立教大学 文学部の推薦入試(自由選抜入試)を受験しようと考えている方に向けて、出願資格や募集人数、試験内容、倍率などの情報をまとめました。

「自分は出願資格を満たしているのか」「どれくらいの倍率なのか」「試験対策は何をすればいいのか」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

※本記事は2026年度の自由選抜入試を参考にしております。最新の情報は必ず立教大学公式サイトでご確認ください。

立教大学 文学部 推薦入試(自由選抜入試)の募集要項

※2026年度の自由選抜入試を参考にしております。

立教大学 文学部の自由選抜入試は、キリスト教学科、文学科(英米文学専修・ドイツ文学専修・フランス文学専修・日本文学専修・文芸・思想専修)、史学科、教育学科の計8つの学科・専修で実施されています。

各学科・専修ごとに出願資格や募集人数が異なるため、以下で詳しく見ていきましょう。

キリスト教学科

項目

キリスト教学科

募集人数

若干名

出願資格

1. 卒業見込み:2026年3月に高校を卒業見込み、または卒業した者

2. 評定平均:3.8以上(高3の1学期までの全科目)

3. 学習意欲:キリスト教学科での勉学に強い意欲を持つ者

4. 活動実績や英語資格を持つ者(ボランティア活動、文化・芸術分野での実績、キリスト教関連活動、海外経験など)

評定平均

3.8以上

出願書類

入学志願票、志望理由書、活動報告書、調査書、英語資格証明書(該当者)

キリスト教学科は募集人数が若干名と少数精鋭の選抜です。キリスト教に対する深い関心や、ボランティア活動・文化芸術分野など多様な活動実績が求められます。出願書類では、なぜキリスト教学科で学びたいのかを明確に示すことが重要です。

文学科 英米文学専修

項目

文学科 英米文学専修

募集人数

10名程度

出願資格

1. 卒業見込み:2026年3月に高校を卒業見込み、または卒業した者

2. 評定平均:4.0以上(高3の1学期までの全科目)

3. 英語力:指定資格のいずれかを有する者

4. 英米の文学・文化・言語に強い関心を持つ者

評定平均

4.0以上

出願書類

入学志願票、志望理由書、調査書、外国語資格証明書

英米文学専修は文学部の中では比較的募集人数が多く、10名程度の枠があります。英語の高い語学力が明確な出願条件として求められているのが特徴です。英検準1級相当以上の資格が必要となるため、早期からの英語学習が不可欠です。

文学科 ドイツ文学専修

項目

文学科 ドイツ文学専修

募集人数

若干名

出願資格

1. 卒業見込み:2026年3月に高校を卒業見込み、または卒業した者

2. ドイツ語圏の文学・文化・言語に強い関心を持つ者

評定平均

出願書類

入学志願票、志望理由書、調査書

ドイツ文学専修は第1次選考(書類審査)が実施されず、出願者全員が第2次選考に進めるのが大きな特徴です。募集人数は若干名ですが、志願者数も比較的少ない傾向にあるため、しっかりと対策すれば合格のチャンスは十分にあります。

文学科 フランス文学専修

項目

文学科 フランス文学専修

募集人数

若干名

出願資格

1. 卒業見込み:2026年3月に高校を卒業見込み、または卒業した者

2. フランス語圏の文学・文化・言語に強い関心を持つ者

評定平均

出願書類

入学志願票、志望理由書、調査書

フランス文学専修もドイツ文学専修と同様に第1次選考が実施されません。フランス語やフランス文化に対する熱意をアピールすることが合格のカギとなります。

文学科 日本文学専修

項目

文学科 日本文学専修

募集人数

若干名

出願資格

1. 卒業見込み:2026年3月に高校を卒業見込み、または卒業した者

2. 評定平均:3.8以上(高3の1学期までの全科目)

3. 日本の文学・言語・文化に強い関心を持つ者

4. 指定の外国語資格のいずれかを持つ者

評定平均

3.8以上

出願書類

入学志願票、志望理由書、活動報告書、調査書、外国語資格証明書

日本文学専修は毎年30名以上の志願者がいる人気の専修です。募集人数が若干名であるため倍率は高めになる傾向があり、志望理由書での差別化が重要になります。

文学科 文芸・思想専修

項目

文学科 文芸・思想専修

募集人数

若干名

出願資格

1. 卒業見込み:2026年3月に高校を卒業見込み、または卒業した者

2. 評定平均:3.8以上(高3の1学期までの全科目)

3. 文芸・思想分野に強い関心を持つ者
4. 指定の外国語資格のいずれかを持つ者

評定平均

3.8以上

出願書類

入学志願票、志望理由書、調査書、外国語資格証明書

文芸・思想専修も志願者数に対して合格者が少なく、倍率が高くなりやすい専修です。幅広い人文学的教養と、独自の問題意識を志望理由書でしっかりと伝えることが求められます。

史学科

項目

史学科

募集人数

10名程度

出願資格

1. 卒業見込み:2026年3月に高校を卒業見込み、または卒業した者

2. 評定平均:3.8以上(高3の1学期までの全科目)

3. 歴史学に関する強い関心と意欲を持つ者

4. 指定の外国語資格のいずれかを持つ者

評定平均

3.8以上

出願書類

入学志願票、志望理由書、活動報告書、調査書、外国語資格証明書

史学科は文学部の中で英米文学専修と並んで募集人数が多い学科です。歴史学への強い関心に加え、自分なりの問題意識や研究テーマを持っていることが高く評価されます。

教育学科

項目

教育学科

募集人数

若干名

出願資格

1. 卒業見込み:2026年3月に高校を卒業見込み、または卒業した者

2. 評定平均:4.0以上(高3の1学期までの全科目)

3. 教育学に関する強い関心と意欲を持つ者

4. 指定の外国語資格のいずれかを持つ者

評定平均

4.0以上

出願書類

入学志願票、志望理由書、調査書

教育学科は文学部の中で最も倍率が高い学科です。募集人数が若干名と非常に少ないうえに志願者が多いため、狭き門となっています。教育に対する強い問題意識と具体的なビジョンを示すことが合格への近道です。

立教大学 文学部のアドミッションポリシー

アドミッションポリシーとは、大学が「どのような学生を受け入れたいか」を示した方針のことです。志望理由書の作成や面接対策において、このポリシーを理解しておくことは非常に重要です。

立教大学 文学部のアドミッションポリシーは以下の通りです。

【知識】高等学校を卒業するのに必要な単位を修得済であること、もしくはそれと同等の知識を有すること。

【技能】授業を理解し、調査・分析・発表・討論を行うために必要となる日本語の能力を有すること。コンピューターの基本ソフトをある程度操作できることが望まれる。「英語」に関しては、読む、書く、話す、聞くといった能力を高等学校で十分に身につけておくことが必要である。

【態度】文化の差異・性別・しょうがい等に対して偏見をもたず、さまざまな文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に活動できる素地があること。また、言語・芸術など人間の営為全般に関する興味・関心があり、それを学問的に探究する志を有すること。

【体験】これまでの体験の意味を深く考え、それを今後に生かしていこうとする気持ちを持つことが望まれる。体験の内容は問わない。

文学部が求めているのは、単に学力が高い学生ではなく、多様な文化や思想に対する偏見のない態度を持ち、自分のこれまでの経験を深く振り返り、それを今後の学びに活かそうとする学生です。志望理由書や面接では、自分がどのような体験を通じて何を考え、それを立教大学 文学部でどう深めたいのかを具体的に伝えることが大切です。

立教大学 文学部 推薦入試(自由選抜入試)の試験内容

※2026年度の自由選抜入試を参考にしております。

自由選抜入試は、第1次選考(書類審査)と第2次選考(面接等)の2段階で実施されます。ただし、文学科ドイツ文学専修・フランス文学専修は第1次選考が実施されず、出願者全員が第2次選考に進みます。

第1次選考(書類審査)

学科・専修

第1次選考

キリスト教学科

書類審査

英米文学専修

書類審査

ドイツ文学専修

第1次選考なし(出願者全員が第2次選考に進む)

フランス文学専修

第1次選考なし(出願者全員が第2次選考に進む)

日本文学専修

書類審査

文芸・思想専修

書類審査

史学科

書類審査

教育学科

書類審査


第1次選考は提出された志望理由書・活動報告書・調査書・資格証明書などに基づく書類選考です。高等学校での学業成績、資格・能力、志望理由などが総合的に評価されます。志望理由書と活動報告書の内容が合否を大きく左右するため、時間をかけて丁寧に作成しましょう。

第2次選考

学科・専修

第2次選考

キリスト教学科

面接

英米文学専修

英作文 + 面接

ドイツ文学専修

外国語総合試験(ドイツ語) + 面接

フランス文学専修

外国語総合試験(フランス語) + 面接

日本文学専修

面接

文芸・思想専修

面接

史学科

面接

教育学科

小論文 + 面接

第2次選考の内容は学科・専修によって大きく異なります。それぞれの評価ポイントは以下の通りです。

英作文(英米文学専修):英語の問題文が与えられ、それについて書かれた英作文から、読解力・文章構成力・表現力などが総合的に評価されます。日頃から英語でのライティング練習を積んでおくことが大切です。

外国語総合(ドイツ文学・フランス文学専修):ドイツ語・フランス語の語学力(読解・文法・語彙)を測る問題とともに、日本語による論理的構成力・表現力を測る総合問題が課されます。

小論文(教育学科):教育や社会などをめぐるテーマが与えられ、読解力・論理的構成力・表現力などが総合的に評価されます。日頃から教育問題に関心を持ち、自分なりの考えを整理しておきましょう。

面接(全学科・専修共通):志望動機や学びたいことについて深く掘り下げて聞かれます。提出書類の内容と矛盾がないように準備し、自分の言葉で熱意を伝えることが重要です。


立教大学 文学部 推薦入試(自由選抜入試)の試験日程

※2026年度の自由選抜入試を参考にしております。

項目

日程

Web出願期間

2025年9月11日(木)~9月17日(水)

書類送付締切日

2025年9月18日(木)

第1次選考 合格者発表日

2025年10月29日(水)

第2次選考日

2025年11月15日(土)

合格者発表日

2025年12月8日(月)

出願期間は約1週間と短いため、余裕を持って準備を進めることが重要です。特に志望理由書や活動報告書は時間をかけて練り上げる必要があるため、夏休み中には下書きを完成させておくとよいでしょう。

また、第1次選考の合格発表から第2次選考まで約2週間半しかありません。面接対策や小論文対策は、書類提出後すぐに始めることをおすすめします。

立教大学 文学部 推薦入試(自由選抜入試)の倍率

自由選抜入試の志願者数・合格者数・倍率を学科・専修ごとにまとめました。過去3年分のデータを比較することで、各学科・専修の難易度の傾向を把握できます。

学科・専修

志願者

合格者

倍率

志願者

合格者

倍率

志願者

合格者

倍率

2025年度

2024年度

2023年度

キリスト教学科

12

6

2.0倍

21

4

5.3倍

17

4

4.3倍

英米文学専修

49

25

2.0倍

30

18

1.7倍

37

18

2.1倍

ドイツ文学専修

11

4

2.8倍

10

4

2.5倍

7

3

2.3倍

フランス文学専修

15

6

2.5倍

21

5

4.2倍

12

4

3.0倍

日本文学専修

30

7

4.3倍

38

8

4.8倍

33

7

4.7倍

文芸・思想専修

39

7

5.6倍

29

7

4.1倍

35

5

7.0倍

史学科

70

29

2.4倍

67

24

2.8倍

28

26

1.1倍

教育学科

57

8

7.1倍

62

4

15.5倍

47

2

23.5倍

※出典:立教大学公式サイト「入試結果・過去問題」

学科・専修ごとの倍率の傾向は以下の通りです。

教育学科は2025年度7.1倍、2024年度15.5倍と、文学部の中で圧倒的に高い倍率を記録しています。募集人数が若干名と極めて少ないことが主な要因です。

英米文学専修は比較的倍率が落ち着いており、2025年度2.0倍、2024年度1.7倍でした。募集人数が10名程度と多いことが理由と考えられます。ただし評定平均4.0以上、英検2,300点以上相当という高い出願条件をクリアした受験生のみが出願している点には注意が必要です。

史学科は2025年度2.4倍、2024年度2.8倍と、募集人数10名程度に対して志願者数が60〜70名規模で安定しており、文学部の中では比較的合格しやすい学科といえます。

文芸・思想専修は2025年度5.6倍、2024年度4.1倍と、若干名の枠に対して志願者が30〜40名集まる狭き門です。出願条件も多く、対策が複合的に必要です。

倍率が高い学科を志望する場合は、独学ではなく塾の講師に指導してもらい、万全の対策を行うことが合格への近道です。

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2025年度合格 落合くん(立教大学 文学部 教育学科)

https://rizapuro.co.jp/interview/w4x6postl6

学部・学科を選んだ理由
落合くんは、教員の長時間労働が常態化し敬遠される職業になっている現実に強い問題意識を持ち、「将来は文部科学省に入り、AIを活用した教育行政の立場から教員の負担を軽減したい」という明確な目標から、教育制度・政策、教育心理、ICT活用を横断的に学べる教育学科を志望しました。この背景には、労働組合で働いていたお父様の影響や、恩師が過重労働で急逝されたという強烈な原体験がありました。

試験対策のコツと対策期間
落合くんの勝因は、自身の原体験(恩師の死や自身が教育に救われた経験)を深く掘り下げ、説得力のある志望理由を作り上げた点です。さらに、AIによる採点システム構築プログラムへ参加するなど、自ら行動を起こして「AIが教員の業務を代替できる可能性」を実感した経験を面接や書類でアピールできたことが高く評価されました。対策期間の詳細は公開されていませんが、こうした課外活動への参加や自己分析には時間がかかるため、早期から自身の原体験と向き合い、志望理由を深掘りしていくことが合格へのコツと言えます。


立教大学 文学部 推薦入試(自由選抜入試)に関するよくある質問

立教大学文学部の推薦入試(自由選抜入試)について、受験生からよく寄せられる質問をまとめました。出願・選考・合否に関する疑問の解消にお役立てください。

第1次試験の倍率はどれくらい?

2025年度の文学部における第1次選考(書類選考)の合格率は、学科・専修によって大きく異なります。

学科・専修

志願者

書類選考合格者

書類選考合格率

キリスト教学科

12

8

66.7%

英米文学専修

49

36

73.5%

ドイツ文学専修

11

フランス文学専修

15

日本文学専修

30

13

43.3%

文芸・思想専修

39

11

28.2%

史学科

70

33

47.1%

教育学科

57

12

21.1%

※出典:立教大学公式サイト「2025年度入試結果」

英米文学専修は書類選考で約73.5%が通過する一方、教育学科は約21.1%、文芸・思想専修は約28.2%と狭き門です。書類選考の段階で大きく絞り込まれる学科を志望する場合は、志望理由書や活動報告書の質を徹底的に高める必要があります。なお、ドイツ文学専修・フランス文学専修は第1次選考が実施されません。


推薦入試(自由選抜入試)で2つ以上の学部・学科に出願できる?

自由選抜入試では、出願できるのは1学科(専修)のみです。複数の学部や学科に同時出願することはできません。立教大学公式サイトにも以下のように明記されています。

出願は1学科(専修)に限ります。自由選抜入試内および帰国生入試との併願はできません。

ただし、試験日程が重複しない他の入試方式との併願は可能です。たとえば、自由選抜入試と一般選抜(一般入試・大学入学共通テスト利用入試)の併願は認められています。一方、自由選抜入試内での併願(例:文学部と異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試を併願)はできません。

他大学と併願することは可能?

他大学との併願は可能です。立教大学の自由選抜入試では、合格した場合に入学を確約することが出願条件にはなっていないため、他大学の推薦入試や一般入試と併願しても問題ありません。立教大学公式サイトでも以下のように説明されています。

他大学との併願は妨げませんが、立教大学での勉学に強い意欲を持っていることが重要です。

ただし、自由選抜入試は非常に人気の高い入試であり、多くの受験生が立教大学を第一志望として十分な準備をして臨んでいます。併願可能とはいえ、中途半端な気持ちでは合格は難しいため、立教大学への熱意を出願書類や面接でしっかり伝える必要があります。


推薦入試の対策ができるリザプロに入塾して立教大学 文学部の合格を目指そう

本記事では、立教大学 文学部の推薦入試(自由選抜入試)について、出願資格、試験内容、試験日程、倍率などの情報をまとめました。

文学部の自由選抜入試は、学科・専修によって試験内容や倍率が大きく異なります。教育学科のように倍率が10倍を超える学科もあれば、英米文学専修のように比較的合格しやすい学科もあります。いずれにしても、志望理由書の質と面接でのパフォーマンスが合否を大きく左右する入試であるため、早い段階からの対策が不可欠です。

リザプロでは、立教大学 文学部の推薦入試に特化した対策を受けることができます。専属の進路コンサルタントによるマンツーマン指導で、志望理由書の作成から面接練習まで徹底的にサポートしてもらえるので、自信を持って本番に臨めるでしょう。

立教大学 文学部への合格を目指す方は、ぜひリザプロでの対策をご検討ください。