「総合型選抜の対策って、いつから始めればいいの?」「もう高校2年生だけど、今から間に合うのかな…」と悩んでいませんか。総合型選抜は学力試験中心の一般選抜と違い、高校生活全体での取り組みが評価対象となるため、対策を始める時期によって合格できる大学の選択肢が大きく変わってきます。

この記事では、総合型選抜の対策を始めるべき理想の時期から、エントリーから合格発表までの流れ、高校1年生〜高校3年生までの月別スケジュール、そして対策が遅れてしまった人がやるべきことまで徹底解説します。最後まで読めば、今の自分が何をすべきかがはっきりと分かり、余裕を持って合格に向けた準備を進められるはずです。

総合型選抜の対策はいつから始めるべき?

総合型選抜の対策を始める理想的な時期は、ずばり高校2年生の夏です。遅くとも高校2年生の冬までには対策をスタートさせておきたいところでしょう。なぜここまで早い時期からの準備をおすすめするのかというと、総合型選抜は高校生活全体での取り組みが評価対象となる入試方式だからです。評定平均、課外活動、資格取得、探究学習の成果など、大学側がチェックする要素は多岐にわたるため、高校3年生の直前期から急いで対策を始めても、評価されるだけの実績を積み上げることは現実的に困難です。早い時期から計画的に準備を進めることが、合格を確実にする最大のポイントとなります。

総合型選抜のエントリーから合格発表までの流れ

理想スケジュールを解説する前に、まずは総合型選抜の全体的な流れを押さえておきましょう。エントリーから合格発表までの流れと、混同しがちな「エントリー」と「出願」の違いを以下の図にまとめました。

月ごとに整理すると以下の通りです。

時期

ステップ

主な内容

高3 5月〜7月

エントリー

大学に「出願したい」という意思を伝える事前手続き

高3 8月〜9月

出願

志望理由書などの書類を正式に提出する

高3 9月〜10月

一次選考

提出書類による書類審査が行われる

高3 10月〜11月

二次選考

小論文・面接・プレゼンなどが課される

高3 11月〜12月

合格発表

多くの大学で合否が発表される


最初のステップである「エントリー」とは、大学に対して「総合型選抜を受験したい」という意思を事前に伝える手続きのことです。エントリーシートの提出が必要な大学もあり、ここで提出する内容が後の選考に影響することも少なくありません。次の「出願」は、志望理由書や調査書などの正式な出願書類を大学に提出する手続きで、ここから本格的な選考がスタートします。

エントリーと出願は混同されがちですが、エントリーは事前の意思表示、出願は正式な選考への参加申込みという点で大きく異なります。エントリー制度を採用していない大学もあるため、志望校の募集要項を必ず確認しましょう。

出願後は「一次選考」として書類審査が行われ、提出された志望理由書や活動報告書をもとに合否が判定されます。一次選考を通過すると「二次選考」に進み、小論文・面接・プレゼンテーションなど大学独自の試験が課されるのが一般的です。最後に「合格発表」が行われ、晴れて合格した受験生は入学手続きへと進んでいきます。

総合型選抜に合格するまでの理想スケジュール


ここからは、総合型選抜で合格を勝ち取るための理想的な月別スケジュールを紹介します。やるべきことを月別にマッピングしたものが下の図です。複数のタスクを並行して進めていくイメージをつかんでください。

文字でも整理しておきましょう。

時期

やるべきこと

高1〜高2の6月

定期テスト・課外活動に注力し評定平均と実績を積む

高2の7月〜3月

対策を本格スタート/資格取得・志望校研究

高3の4月〜5月

志望校決定/自己分析・大学分析

高3の5月〜7月

志望理由書の初稿作成・添削(エントリー)

高3の8月〜9月

出願・小論文/面接対策スタート

高3の9月〜10月

小論文・筆記試験の追い込み(一次選考)

高3の10月〜11月

面接・プレゼンの追い込み(二次選考)

高3の11月〜12月

合格発表


【高校1年生〜高校2年生の6月】定期テストや課外活動に励む


この時期にやるべきことは以下の通りです。

  • 定期テストに力を入れて高い評定平均を維持する
  • 部活動や委員会活動、ボランティアなどに積極的に挑戦する
  • 興味のある分野の本を読んだり、探究活動に取り組んだりする


高校1年生から高校2年生の前半は、総合型選抜の土台作りの時期です。まずは定期テストにしっかり取り組み、高い評定平均を維持することを最優先しましょう。総合型選抜では評定平均が出願条件に含まれる大学も多くあります。並行して、部活動や委員会活動、ボランティアなど、興味のあることには積極的に挑戦してみてください。この時期の経験が、後の志望理由書や面接で語れる「自分だけのストーリー」になります。

【高校2年生の7月〜3月】総合型選抜の対策を本格的に始める


この時期にやるべきことは以下の通りです。

  • 評定平均を上げるために定期テストに力を入れる
  • 英検などの資格取得にチャレンジする
  • 気になる大学や学部を探し始める


高校2年生の夏から春休みにかけては、総合型選抜の対策を本格的に始める理想的なタイミングです。引き続き、評定平均を上げるために定期テストに全力で取り組みつつ、英検をはじめとする資格取得にも積極的にチャレンジしましょう。英検準1級などの高い級を取得しておくと、出願資格や評価面で有利に働く可能性があります。同時に、自分が興味を持てる大学や学部がないかをリサーチし始めると、志望校選びがスムーズに進みます。

【高校3年生の4〜5月】志望校を決めて自己分析や大学分析を行う


この時期にやるべきことは以下の通りです。

  • これまでの情報収集と自己分析をもとに受験校を決定する
  • 志望校のアドミッション・ポリシーやカリキュラムをリサーチする
  • 自分自身の経験や強みを言語化する自己分析を行う


高校3年生の春は、いよいよ志望校を決める大切な時期です。これまで集めてきた情報と自己分析の結果をもとに、受験する大学・学部を決定しましょう。出願校が固まったら、その大学のアドミッション・ポリシーやカリキュラム、教員の研究内容などを徹底的にリサーチします。同時に、自分の強みや経験を言語化する自己分析にも取り組み、志望大学と自分をどのように結びつけて語れるかを考え始めることが重要です。

【高校3年生の5月〜7月】志望理由書の対策を始める


この時期にやるべきことと、総合型選抜の流れは以下の通りです。

時期

高校3年生の5月〜7月

総合型選抜の流れ

エントリー


高校3年生の5月から7月にかけては、志望理由書の対策を始める時期です。多くの大学でこの時期にエントリーが開始されるため、自己分析と大学分析の結果をもとに、志望理由書の初稿を書き始めましょう。一度書き上げた志望理由書は、必ず学校の先生や塾の講師など第三者に添削してもらうことが大切です。自分一人では気づけない論理の飛躍や表現の弱さを指摘してもらい、何度も書き直しを重ねることで完成度を高めていきましょう。

【高校3年生の8月〜9月】出願開始!小論文と面接の対策を始める


この時期にやるべきことと、総合型選抜の流れは以下の通りです。


時期

高校3年生の8月〜9月

総合型選抜の流れ

出願


高校3年生の夏休みは、いよいよ出願がスタートする勝負の時期です。何度も推敲した出願書類を完璧に仕上げ、締切に余裕を持って提出しましょう。提出後は気を抜かず、二次選考で課されることの多い小論文と面接の対策を本格的にスタートさせます。小論文は過去問演習を中心に、面接は想定問答集を作って声に出して練習するのが効果的です。出願書類に書いた内容を深く掘り下げる質問にも、自信を持って答えられるよう準備を進めましょう。

【高校3年生の9月〜10月】小論文や筆記試験の追い込みをする


この時期にやるべきことと、総合型選抜の流れは以下の通りです。


時期

高校3年生の9月〜10月

総合型選抜の流れ

一次選考


高校3年生の9月から10月にかけては、一次選考が行われる時期です。書類審査の結果を待ちながら、二次選考に向けて小論文の過去問演習を繰り返し行いましょう。志望大学の過去の出題傾向を分析し、頻出テーマについて自分なりの意見をまとめる練習を重ねることが大切です。また、大学独自の筆記試験が課される場合は、その対策にも集中的に取り組みましょう。書いた答案は必ず先生や講師に添削してもらい、論理構成や表現を磨き上げることが合格への近道となります。

【高校3年生の10月〜11月】面接やプレゼンの追い込みをする


この時期にやるべきことと、総合型選抜の流れは以下の通りです。


時期

高校3年生の10月〜11月

総合型選抜の流れ

二次選考


高校3年生の10月から11月は、二次選考の本番がやってくる総合型選抜のクライマックスです。学校や塾で模擬面接を何度も繰り返し行い、自然な受け答えができるよう練習しましょう。志望理由書の内容を深掘りする質問に対しても、自信を持って答えられるまで精度を上げることが大切です。プレゼンテーションが課される大学の場合は、発表資料を完成させたうえで、実際に声に出して発表する練習を繰り返しましょう。本番で緊張しないよう、人前で話す経験を積んでおくことがポイントです。

【高校3年生の11月〜12月】合格発表


この時期にやるべきことと、総合型選抜の流れは以下の通りです。


時期

高校3年生の11月〜12月

総合型選抜の流れ

合格発表


高校3年生の11月から12月にかけては、いよいよ多くの大学で合格発表が行われます。これまでの努力が実を結ぶ瞬間ですが、結果がどうであれ気を緩めないことが大切です。万が一不合格だった場合に備え、合格発表まで一般選抜の勉強も継続しておきましょう。総合型選抜の対策と並行して基礎学力を維持しておくことで、不合格の場合でも気持ちを切り替えやすくなります。最後まで諦めずに準備を続けることで、後悔のない受験につながります。

 総合型選抜の対策が遅れてしまった!高3の夏から始める場合にや るべきこと


「総合型選抜を受けようと思ったのが高校3年生の夏で、もう遅いかも…」と悩んでいる人もいるでしょう。確かに理想のスケジュールから見れば出遅れていますが、決して間に合わないわけではありません。ここでは、対策が遅れてしまった人がやるべき3つのことを紹介します。

志望校の出願締切や必要書類を確認する

対策が遅れたと感じても、まずは焦らずに志望校の募集要項を熟読することから始めましょう。出願締切日、必要書類、選考内容、評価基準など、合格に必要な情報を正確に把握することが何よりも大切です。残された時間で何に最も注力すべきかを冷静に見極め、やるべきことをリストアップしていきます。複数の大学を受験する場合は、それぞれの締切や提出書類を一覧表にまとめて管理するとミスを防げるでしょう。スタートが遅れたからこそ、行き当たりばったりではなく戦略的に動くことが合格への近道です。

書類・小論文・面接の対策を並行して進める

通常のスケジュールであれば、志望理由書を仕上げてから小論文・面接対策へと段階的に進めていきますが、時間が限られている場合は一つの対策が終わってから次に着手するという余裕はありません。書類作成と小論文の練習、面接の準備を同時並行で進めることが不可欠です。通学中の電車や授業の合間など、移動時間やスキマ時間も最大限に活用しましょう。たとえば電車内では小論文の構成を頭の中で組み立てる、自宅では志望理由書を書き、面接の想定問答を声に出して練習するなど、限られた時間を最大効率で使う意識が求められます。

プロに添削や指導をお願いする

対策が遅れてしまった場合こそ、独学で進めるのは非常に危険です。志望理由書の論理構成や小論文の書き方、面接の受け答えなど、自分一人では気づけない弱点を客観的に指摘してもらうことによって、合格率は大きく変わります。総合型選抜の専門塾や単発の添削サービスなどを積極的に活用し、プロの力を借りながら効率的に対策を進めましょう。リザプロのような総合型選抜に特化した専門塾なら、短期間でも合格に必要なポイントを的確に押さえた指導を受けられます。時間がない人ほど、プロのサポートを受ける価値は大きいといえるでしょう。

 総合型選抜の対策時期に関するよくある質問


総合型選抜における、受験生からよく寄せられる質問をまとめました。出願・選考・合否に関する疑問の解消にお役立てください。

高校3年生の夏から対策を始めても間に合う?

高校3年生の夏から総合型選抜の対策を始めるのは、スケジュールとしては非常に厳しくなるものの、決して不可能ではありません。残された数ヶ月で書類作成・小論文・面接の対策を同時並行で進めなければならないため、計画的かつ集中的な取り組みが求められます。夏から始める場合は独学で進めるのではなく、必ず総合型選抜の専門塾や添削サービスなどを活用しましょう。プロの指導を受けることで、限られた時間の中でも合格に必要なポイントを効率よく押さえることができます。

一般入試の対策も並行して行う場合、いつから始めるべき?

総合型選抜と一般入試の両立を目指す場合も、やはり高校2年生のうちから対策を始めるのが理想的で、早ければ早いほど有利になります。両方の対策を並行するには時間配分が非常に重要となるため、十分な準備期間を確保しておくことが合格への鍵となります。高校2年生の間は、特に英語・数学・国語といった主要教科の基礎固めに集中することをおすすめします。基礎学力がしっかり身についていれば、高校3年生で総合型選抜の対策に時間を割いたとしても、一般入試で大きく遅れを取ることがなくなります。

総合型選抜の塾に入るならいつがおすすめ?

総合型選抜の塾に入るタイミングとしては、高校2年生の夏から通い始めるのが理想的です。この時期に入塾してプロのサポートを受け始めることで、志望校選びから自己分析、書類作成、小論文・面接対策まで、一つひとつのステップに余裕を持って取り組むことができます。早めに入塾することで、評定平均の上げ方や活動実績の積み方、英語資格の取得計画など、合格に向けた長期的な戦略をプロと一緒に立てられるのも大きなメリットです。本気で総合型選抜の合格を目指すなら、できるだけ早い時期の入塾を検討しましょう。

 リザプロで総合型選抜に特化したサポートを受けられる!


この記事では、総合型選抜の対策をいつから始めるべきか、エントリーから合格発表までの流れ、そして高校1年生から高校3年生までの月別の理想スケジュールについて詳しく解説しました。総合型選抜は高校生活全体での取り組みが評価されるため、理想は高校2年生の夏、遅くとも高校2年生の冬には対策を始めることが合格への一番の近道です。

一方で、評定平均の管理、課外活動、資格取得、志望理由書の作成、小論文・面接対策など、合格に必要な準備は多岐にわたります。「一人で全部やりきれるか不安」「効率よく合格率を高めたい」と感じている受験生には、総合型選抜に特化した専門塾のサポートを受けることを強くおすすめします。

リザプロは総合型選抜・学校推薦型選抜に特化した専門塾として、志望校の選定から自己分析、活動実績の積み上げ、志望理由書の添削、小論文・面接対策まで、合格に必要なすべてを一人ひとりに合わせて手厚くサポートしています。早い時期から対策を始めたい高校1〜2年生はもちろん、高校3年生から急いで対策を始めたい人にも、それぞれの状況に合わせた最適な指導プランを用意しています。まずは無料相談で、あなたに最適な総合型選抜対策のプランを見つけてみませんか。