総合型選抜の出願時期は8月〜9月。受験生にとって夏休みは、志望理由書を完成させ、活動実績を棚卸しし、面接や小論文の対策をスタートさせる重要な期間です。そんな貴重な夏を有効活用するために頼りになるのが、各塾・予備校が開講する夏期講習。
この記事では、総合型選抜の対策に強い夏期講習を提供する塾7校をピックアップし、それぞれの特徴・料金・実施期間を比較。あわせて、選び方のポイント、費用相場、独学との比較、夏休みの理想スケジュールまでを網羅的に紹介します。
総合型選抜の対策ができる夏期講習おすすめ7選
まずは、総合型選抜の対策ができる代表的な塾・予備校7校の夏期講習を紹介します。それぞれの強みや料金体系を比較しながら、自分に合うものを探してみてください。なお、料金や実施期間は2025年度の情報をベースにしているため、申し込み前に必ず各塾公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう。
リザプロ
リザプロは、総合型選抜・学校推薦型選抜に特化した完全オンライン対応の専門塾です。生徒の状況に合わせて個別最適化された対策プログラムを提供しています。
リザプロの主な特徴は3つあります。1つ目は、専属コンシェルジュが毎月3者面談を実施しながら志望校選定から書類作成、活動実績の積み方まで一気通貫で伴走してくれることです。2つ目は、生徒一人ひとりの志望校や志望分野にぴったりの課外活動を用意・提案してくれること。3つ目は、完全定員制にして講師1人あたりの担当生徒数を抑え、夏休みのような書類完成期に質の高い添削指導を受けられることです。夏に書類を一気に仕上げたい人、活動実績作りも並行して進めたい人に最適な塾と言えるでしょう。
項目 | 内容 |
|---|---|
料金 | 要問い合わせ(無料相談あり) |
実施期間 | 要問い合わせ |
スケジュール | 生徒ごとにオーダーメイド |
受講形式 | オンライン(マンツーマン) |
明光義塾|小論文・面接・総合問題対策コース
明光義塾は、全国に教室を展開する個別指導塾の最大手です。夏期講習では、総合型選抜・学校推薦型選抜に向けた専用コースが用意されています。
コースの特徴は3つ。1つ目は、志望理由書・面接準備・小論文対策をワンストップで進められる総合的なカリキュラム設計。2つ目は、志望大学の出題傾向に合わせて学習内容をカスタマイズできる柔軟性で、大学ごとの対策に深く踏み込めます。3つ目は、別途用意されている「英語4技能対策コース」と組み合わせれば、英検・TOEICといった出願資格対策まで同じ塾で完結できる点。総合型選抜の全方位対策をひとつの塾でまとめたい人におすすめです。
項目 | 内容 |
|---|---|
料金 | 教室により異なる(要問い合わせ) |
実施期間 | 7月〜8月 |
スケジュール | 教室ごとに設定 |
受講形式 | 対面(個別指導) |
スクールIE|総合型選抜対策
スクールIEは、個別指導の老舗として高い実績を誇る塾です。夏期講習の総合型選抜対策コースは、現役のプロ講師によって手厚い指導が実施されています。
コースの特徴は3つ。1つ目は、プロ講師による徹底した小論文添削で、書いては直しを繰り返しながら表現力を磨いていけます。2つ目は、エントリーシートや面接の対策まで含む幅広いカリキュラム。3つ目は、高校1年生・2年生でも受講可能な点で、早期スタートを切りたい受験生に対応してくれます。書類対策と並行して、面接の練習量も確保したい人に向いています。
項目 | 内容 |
|---|---|
料金 | 教室により異なる(要問い合わせ) |
実施期間 | 7月〜8月 |
スケジュール | 週1〜複数回、教室ごとに設定 |
受講形式 | 対面(個別指導) |
ディアロ|1:1対話式トレーニングコース
ディアロは、Z会グループの個別指導塾で「対話式トレーニング」という独自のメソッドを展開する塾です。
コースの特徴は3つ。1つ目は、教材で自分でインプットした内容をトレーナーに対して説明するアウトプット中心の学習設計で、面接・プレゼンの実戦力が自然と身につきます。2つ目は、毎回カウンセリングがあり、学習進度や悩みをこまめに整理できる伴走スタイル。3つ目は、高校1年生・2年生・既卒生も受講可能で、長期的に対策を進めたい人にも対応している点。なお、これは2025年の内容のため、最新情報は公式サイトで確認してください。
項目 | 内容 |
|---|---|
料金 | 要問い合わせ |
実施期間 | 7月〜8月 |
スケジュール | 校舎ごとに設定 |
受講形式 | 対面(1:1対話式) |
トフルゼミナール|夏期講習会
トフルゼミナールは、英語教育に強みを持つ予備校です。総合型選抜の中でも特に英語系学部や国際系学部を狙う受験生におすすめの予備校となっています。
コースの特徴は3つ。1つ目は、英作文・読解・リスニングといった英語4技能の対策講座が極めて充実している点で、英検準1級〜1級レベルの対策まで可能。2つ目は、ICU・上智・早稲田国際教養といった、大学別の対策講座も用意されています。3つ目は、海外大学進学を視野に入れた指導もあり、グローバル系の進路を考える受験生にとって専門性が高いという特徴。英語が出願資格や試験項目に含まれる大学を志望する人に最適です。
項目 | 内容 |
|---|---|
料金 | 15,070円〜(税込) |
実施期間 | 7月下旬〜8月 |
スケジュール | 数日〜1週間程度 |
受講形式 | 対面・オンラインの両対応 |
駿台|総合型・学校推薦型選抜対策 ―入門―
駿台は、難関大学受験で全国的に名の知れた大手予備校です。総合型選抜の夏期講習でも、独自のカリキュラムを提供しています。
コースの特徴は3つ。1つ目は、講習・演習・個別指導が1セットで提供される総合的なパッケージ構成。インプットとアウトプットをバランスよく組み合わせて夏に基礎を固められます。2つ目は、志望校選びがまだの受験生でも参加できる入門編という位置づけで、これから総合型選抜を考え始めた人にも適応。3つ目は、より進んだ対策をしたい人向けに「総合型・学校推薦型選抜対策 ―志望理由書対策編―」も別途用意されており、レベルに応じた選択ができる点。総合型選抜のロードマップを夏のうちに描きたい人におすすめです。
項目 | 内容 |
|---|---|
料金 | 10,000円〜(税込) |
実施期間 | 7月下旬〜8月 |
スケジュール | 数日完結型(短期集中) |
受講形式 | 対面・映像授業 |
河合塾|総合型・学校推薦型選抜対策(出願書類編)
河合塾は、駿台と並ぶ大手予備校の代表格。夏期講習では、出願書類に特化した実戦的な講座を展開しています。
コースの特徴は3つ。1つ目は、志望理由書や自己アピール書といった、総合型選抜で最も重要な書類対策に特化したカリキュラムで、夏に書類の初稿を一気に完成させたい受験生に直撃します。2つ目は、基礎レベルからスタートできる設計で、初めて志望理由書に取り組む高3生でも安心。3つ目は、「総合型・学校推薦型選抜対策(小論文編)」もラインナップされており、書類対策とセットで小論文対策まで進められる連携設計。書類で勝負する戦略の受験生に向いた構成となっています。
項目 | 内容 |
|---|---|
料金 | 22,700円(税込) |
実施期間 | 7月下旬〜8月 |
スケジュール | 数日完結型 |
受講形式 | 対面・映像授業 |
総合型選抜の夏期講習を選ぶときのポイント
ここまで7つの夏期講習を紹介してきましたが、結局どれを選べばいいのか迷ってしまった人もいるかもしれません。ここでは、夏期講習を選ぶときに押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
カリキュラム内容
最初にチェックすべきは、その夏期講習が総合型選抜のどの対策に重点を置いているか。志望理由書の作成、小論文、面接、活動実績作り、英語資格対策と総合型選抜の対策項目は実に多岐にわたるため、塾によって得意分野が異なります。
そのため、自分の弱点や目的に合った内容かどうかを見極めることが何より重要です。書類対策が足りていないなら書類特化型の講座、面接が苦手ならアウトプット重視の講座、というように、夏休み終わりまでに何をどこまで仕上げたいかを明確にしてから選びましょう。
学習環境やサポート体制
カリキュラムだけでなく、学習環境とサポート体制も塾選びの判断材料となります。マンツーマンの個別指導か少人数のグループ指導か、対面なのかオンラインなのかなど、自分に合った学習環境を選ぶことが重要です。
また、授業時間外でも質問できるか、書類の添削は何回まで可能か、自習スペースは使えるかといったサポート体制の手厚さも必ず確認しておきたいポイントです。
夏休みは、家だとどうしても誘惑が多くダラダラしてしまいがちです。そのため、自習室の有無や開放時間なども、塾選びの大事なチェックポイントになります。
合格実績
塾全体の合格実績だけでなく、自分が志望する大学・学部の合格実績をチェックすることも大切です。たとえ合格者数が多くても、自分の志望校への実績が薄い塾だと、その大学の傾向に沿った指導を受けられない可能性があるためです。
また、合格実績を確認する際は、過去数年間の実績を見るようにしましょう。指導力の安定性も判断できます。たとえば、直近1年だけ実績が突出していてそれ以前は伸び悩んでいる塾よりも、安定して合格者を出し続けている塾のほうが確かなノウハウがあると言えます。各塾の公式サイトや無料相談で、必ず数字を確認してから判断しましょう。
総合型選抜の夏期講習の費用相場
総合型選抜の夏期講習にかかる費用は、指導形態によって大きく異なります。代表的な2タイプの料金相場を表にまとめました。
指導形態 | 料金相場(夏期講習全体) |
|---|---|
個別指導 | 約60,000円〜200,000円 |
集団指導 | 約50,000円〜150,000円 |
料金は、授業回数やカリキュラムの内容などによって大きく変動します。たとえば、個別指導のほうが集団指導より高めに設定されているのは、講師1人あたりの生徒数が少なく、一人ひとりに割く時間が多くなるためです。書類の添削回数も、個別指導のほうが圧倒的に多く取れる傾向にあります。
また、夏期講習に関しては、外部生よりも塾生のほうが安く受講できるパターンが多いです。普段から通っている塾があるなら、まずはそこの夏期講習を検討するのが良いでしょう。ただ、現在通っている塾が一般入試の特化型で、総合型選抜へのサポート体制が充実していない場合は、別の塾の夏期講習を併用するのがおすすめです。
総合型選抜の対策をするなら独学と夏期講習のどちらが良い?
そもそも夏期講習を受けるべきかどうか迷っている人もいるかもしれません。独学と夏期講習、それぞれが向いている人の特徴を整理しておきます。
独学が向いている人の特徴
独学に向いているのは、夏休みの学習計画が細かく決まっており、自分でPDCAを回せるタイプの人です。志望理由書をいつまでに仕上げ、小論文をどこまで進め、面接練習をどう進めるかなど、具体的なスケジュールを組んでいる人なら独学でも十分に成果を出せるでしょう。
このような「計画性」に加えて、その計画をやり抜く「自走力」、そして「相談・添削を頼める環境」。この3つが揃っているなら、独学でも十分に合格を目指せます。学校の先生や総合型選抜で合格した先輩などのネットワークがあれば、塾なしでも書類のクオリティをぐっと高めていけるでしょう。
夏期講習を受けるべき人の特徴
一方、夏期講習を受講したほうが良いのは、何から手をつければ良いか分からないとスタート地点でつまずいているタイプの人です。総合型選抜は対策することが多く、独学では何を優先すべきかの判断自体が難しいため、プロにスケジュールを管理してもらうほうが圧倒的にスムーズに進められます。
また、自宅だと集中力を保てない人や自己分析の壁打ち相手が欲しい人、書類添削をプロにお願いしたい人にも夏期講習がぴったりです。特に志望理由書は、第三者の客観的なフィードバックなしには質を高めるのが極めて難しい書類です。そのため、書類を仕上げるのに最適な夏休みこそ、塾の力を借りると良いでしょう。
総合型選抜の対策に集中する夏休みの理想スケジュール
夏期講習を受講するにしても独学で進めるにしても、夏休み全体のスケジュール感を把握しておくのがおすすめです。総合型選抜の対策に集中するなら、以下のようなスケジュールを参考にしてみてください。
時期 | やるべきこと |
|---|---|
7月中 | 夏期講習スタート。自己分析と大学分析を完了。志望理由書の骨子作成 |
8月上旬 | 志望理由書を一度書き上げる。自己PR書の初稿作成 |
8月下旬 | 志望理由書を添削にかけ完成度を上げる。活動実績の棚卸し |
9月以降 | 出願書類を完成・提出。面接やプレゼンの対策を開始 |
7月中は、自己分析と大学分析にじっくり時間をかける時期です。なぜこの大学のこの学部なのかを、過去の経験と将来の目標などをもとに丁寧に言語化します。また、大学の公式サイトやパンフレット、シラバスなどを読み込み、大学に関するリサーチもしっかり行いましょう。オープンキャンパスに参加したり、知り合いのOBGにインタビューをしたりするのもおすすめです。
8月上旬には、志望理由書を一度書き上げましょう。しっくりこない箇所があれば、改めて自己分析と大学研究を行ってみてください。8月下旬までには添削をしてもらい、9月の出願に向けて書類を仕上げるのが理想です。もし活動実績が薄いと感じたら、夏休み中に新しい挑戦を始めるのも良いでしょう。
9月以降は出願と並行して、面接・プレゼンの対策に本格的に取り組みます。書類に記載した内容について深掘りしながら、自分の言葉で説明できるように練習する時期です。自信がつくまで模擬面接を繰り返してください。
総合型選抜の対策ができる夏期講習についてよくある質問
最後に、総合型選抜の夏期講習に関してよく寄せられる質問を3つ取り上げます。
夏期講習だけ普段通っているところと違う塾に受けに行くことは可能?
全く問題ありません。夏期講習だけ外部生の受け入れを積極的に行っている塾もたくさんあります。また、普段は一般入試を対策する塾に通い、夏休みだけ総合型選抜の講座を受講するという受験生も多いです。複数の塾の夏期講習を組み合わせて、自分専用のカリキュラムを作るのも良いでしょう。
夏期講習はいつから申し込みが始まる?
一般的には、6月〜7月上旬頃から夏期講習の申し込みが開始されます。人気の講座や定員が少ないマンツーマン指導のコースは、早い段階で締め切られてしまうことも珍しくありません。気になる塾がある場合は、5月〜6月の段階で公式サイトをチェックし、早期予約を入れておくと安心です。
夏期講習を受講するメリットは?
最大のメリットは、夏休みを計画的かつ集中的に過ごせることです。プロの指導を受けることで、独学では難しい自己分析の深掘りや書類の仕上げなどを、短期間で効率的に行うことができます。また、同じ目標を持つ受験生たちと夏期講習で出会えるため、モチベーション維持もしやすくなります。
総合型選抜の夏期講習を受けるならリザプロがおすすめ!
総合型選抜の合否を分ける夏休みは、書類対策・活動実績作り・小論文・面接対策と、やるべきことが山積み。夏期講習を活用すれば、独学では難しい添削や対話を通じて、書類のクオリティを一段引き上げることが可能となります。
数ある選択肢の中でも、総合型選抜・学校推薦型選抜に特化した専門塾「リザプロ」は特におすすめ。完全オンライン対応で全国どこからでも受講でき、専属コンシェルジュが志望校選定から書類添削、面接対策、さらには活動実績作りまで一気通貫で伴走してくれます。
「夏に書類を一気に仕上げたい」「自分専用のカリキュラムで効率よく対策したい」と感じている人は、まずはリザプロの無料相談を活用してみるのが第一歩。自分にとって最適な夏のプランがクリアに見えてきます。



