立教大学コミュニティ福祉学部の自由選抜入試を徹底解説!コミュニティ政策学科・福祉学科の出願資格から志望理由書の書き方、小論文・面接対策まで合格に必要な情報を網羅。実際の合格者の志望理由書サンプル・ポートフォリオ例も掲載しています。


「立教のコミュニティ福祉学部って、自由選抜入試でコミュニティ政策と福祉どちらも受けられるの?」

「評定平均はどのくらい必要?英語資格は何が使える?」

「まちづくり・福祉ボランティア・地域活動の実績は有利になる?」


立教大学コミュニティ福祉学部の自由選抜入試を受験しようと考えているものの、対策方法がわからない人は多いはずです。本記事では、コミュニティ福祉学部自由選抜入試の基本情報から入試の仕組みを解説します。合格するために必要なレベル感と今から取り組むべき対策を、実際の合格者の志望理由書サンプルとともに紹介します。


この記事の要約

  • コミュニティ政策学科・福祉学科の2学科から出願可能(新座キャンパス)
  • 1次(書類審査)→2次(小論文+面接)の二段階選考。書類の完成度が合否を分ける
  • 全2学科で評定平均3.8以上(共通)・英語資格の提出が必須
  • 倍率は過去4年間で2.9〜7.2倍と推移。書類審査通過が最大の関門
  • 2025年度合格者の志望理由書サンプル(全文)+合格者のポートフォリオ例を掲載


目次

ステップ1:コミュニティ福祉学部自由選抜入試を正確に理解する

ステップ2:出願条件を満たす(評定・英語スコア・活動実績)

ステップ3:志望理由書を書くためにポートフォリオを整理する

ステップ4:2次選考(小論文・面接)を突破する

合格者の声

まとめ

立教大学 コミュニティ福祉学部 自由選抜入試 よくある質問(FAQ)


ステップ1:コミュニティ福祉学部自由選抜入試を正確に理解する

立教大学コミュニティ福祉学部の自由選抜入試は、志望する学部に関連した高い能力を持つ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性を持つ者を受け入れる総合型選抜です。

コミュニティ福祉学部 自由選抜入試 倍率推移(過去4年間)

入試年度

志願者数

書類選考合格者数

最終合格者数

実質倍率

2025年度

100名

35名

19名

5.3倍

2024年度

104名

38名

25名

4.2倍

2023年度

85名

39名

29名

2.9倍

2022年度

123名

25名

17名

7.2倍


※実質倍率は「志願者数÷最終合格者数」で算出。コミュニティ政策学科・福祉学科の合計です。


直近4年間で倍率は2.9〜7.2倍と変動幅が大きい入試です。2023年度は2.9倍と合格しやすい状況でしたが、2022年度は7.2倍と難易度が高かった年もあります。書類選考の通過率は約30〜46%、2次選考の通過率は約50〜74%であり、1次の書類審査が最大の関門です。

プログラムの全体像と位置づけ

立教大学コミュニティ福祉学部は、コミュニティ政策学科と福祉学科の2学科で構成されています。キャンパスは埼玉県新座市にあります。コミュニティ政策学科は地域社会の課題解決・まちづくり・市民参加・公共政策を中心に学び、福祉学科は社会福祉・社会保障・ソーシャルワークを体系的に学びます。フィールドワークや実習、地域連携活動が充実しており、現場との距離が近い学部です。

「自分が関わりたい地域課題や福祉課題」を、今のうちから具体的に探しておきましょう。

なぜ自由選抜入試という制度があるのか

自由選抜入試の目的は、志望する学部に関連した高い能力を持つ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性を持つ者で、本学並びに各学部の教育目的を理解し、そこで学びたいという熱意のある学生を受け入れることにあります。

コミュニティ福祉学部では、スポーツ活動、文化・芸術活動、地域活動、ボランティア活動、福祉・まちづくりに関連する実績など、多様な出願資格を設けており、受験生の個性に応じた出願が可能です。

アドミッション・ポリシーを読み込み、大学が求める学生像と自分の志が重なる部分を見つけてみてください。

入試全体の流れ

段階

内容

時期(2026年度入試)

出願

Web出願・書類提出

2025年9月11日〜9月17日(書類送付9月18日締切)

1次選考(書類審査)

提出書類に基づき総合評価

合格発表:2025年10月29日

2次選考(小論文・面接)

小論文試験+個人面接

2025年11月15日

合格発表

最終合格発表

2025年12月2日


学科別の出願資格の違い

学科

募集人員

評定平均

主な出願資格

コミュニティ政策学科

10名程度

3.8以上

方式Ⅰ(活動実績+英語)/ 方式Ⅱ(英語上位スコア)

福祉学科

若干名

3.8以上

方式Ⅰ(活動実績+英語)/ 方式Ⅱ(英語上位スコア)


※詳細な出願資格・英語スコア基準は必ず公式入試要項で確認してください。年度によって条件が変更される場合があります。

一般選抜との違い

比較項目

自由選抜入試

一般選抜

入試倍率

約2.9〜7.2倍

約3.2〜3.9倍(学科による)

評価軸

書類+小論文+面接の総合型

学力試験

面接

あり

なし

活動実績

重視

不問

向いている学生像

地域・福祉課題への関心と活動実績を持つ

学力で勝負したい


倍率の数値だけでなく、評価の「中身」が自分に合っているかを見極めることが合格への近道です。

【時期別】コミュニティ福祉学部自由選抜入試に合格する対策方法

高校1年生の対策

学業成績の安定が最優先です。全学科で評定平均3.8以上が必要なため、定期試験で安定した成績を取る習慣をつけてください。英語資格の取得も早期に始めましょう。英検2級、できれば準1級を高1のうちに取得しておくと安心です。

高校2年生の対策

出願資格に関わる活動実績を積み上げる時期です。コミュニティ福祉学部の学問と直結する活動で「自分だけの問い」を持てるようにしましょう。活動のわかりやすい記録(写真・発表資料・推薦資料等)をその都度保存しておくことが重要です。英語資格のスコアアップも並行して進めます。

高校3年生の対策

出願書類と2次試験対策の総仕上げを行います。夏休みまでに志望理由書を完成させましょう。9月出願のため、8月中にすべての書類を仕上げる必要があります。小論文対策は過去の出題傾向を調べ、時間を測って3回以上練習してください。面接対策は模擬面接を最低3回行い、志望理由を口頭でスムーズに語れる状態にしましょう。


ステップ2:出願条件を満たす(評定・英語スコア・活動実績)

出願資格(共通事項)

高等学校を卒業した者および卒業見込みの者が対象です。全学科共通で評定平均3.8以上が必要です。また英語もしくはその他の言語資格・検定試験のスコア提出が必須です。スコアは出願期間の初日から遡って2年以内に受験したものが有効です。

英語資格(主要な基準スコア)

学科(方式)

英検CSE

TOEFL iBT

IELTS

TEAP

両学科共通(方式Ⅰ)

1,950以上

42以上

4.0以上

225以上

両学科共通(方式Ⅱ)

2,125以上

57以上

4.5以上

267以上


※方式Ⅱ出願の場合、英語上位スコアのみで活動実績提出は不要。正確な基準は最新入試要項で確認してください。GTEC・TEAP CBT・ケンブリッジ英語検定なども利用可能です。

選考方法

【1次選考:書類審査】

提出された書類に基づき、高等学校での学業成績、資格・能力、志望理由などを総合的に評価します。提出書類には、入学志願票(Web出願)、高等学校の調査書、志望理由書(各学科の指定フォーマット)、英語資格のスコア証明書、活動実績を示す資料(該当者のみ)が含まれます。

【2次選考:小論文・面接】

1次選考合格者を対象に、小論文試験と個人面接が行われます。面接では志望理由書の内容を深掘りされるため、書いた内容をスムーズに口頭で説明できるよう準備してください。

合格する人・落ちる人の特徴

合格する人の特徴

合格する人は、評定平均3.8以上を前提としつつ、「なぜ立教のコミュニティ福祉学部でなければならないのか」を実際の地域活動・福祉体験に基づいて論理的に語れます。フィールドワークや地域連携活動などで「現場を知る」姿勢と、それを学問に接続する論理性が評価されます。

不合格になる人に共通する傾向

志望理由が「福祉に関心があるから」「地域のために何かしたいから」といった表面的な理由に留まっている場合は不合格に直結します。コミュニティ福祉学部で「何を」学び「どう」活かすのかという具体性が欠かせません。

評価されやすい活動実績

地域まちづくり・市民活動・ボランティア・福祉関連の実習・介護施設や支援施設での活動実績などが評価されます。重要なのは実績の規模ではなく、活動を通じた「地域・福祉への問い」をどう言語化できるかです。


ステップ3:志望理由書を書くためにポートフォリオを整理する

志望理由書を書く前に、自分の活動実績を「学問への問い」として整理する工程が不可欠です。以下では、実際の合格者のポートフォリオ例と志望理由書サンプルを参考に、自分だけのストーリーの組み立て方を解説します。

志望理由書で求められること

コミュニティ福祉学部の志望理由書では、以下の要素を盛り込む必要があります。なぜ立教大学コミュニティ福祉学部の特定の学科を選んだのか。高校時代の活動や体験から生まれた学問的関心。入学後の具体的な学修計画(ゼミ・科目等)。卒業後の将来像やキャリアビジョン。

「過去の体験(Past)→現在の問い(Present)→未来の計画(Future)」の流れで一貫性を持って組み立てることが重要です。

合格者のポートフォリオ例

実績の「凄さ」よりも、それをどうコミュニティ福祉学部での学びへの問いに接続したかが重要です。最新の合格者のポートフォリオを参考に、自分の活動の整理方法を学びましょう。

例1:地域共創・フィールドワーク重視型(2025年度合格 / コミュニティ政策学科)

活動内容:活動内容:世界各地の社会問題の解決には地域住民や外部支援の手が集い連携・共生することが不可欠という問題意識を持つ。オープンキャンパスでフィールドワークを多く含むカリキュラムを知り、座学にとどまらない実践的な学びの環境に強く惹かれた。多様な学問を横断的に学ぶことで、異なる境遇の人々の問題点を理解し共感できる力を養うことを目指す。

コミュニティ福祉学部での学びへの接続:コミュニティ政策学科での学びへの接続:「多様性を認め合う社会」の実現に必要な知識を習得するため、コミュニティ開発論・市民参加論・フィールドワーク型実習に積極的に取り組む計画を示した。人が集う豊かな地域環境の形成を目標に、社会問題を自ら解決していく力を養う姿勢を明確にした。


2025年度合格者 志望理由書サンプル(コミュニティ福祉学部 コミュニティ政策学科 自由選抜入試)

個人情報に関わる箇所は【非公開】として掲載しています。


私は貴学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科を志望する。将来は地域全体で協働するまちづくりを目指し、地方公務員として市民をサポートしていきたい。そのために貴学部で市民がまちづくりに関わることができる仕組みや体制を整えるための知識を身につけることが必要である。

まちづくりに関心を持ったきっかけは、廃校を活用した地域主催のイベントへの参加である。イベントに参加したことで地域の人達と関わることができ、一つのイベントで地域全体に一体感が生まれ、地域共創のまちづくりは地域活性化や地域間での交流に繋がることを知った。この経験からまちづくりを通じて多くの人を笑顔にしたいと思い、高校1年生の時に先輩が校内で発足させた地域共創を目標とするチームに参加した。

参加した当初はメンバーの一員として活動のサポートに尽力し、先輩の引退後は活動を引き継ぎ、また多くの人の笑顔が見たいという思いから、リーダーとして動物園の花壇制作や植物園でのフラワーアレンジメント教室などの実施に向けチームを引っ張ってきた。花壇制作では事前の綿密な打ち合わせと計画により成功を収め、次の活動への活力となり、フラワーアレンジメント教室企画を企業の方に提案し実施することができた。そこで打ち合わせでは自分の意見を積極的に伝えつつ、相手の意見も取り入れ発展的な意見に結実できた。

私は活動をする中で企画の提案やメンバーを先導すること、企業の方との打ち合わせにおいて責任を持った発言をすることを心がけた。スムーズに活動できるように、効率的な運営体制の考案や柔軟に対応できるスケジュール管理に努めた。私は人々と協働することを意識し、メンバーや地元大学生、企業の方や動植物園の方と共創することに喜びを感じ、動物園という公共施設を活用した花壇は市民との一体感を持つことができた。

成功したことも多い一方で、私達の活動に対する評価を見える化する手段を取り入れなかったため、市民の声を聞くことができなかったという課題があった。持続可能な活動にするためには市民の意見を聞き改善することが必須であり、私は先を見据える視野の広さを身につけるべきだと学んだ。

私が目指すまちづくりとは「人と人との繋がりの場」である。市民が慣れ親しんだ「場所」や地域の「モノ」を活用することで人が集い、活力あるまちづくりが実現できれば地域の繋がりが生まれる。「公共空間論」を学ぶことで空間のリノベーションを行い市民が集う場所の事例を知り、「コミュニティ開発論」「市民参加論」では深い知識を身につけていきたい。

オープンキャンパスに参加した際、学生自身が地域の問題を直接調査、課題発見を行い、解決策の提案までの一連の流れを実践できることを知った。フィールドワークは地域社会への接し方を学ぶことができる貴重な機会である。また近年の日本は外国人人口の増加が著しく、言語の壁による意思疎通の難しさはまちづくりにおける課題である。そこで留学生との交流の場であるグローバルラウンジに積極的に参加し、英語力とコミュニケーション能力を向上させていきたいと考えている。

将来は行政の立場としてまちづくりの基盤を作り、市民の主体性を重視してサポートをしていきたい。そのために初級地域公共政策士の資格取得をすることでまちづくりをする際に説得力のある意見の提示が可能になる。以上により、まちづくりにおいて必要な知識を学ぶことができ、学生が主体的に活動できる実習が充実している貴学部を志望する。

ステップ4:2次選考(小論文・面接)を突破する

1次選考(書類審査)を突破した後の最大の山場である2次選考について解説します。

小論文対策

コミュニティ福祉学部の小論文は、地域社会・福祉・コミュニティ政策に関するテーマが出題されます。高齢化・少子化・地域活性化・社会的孤立・移民・障がい者福祉など、現代日本が直面する地域・福祉課題が幅広く出題される傾向があります。

論述の型(推奨)

論述の型

内容

① 問題提起(1〜2文)

テーマに対する自分の立場と主張を明確にする。

② 根拠と分析(Body)

2〜3つの段落を使い、具体例・データ・社会的背景から多角的に論証する。

③ 反論への対応

予想される対立意見を挙げ、それに対する反論を示すことで議論の深さを証明する。

④ 結論(Conclusion)

主張を再確認し、将来的な展望や提言で締める。


面接対策

面接では志望理由書の内容を中心に質疑応答が行われます。「なぜ立教のコミュニティ福祉学部なのか」「なぜコミュニティ政策学科(または福祉学科)なのか」「入学後に何を学びたいか」「卒業後のキャリアビジョン」が頻出質問です。

志望理由書に書いた内容をそのまま暗記するのではなく、自分の言葉で自然に語れるようにしましょう。深掘りされた際にも、自分の考えを論理的に展開できる準備が必要です。

2次選考前に必ずやること

  • 小論文の過去問や類似テーマで時間を測って3回以上練習する。書き終わった後は先生等に添削してもらい、論理の飛躍がないか確認する。
  • 面接は模擬面接を最低3回行い、志望理由書の内容を口頭でスムーズに説明できる状態にする。
  • 志望する学科のカリキュラムやゼミ情報を入試要項・大学Webサイトで精読し、具体的な授業名や教授名を挙げられるようにする。
  • 社会やコミュニティ福祉学部に関連する時事問題を毎日チェックし、実社会の問題について豊かな議論ができる状態にしておく。


合格者の声

合格者のリアルな体験談を知ることは、合格への最短距離を歩むために欠かせません。本記事では、リザプロの合格者インタビューから、実際にコミュニティ福祉学部に合格した2025年度合格者の体験を紹介します。


【合格者インタビュー:準備中】

現在、合格者インタビューの掲載に向けて準備を進めています。公開までしばらくお待ちください。

公開後はこちらにリザプロの合格者インタビューページへのリンクを掲載します。


まとめ

立教大学コミュニティ福祉学部の自由選抜入試は、複数の学科それぞれに個性豊かな出願資格が設けられており、自分の強みを最大限に活かせる入試です。合格を目指すために、まずは志望する学科の出願資格を確認し、評定平均と英語スコアを早期に確保しましょう。続けて志望理由書の作成に取り組み、自分の活動経験とコミュニティ福祉学部のカリキュラムの接続を明確にしてください。

本記事で紹介した合格者のポートフォリオ例・志望理由書サンプルを参考に、あなただけの「学びのストーリー」を構築してください。


立教大学 コミュニティ福祉学部 自由選抜入試 よくある質問(FAQ)

Q1. コミュニティ政策学科と福祉学科はどう選べばいいですか?

地域まちづくり・市民参加・公共政策を学びたい場合はコミュニティ政策学科、社会福祉・ソーシャルワーク・社会保障を体系的に学びたい場合は福祉学科が適しています。初級地域公共政策士(コミュニティ政策学科)や社会福祉士受験資格(福祉学科)との関係も確認してください。


Q2. 社会福祉士の受験資格を取得できますか?

社会福祉士・精神保健福祉士の受験資格を取得したい場合は福祉学科を選んでください。コミュニティ政策学科では初級地域公共政策士の資格取得が可能です。詳細は最新のシラバスで確認してください。


Q3. 評定平均が3.8未満の場合、出願できませんか?

コミュニティ福祉学部の自由選抜入試では全学科共通で評定平均3.8以上が必要です。学校教育法施行規則第150条に該当する者(高卒認定等)は評定平均の条件が免除されます。


Q4. ボランティア活動がなくても出願できますか?

方式Ⅱで出願する場合は活動実績なしで出願可能です。ただし地域・福祉に関わる実績がある方が書類審査では有利です。


Q5. 新座キャンパスの環境について教えてください。

コミュニティ福祉学部は埼玉県新座市の新座キャンパスに所属します。観光学部・現代心理学部・スポーツウェルネス学部も同じキャンパスです。地域との連携や実習がしやすい環境が整っています。