計画を、入塾前に必ず塾の担当者と相談しておきましょう。

費用が安い総合型選抜(AO入試)の塾おすすめ7選

ここでは、料金が公式サイトに明記されており、コスパの良い総合型選抜対策塾を7校紹介します。各塾の特徴・料金・指導形態・合格実績などを比較し、自分に合った塾を見つけてください。

リザプロ

リザプロは、完全オンラインで総合型選抜・学校推薦型選抜の対策が受けられる塾です。教室の維持費用がかからないため、対面型の塾よりもお得な料金体系となっています。また、志望校や必要な対策をもとに、受験生それぞれにオーダーメイドのカリキュラムを組んでくれる点も魅力です。本人に必要のない対策は最初から省いてくれるので、その分の料金も抑えることが可能となっています。「最低限の予算で、最大限のサポートを受けたい」「地方在住でも質の高い指導を受けたい」という受験生に最適です。

塾名

リザプロ

入会金

公式サイトにて要問い合わせ

料金体系

要問い合わせ

指導形態

オンライン(完全マンツーマン)

添削

あり(志望理由書・自己推薦書・小論文)

二次試験対策

小論文/模擬面接/プレゼン対策/グループディスカッション 全対応

主な合格実績

慶應義塾大学/早稲田大学/上智大学/青山学院大学/立教大学 など

無料体験・カウンセリング

あり(オンライン無料カウンセリング)

※最新の料金や合格実績については、公式サイトをご確認ください。

総合型選抜専門塾AOI

総合型選抜専門塾AOIは、映像授業+ドリル形式を採用することで低価格化を実現している塾です。AOIの授業料には、基本的に追加料金が発生しません。また、早期割引やキャンペーンも豊富に用意されているため、トータルコストをさらに抑えることも可能です。「料金の見通しを立てやすい塾を選びたい」「自分のペースで映像授業を進めたい」と考える受験生に向いています。

塾名

総合型選抜専門塾AOI

入会金

公式サイト要確認(早期割引キャンペーンあり)

料金体系

コース制:公式サイト参照

指導形態

オンライン/対面(映像授業+ドリル+個別指導)

添削

あり

二次試験対策

小論文/模擬面接/プレゼン対策/グループディスカッション 全対応

主な合格実績

慶應義塾大学/早稲田大学/関西学院大学/同志社大学/立命館大学 など

無料体験・カウンセリング

あり

※最新の料金や合格実績については、公式サイトをご確認ください。

Loohcs(ルークス)志塾

Loohcs志塾は、コマ制と月額制の2種類の料金体系から自分に合ったプランを選べる点が魅力の塾です。夏期講習や冬期講習などの特別パックは別途料金が発生しますが、塾生であれば通常料金より割安で受講できる仕組みが用意されています。「定期的に通うか必要な部分だけ受講するか、自分で決めたい」という受験生におすすめです。

塾名

Loohcs(ルークス)志塾

入会金

公式サイト要確認

料金体系

コマ制:27,500円〜(税込)
月額制:59,800円〜(税込)
※いずれも高校3年生の料金です。

指導形態

対面/オンライン

添削

あり

二次試験対策

小論文/模擬面接/プレゼン対策/グループディスカッション 全対応

主な合格実績

慶應義塾大学/上智大学/立教大学/青山学院大学/法政大学 など

無料体験・カウンセリング

あり

※最新の料金や合格実績については、公式サイトをご確認ください。

KOSSUN教育ラボ

KOSSUN教育ラボは、2012年に開塾した総合型選抜の専門塾です。一次対策と二次対策のそれぞれに3つのコースが用意されており、入塾費や追加費用などがかからない分かりやすい料金体系が特徴です。さらに、合格保証制度を備えており、万が一不合格だった場合のサポートも用意されています。「料金体系のシンプルさを重視したい」「合格保証で安心して学びたい」という受験生に最適です。

塾名

KOSSUN教育ラボ

入会金

なし

料金体系

コース制:400,000円〜(税込)

指導形態

オンライン/対面

添削

あり(追加費用なし)

二次試験対策

小論文/模擬面接/プレゼン対策/グループディスカッション

主な合格実績

慶應義塾大学/早稲田大学/上智大学/立教大学/中央大学 など

無料体験・カウンセリング

あり

※最新の料金や合格実績については、公式サイトをご確認ください。

大学受験ディアロ

大学受験ディアロは、通信教育大手「Z会」グループが運営する塾で、個別指導コースとデジタル教材コースの2つを展開しています。デジタル教材コースを選択すれば、コスパ良く総合型選抜対策に取り組めるのが大きな特徴です。「大手Z会のサポートを受けたい」「対面指導とデジタル学習を組み合わせたい」という受験生におすすめできる選択肢です。

塾名

大学受験ディアロ

入会金

公式サイト要確認

料金体系

月謝制:公式サイト参照

指導形態

対面/オンライン(マンツーマン/少人数)

添削

あり

二次試験対策

小論文/模擬面接/プレゼン対策

主な合格実績

東京大学/早稲田大学/慶應義塾大学/明治大学/中央大学 など

無料体験・カウンセリング

あり

※最新の料金や合格実績については、公式サイトをご確認ください。

Studyコーデ

Studyコーデは、短期集中型のカリキュラムを採用することで低価格化を実現しているオンライン塾です。一般入試との両立コースと総合型選抜のみのコースが用意されているほか、夜12時までの受講や振り返り面談などサポート体制も手厚く整えられています。「一般選抜と並行して効率的に対策したい」「夜遅くまで受講できる塾を探している」という受験生に最適です。

塾名

Studyコーデ

入会金

公式サイト要確認

料金体系

コース制:13,200円〜(税込)

月謝制:33,000円〜(税込)

指導形態

オンライン

添削

あり

二次試験対策

小論文/模擬面接/プレゼン対策

主な合格実績

慶應義塾大学/早稲田大学/上智大学/明治大学/関西学院大学 など

無料体験・カウンセリング

あり

※最新の料金や合格実績については、公式サイトをご確認ください。

総合型選抜の個別指導塾 洋々

洋々は、社会人としての経験を持つプロ講師が指導にあたる完全個別指導の塾です。プロ講師1名+メンター1名のダブルサポート体制を採用しているのが特徴です。費用はやや高めの設定ですが、その分指導の密度と質に強くこだわっており、難関校志望者から高い評価を得ています。「料金よりも指導の質を最優先したい」「実社会の知見を持つ講師から学びたい」という受験生に向いています。

塾名

総合型選抜の個別指導塾 洋々

入会金

公式サイト要確認

料金体系

月謝制:66,800円〜(税込)
※高校2年生向けの料金です。

指導形態

対面/オンライン(プロ講師+メンターのダブル体制)

添削

あり

二次試験対策

小論文/模擬面接/プレゼン対策/グループディスカッション 全対応

主な合格実績

東京大学/一橋大学/慶應義塾大学/早稲田大学/上智大学 など

無料体験・カウンセリング

あり

※最新の料金や合格実績については、公式サイトをご確認ください。

総合型選抜(AO入試)の塾の費用を比較するときのポイント


塾の費用は表面的な金額だけで判断すると、後から「思ったより高くついた」となりがちです。ここでは、料金を比較する際にぜひ確認しておきたい3つのチェックポイントを紹介します。

総額の内訳を全て調べてみる

月謝や授業料の数字だけを見るのではなく、入学金・授業料・施設利用料・教材費・システム利用料など費用の内訳も必ず確認しましょう。表面的な月謝が安く見えても、初期費用や教材費を加えると年間総額で他塾より高くなるケースは少なくありません。合格までに必要な総額を、入試本番までの月数で割って「月あたりの平均コスト」を算出することで、各塾を同じ土俵で比較できます。

追加費用の有無を確認する

基本料金のほかに、追加料金が発生しないかどうかも確認しましょう。たとえば、志望理由書の添削回数に制限はないか、制限を超えた場合の1回あたりの料金はいくらかなどを必ず把握しておくことが重要です。また、夏期講習や直前対策、2校目以降の出願対策が別料金(オプション)になっていないかもチェックが必要です。「基本料金は安いが、必要な対策がほぼ全部オプション扱い」という塾も中にはあるため、契約前に書面で確認することをおすすめします。

1時間あたりの単価を算出してみる

表面上の月謝だけで比較するのではなく、実際に「1時間あたりの単価」を算出してみましょう。同じ月10万円でも、個別指導が月8時間なのか月20時間なのかで実質的な価値はまったく異なります。さらに、集団授業とマンツーマン指導では密度が大きく違うため、特に個別指導の時間数に注目して比較するのがポイントです。1時間あたりの単価を算出すれば、「費用は安いが指導時間が短い塾」と「費用はやや高いが手厚い塾」のどちらが自分に合うかを冷静に判断できます。

総合型選抜(AO入試)の塾を選ぶときに費用以外に確認すべき点


料金だけで塾を絞り込めない場合や、複数の候補で迷っている場合に確認したいのが、カリキュラムの内容や合格実績、講師の質といった「中身」のポイントです。ここでは費用以外に確認すべき4つの観点を紹介します。

カリキュラムの内容

塾のカリキュラムが志望理由書の作成だけでなく、小論文・面接・活動実績(探究学習)などのサポートまで網羅されているかを必ず確認しましょう。総合型選抜では様々な試験で受験生を多角的に評価するため、対策範囲が狭い塾を選ぶとどうしても穴が生まれやすくなります。さらに、自分の志望学部に特化した「専門的な対策」ができるカリキュラムになっているかも重要なチェック項目です。理系志望なのに文系中心の指導が多い塾を選んでしまうと、ミスマッチによる時間の浪費につながる可能性があります。

合格実績

塾の合格実績を見るときは、単なる合格者の総数だけでなく、自分と同じレベルの志望校への「現役合格率」も確認しましょう。「累計合格者〇〇名」という数字は塾の歴史が長いほど大きくなりやすく、直近の実力を反映していない場合があります。そのほか、内申点が低い状態からの「逆転合格」の実績があるかどうかも、大きな指標になります。可能であれば、自分と同じ志望校・学部の合格者がいるかを問い合わせ時に確認すると良いでしょう。

講師やメンターの質

講師が学生バイト中心なのか、それとも経験豊富な社会人が中心なのかを必ず確認しましょう。総合型選抜は社会的視点や深い思考力が問われるため、指導者の経験値が成果に直結しやすいです。また、担任制で一貫した指導を受けられるか、それとも毎回講師が変わってしまうのかどうかも極めて重要なポイントです。担当が固定されないと、毎回自己紹介や状況説明から始めることになり、貴重な指導時間が削られてしまうためです。

指導形態

対面の通塾型・オンライン完結型・両方のハイブリッド型のうち、自分のライフスタイルに合っているのはどれなのかを検討しましょう。学校との両立や通塾時間の負担を考えると、オンライン完結型のメリットが大きい受験生も多いはずです。そのほか、質問したいときにチャット等ですぐに相談できる環境があるかどうかも、必ず確認しておきたいポイントです。「指導日以外は質問不可」という塾だと、家で煮詰まったときに学習が止まってしまう可能性もあります。

総合型選抜(AO入試)の塾の費用に関するよくある質問


ここでは、総合型選抜の塾の費用に関して受験生・保護者からよく寄せられる質問を3つ取り上げ、それぞれにお答えしていきます。塾選びの参考にしてください。

費用が安い塾の注意点は?

結論から言うと、安さの理由を必ず確認することが大切です。たとえば、オンライン特化塾なら「校舎の維持費がないから安い」という明確かつ正当な理由がありますが、単に「添削回数が少ない」「講師が学生バイトのみ」という理由で安い場合は注意が必要になります。そのため、料金の安さだけで決めず、その安さが「サービス削減によるもの」なのか「効率化によるもの」なのかを入塾前に必ず確認しましょう。

添削に追加料金はかかる?

添削にかかる料金については塾によって大きく異なり、無制限のところと回数制のところに分かれます。月謝制やコース制の多くは添削回数が無制限ですが、一部の塾やスポット授業では「5回目以降は1回1万円(税込)」といった追加費用が発生するケースもあります。志望理由書は何度も書き直して完成させるものなので、添削回数の制限は合否に直結する重要な要素です。契約前に必ず「無制限なのか/回数制なのか/超過時の料金はいくらか」を書面で確認しましょう。

結局、総額はいくらぐらいかかるの?

一般的には、総額50万円〜70万円(税込)がボリュームゾーンとされています。ただし、入塾の時期(高2からか高3夏からか)やカリキュラムの内容、志望校の数などで大きく変動するため、一概にいくらと断言することはできません。まずは最低でも50万円を一つの目安として予算を組み、そのうえで複数の塾の見積もりを比較するのがおすすめです。決して安くはない金額のため、保護者と相談したうえで双方が納得できる塾を選びましょう。

コスパの良い塾を探しているならリザプロがおすすめ!


総合型選抜の塾の費用は、料金体系・追加料金・指導時間など多くの要素で変動するため、表面的な金額だけで決めるのは危険です。総額の内訳・追加費用の有無・1時間あたりの単価といった視点でしっかり比較し、費用以外の要素(カリキュラム・合格実績・講師の質・指導形態)も含めて総合的に判断することが、後悔のない塾選びにつながります。

リザプロは、完全オンラインで運営されているためコスパが良く、志望校や必要な対策に合わせて無駄のないオーダーメイドカリキュラムを組んでくれる総合型選抜・学校推薦型選抜専門の塾です。マンツーマン指導と多数の合格実績を、地方からでも受けられる環境が整っています。「予算を抑えながら、質の高い対策を受けたい」と考える受験生は、まずは無料カウンセリングで自分に合うかを確認してみてください。