立教大学社会学部の自由選抜入試を徹底解説!学科別の出願資格から志望理由書の書き方、小論文・面接対策まで、合格に必要な情報を網羅。実際の合格者の志望理由書サンプル・ポートフォリオ例も掲載しています。
「立教の社会学部って、自由選抜入試で受けられるの?社会学科・現代文化学科・メディア社会学科でそれぞれ条件が違うの?」
「評定平均はどのくらい必要?英語資格は何が使える?」
「志望理由書に「多文化共生」や「メディア」への関心を書いたら有利になる?」
立教大学社会学部の自由選抜入試を受験しようと考えているものの、対策方法がわからない人は多いはずです。本記事では、社会学部自由選抜入試の基本情報から入試の仕組みを解説します。合格するために必要なレベル感と今から取り組むべき対策を、実際の合格者の志望理由書サンプルとともに紹介します。
この記事の要約 |
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目次
ステップ1:社会学部自由選抜入試を正確に理解する
ステップ2:出願条件を満たす(評定・英語スコア・活動実績)
ステップ3:志望理由書を書くためにポートフォリオを整理する
ステップ4:2次選考(小論文・面接)を突破する
合格者の声
まとめ
立教大学 社会学部 自由選抜入試 よくある質問(FAQ)
ステップ1:社会学部自由選抜入試を正確に理解する
立教大学社会学部の自由選抜入試は、志望する学部に関連した高い能力を持つ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性を持つ者を受け入れる総合型選抜です。社会学部は社会学科・現代文化学科・メディア社会学科の3学科構成であり、それぞれに個性豊かな出願資格が設けられています。
社会学部 自由選抜入試 倍率推移(過去4年間)
入試年度 | 志願者数 | 書類選考合格者数 | 最終合格者数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
2025年度 | 283名 | 51名 | 23名 | 12.3倍 |
2024年度 | 214名 | 48名 | 22名 | 9.7倍 |
2023年度 | 207名 | 52名 | 22名 | 9.4倍 |
2022年度 | 234名 | 36名 | 14名 | 16.7倍 |
※実質倍率は「志願者数÷最終合格者数」で算出しています。社会学科・現代文化学科・メディア社会学科の3学科合計です。
直近4年間で倍率は9.4〜16.7倍と高い水準で推移しており、一般選抜と比較すると書類審査の配分が高い入試です。書類選考の通過率は約15〜25%、書類審査合格者の2次選考通過率はおおよそ45%であり、1次の書類審査が最大の関門です。
プログラムの全体像と位置づけ
立教大学社会学部は、社会学科・現代文化学科・メディア社会学科の3学科で構成されています。キャンパスは池袋にあり、社会読解力・メディアリテラシー・文化分析に強い特色ある学部です。
社会学科は社会構造や社会問題を理論的・実証的に分析する学問、現代文化学科はサブカルチャー・アイデンティティ・ジェンダー等の読解、メディア社会学科はデジタル社会におけるコミュニケーションと情報構造の解明に特化しています。3学科ともフィールドワーク・社会調査・インタビュー調査などの実践的な学修が充実している点が共通しています。
「自分が解き出したい社会の問い」の種を、今のうちから探しておきましょう。
なぜ自由選抜入試という制度があるのか
自由選抜入試の目的は、志望する学部に関連した高い能力を持つ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性を持つ者で、本学並びに各学部の教育目的を理解し、そこで学びたいという熱意のある学生を受け入れることにあります。
社会学部では、スポーツ活動、文化・芸術活動、海外での異文化体験、ボランティア活動、専攻分野に関連する実績など、多様な出願資格を設けており、受験生の個性に応じた出願が可能です。
アドミッション・ポリシーを読み込み、大学が求める学生像と自分の志が重なる部分を見つけてみてください。
入試全体の流れ
段階 | 内容 | 時期(2026年度入試) |
|---|---|---|
出願 | Web出願・書類提出 | 2025年9月11日〜9月17日(書類送付9月18日締切) |
1次選考(書類審査) | 提出書類に基づき総合評価 | 合格発表:2025年10月29日 |
2次選考(小論文・面接) | 小論文試験+個人面接 | 2025年11月15日 |
合格発表 | 最終合格発表 | 2025年12月2日 |
学科別の出願資格の違い
学科 | 募集人員 | 評定平均 | 主な出願資格の特徴 |
|---|---|---|---|
社会学科 | 10名程度 | 3.8以上 | 方式Ⅰ(活動実績+英語)/ 方式Ⅱ(英語上位スコア) |
現代文化学科 | 10名程度 | 3.8以上 | 方式Ⅰ(活動実績+英語)/ 方式Ⅱ(英語上位スコア) |
メディア社会学科 | 10名程度 | 3.8以上 | 方式Ⅰ(活動実績+英語)/ 方式Ⅱ(英語上位スコア) |
※詳細な出願資格・英語スコア基準は必ず公式入試要項で確認してください。年度によって条件が変更される場合があります。
一般選抜との違い
比較項目 | 自由選抜入試 | 一般選抜 |
|---|---|---|
入試倍率 | 約9.4〜16.7倍 | 約4.4倍(学科平均) |
評価軸 | 書類+小論文+面接の総合型 | 学力試験 |
面接 | あり | なし |
活動実績 | 重視 | 不問 |
向いている学生像 | 学問への明確な動機と社会問題意識を持つ | 学力で勝負したい |
倍率の数値だけでなく、評価の「中身」が自分に合っているかを見極めることが合格への近道です。
【時期別】社会学部自由選抜入試に合格する対策方法
高校1年生の対策
学業成績の安定が最優先です。全学科で評定平均3.8以上が必要なため、定期試験で安定した成績を取る習慣をつけてください。
英語資格の取得も早期に始めましょう。英検2級、できれば準1級を高1のうちに取得しておくと安心です。また、課外活動が乏しい時期なので、社会課題への関心を小さな実践(ボランティア・探究学習等)で温めておくと良いでしょう。
高校2年生の対策
出願資格に関わる活動実績を積み上げる時期です。ボランティア・多文化共生活動・メディア制作・社会調査などで「自分だけの問い」を持てるようにしましょう。活動のわかりやすい記録(写真・発表資料・推薦資料等)をその都度保存しておくことが重要です。
英語資格のスコアアップも並行して進めます。方式Ⅱ(英語上位スコア)で出願する場合、英検 CSE 2,125以上(TOEFL iBT 57以上等)が目安となります。
高校3年生の対策
出願書類と2次試験対策の総仕上げを行います。夏休みまでに志望理由書を完成させましょう。9月出願のため、8月中にすべての書類を仕上げる必要があります。小論文対策は過去の出題傾向を調べ、時間を測って3回以上練習してください。面接対策は模擬面接を最低3回行い、志望理由を口頭でスムーズに語れる状態にしましょう。
ステップ2:出願条件を満たす(評定・英語スコア・活動実績)
出願資格(共通事項)
高等学校を卒業した者および卒業見込みの者が対象です。3学科共通で評定平均3.8以上が必要です。また英語かその他の言語資格・検定試験のスコア提出が必須です。スコアは出願期間の初日から遡って2年以内に受験したものが有効です。
英語資格(主要な基準スコア)
学科(方式) | 英検 CSE | TOEFL iBT | IELTS | TEAP |
|---|---|---|---|---|
社会学科(方式Ⅰ) | 1,950以上 | 42以上 | 4.0以上 | 225以上 |
社会学科(方式Ⅱ) | 2,125以上 | 57以上 | 4.5以上 | 267以上 |
現代文化学科(方式Ⅰ) | 1,950以上 | 42以上 | 4.0以上 | 225以上 |
現代文化学科(方式Ⅱ) | 2,125以上 | 57以上 | 4.5以上 | 267以上 |
メディア社会学科(方式Ⅰ) | 1,950以上 | 42以上 | 4.0以上 | 225以上 |
メディア社会学科(方式Ⅱ) | 2,125以上 | 57以上 | 4.5以上 | 267以上 |
※方式Ⅰ:活動実績+英語スコア提出・方式Ⅱ:英語上位スコアのみで出願可能。正確な基準は最新入試要項を必ず確認してください。GTEC・TEAP CBT・ケンブリッジ英語検定なども利用可能です。
選考方法
【1次選考:書類審査】
提出された書類に基づき、高等学校での学業成績、資格・能力、志望理由などを総合的に評価します。提出書類には、入学志願票(Web出願)、高等学校の調査書、志望理由書(各学科の指定フォーマット)、英語資格のスコア証明書、活動実績を示す資料(該当者のみ)が含まれます。
【2次選考:小論文・面接】
1次選考合格者を対象に、小論文試験と個人面接が行われます。小論文は学科に関連する社会問題・文化・メディアのテーマが出題されます。面接では志望理由書の内容を深掘りされるため、書いた内容をスムーズに口頭で説明できるよう準備してください。
合格する人・落ちる人の特徴
合格する人の特徴
合格する人は、高い学業成績を前提としつつ、「なぜ立教の社会学部でなければならないのか」を自分の原体験に基づいて論理的に語れます。志望理由書では、高校時代の具体的な活動経験から生まれた社会学的関心を、学科のカリキュラムに接続して示せています。小論文・面接では、自分の問いを粘り強く誠実に調査した上で論点を展開できます。
不合格になる人に共通する傾向
志望理由が「社会問題に興味があるから」「メディアが好きだから」といった表面的な理由に留まっている場合は不合格に直結します。社会学部で「何を」学び「どう」活かすのかという具体性が欠かせません。また志望理由書と面接での回答に一貫性がないケースも多く見られます。
評価されやすい活動実績
多文化共生・外国人支援・社会調査等、社会科学的アプローチと直結する活動、メディア制作・ジャーナリズム活動、ジェンダー・インクルージョン・環境問題をテーマにした探究活動などが評価されます。重要なのは実績の規模ではなく、活動を通じた「社会への問い」をどう言語化できるかです。
ステップ3:志望理由書を書くためにポートフォリオを整理する
志望理由書を書く前に、自分の活動実績を「社会への問い」として整理する工程が不可欠です。以下では、実際の合格者のポートフォリオ例と志望理由書サンプルを参考に、自分だけのストーリーの組み立て方を解説します。
志望理由書で求められること
社会学部の志望理由書では、以下の要素を盛り込む必要があります。なぜ立教大学社会学部の特定の学科を選んだのか。高校時代の活動や体験から生まれた社会学的関心。入学後の具体的な学修計画(ゼミ・科目等)。卒業後の将来像やキャリアビジョン。
「過去の体験(Past)→現在の問い(Present)→未来の計画(Future)」の流れで一貫性を持って組み立てることが重要です。
合格者のポートフォリオ例
実績の「凄さ」よりも、それをどう社会学部での学びへの問いに接続したかが重要です。最新の合格者のポートフォリオを参考に、自分の活動の整理方法を学びましょう。
例1:在日朝鮮人・ジャーナリスト型(2025年度合格 / メディア社会学科)
活動内容:在日朝鮮人3世として幼少期からアイデンティティの葛藤を抱える。高校時代に元NHKジャーナリストへのインタビュー取材、アイヌ民族の社会的状況を調査。バイアスのない見方でマイノリティを報道できるジャーナリストを目指す。
社会学部での学びへの接続:メディアが社会に与える影響を比較ジャーナリズム史の観点から学び 1次情報源へのアクセスと批判的知性を養う計画を示した。偏向な報道を正す気概と、自身のルーツと向き合う力にジャーナリズムへの動機を結びつけた。
例2:外国人労働者支援・NGO型(2025年度合格 / 社会学科)
活動内容:外国人労働者へのインタビュー調査を高校時代に実施。賃金未払い・パワハラといった課題を把握し、情報提供メディア開発の構想を見いだす。
社会学部での学びへの接続:中国人・ベトナム人など多国籍の労働者が直面する構造的課題を社会学的に分析する計画を示した。李ミン珍教授の「仕事の社会学」演習・倉本由紀子教授の「開発・発展の社会学」受講など具体的な学修計画を明示した。
2026年度合格者 志望理由書サンプル(社会学部 現代文化学科 自由選抜入試)
個人情報に関わる箇所は【非公開】として掲載しています。
私は、在日外国人が文化的な違いによって孤立せず、地域社会に根づき、生活基盤を築けるよう支援する地域コーディネーターとして、多文化共生社会の実現に貢献したいと考えている。この目標を実現するため、外国人が直面する文化的排除と包摂の構造を実証的かつ理論的に学べる場として、貴学社会学部現代文化学科を志望する。
在日韓国人として育った私は、幼い頃からアイデンティティの葛藤を抱えてきた。小学四年生のとき、自らのルーツを知った際、祖母から「韓国人であることは絶対に言うな」と言われた経験は強く記憶に残っている。その言葉は、自分の一部を否定するような痛みを伴い、韓国文化に繋がりを持ちながらも韓国語を話せない屈辱と結びついた。二つの国にルーツを持つだけで生きにくさを抱えるのはなぜかという問いは、個人的体験を超えて、社会における文化的マイノリティが直面する構造的課題への関心へと発展した。
高校二年次に経験したカナダ短期留学では、多文化共生の理念と現実の乖離を実感した。街には多言語表記があふれ、移民も日常生活に溶け込んでいるように見えた。しかし実際には、ホストマザーから家族が長時間労働のため十分に一緒に過ごせない現実を聞いたり、地域で移民家庭が職業や生活環境によって分断されていることを耳にしたりした。また、親世代と子世代の間では文化や価値観の違いから摩擦が生じ、世代ごとに異なる形で同化を迫られる現実もあることを学んだ。多文化共生の先進例とされるカナダにも課題が存在することを知り、文化的多様性を尊重する理念と、現実の摩擦をどう解消するかの双方を考える必要性を強く意識した。
国内でも同様の現実を目の当たりにした。【地域非公開】の日本ITビジネスカレッジを訪れた際、多数の外国人留学生が日本語を学び、地域での進学や就労を目指していた。しかし彼らからは「住民に受け入れてもらえることもあるが、差別的な視線を感じることもある」「現地の住民ファーストであるため住居が借りれない時がある」といった声を聞いた。制度として受け入れの仕組みが整備されていても、地域社会との摩擦が定着を妨げている現実を知り、文化的排除は単なる個人の差別意識ではなく、制度設計と地域文化の相互作用から生じる社会構造的課題であることを理解した。この体験は、制度と地域社会の関係を結ぶ担い手の必要性を強く意識させ、将来の地域コーディネーター像をより具体的に描く契機へとなった。
これらの経験を通じ、私は在日外国人に対する文化的排除を、社会が当然とみなす標準的な文化観と地域固有の文化的価値観との関係から生じる現象として捉えるようになった。現代文化学科が扱う「アイデンティティと社会構造」「空間・場所・移動」「語りと記憶」といった領域は、私の問題意識と重なっており、文化が人々の生活や社会関係に与える影響を理論的に学ぶ場として最適である。
特に、【教授名非公開】教授のグローバル都市論の授業では、地方に暮らす外国人の生活空間で制度と文化の交わりを分析し、現実の摩擦を踏まえた包摂のあり方を探究する。また、【教授名非公開】教授のゼミでは、エスニック・マイノリティの社会的位置づけや地域社会との関係を実証的に学び、社会的包摂の構造を理解する基盤を築きたい。さらに、【教授名非公開】教授の教育社会学では、教育が制度や文化・社会階層と結びつき、排除と再生産のメカニズムを担う仕組みを考察し、制度と文化を結ぶ視座を養いたい。
また、貴学のグローバルリーダーシッププログラムでは多文化間の交渉力や共感力を育み、立教サービスラーニングを通じて地域社会との協働を経験することで、理論と実践を往復させる力を培えるはずだ。こうした学びを重ねることで、制度と地域文化の双方を踏まえた外国人包摂の方策を模索し、現場に還元していきたい。
卒業後は、在日外国人と地域社会をつなぐコーディネーターとして活動し、文化の違いを壁ではなく架け橋と捉える社会を築きたい。複数の国にルーツを持つことが生きづらさではなく、多様性の力として尊重される社会を実現することが、私自身が抱えてきた問いへの応答であり、未来社会への提案でもある。
「Pro Deo et Patria(神と国のために)」という貴学の理念は、個人と社会の関係を問い続ける姿勢を体現しており、私の目標と深く響き合う。私はこの理念のもとで学びを深め、外国人と共に生きる地域社会の新たな基盤を築く挑戦をしたい。
ステップ4:2次選考(小論文・面接)を突破する
1次選考(書類審査)を突破した後の最大の山場である2次選考について解説します。
小論文対策
社会学部の小論文は、学科に関連する社会問題・文化現象・メディアのテーマが出題されます。多文化共生・ジェンダー・家事労働・インターネット・コミュニティなど、現代社会の構造的課題が幅広く出題される傾向があります。
論述の型(推奨)
論述の型 | 内容 |
|---|---|
① 問題提起(1〜2文) | テーマに対する自分の立場と主張を明確にする。 |
② 根拠と分析(Body) | 2〜3つの段落を使い、具体例・データ・社会的背景から多角的に論証する。 |
③ 反論への対応 | 予想される対立意見を挙げ、それに対する反論を示すことで議論の深さを証明する。 |
④ 結論(Conclusion) | 主張を再確認し、将来的な展望や提言で締める。 |
面接対策
面接では志望理由書の内容を中心に質疑応答が行われます。「なぜ立教の社会学部なのか」「なぜその学科なのか」「入学後に何を学びたいか」「卒業後のキャリアビジョン」が頻出質問です。
志望理由書に書いた内容をそのまま暗記するのではなく、自分の言葉で自然に語れるようにしましょう。深掘りされた際にも、自分の考えを論理的に展開できる準備が必要です。
2次選考前に必ずやること
- 小論文の過去問や類似テーマで時間を測って3回以上練習する。書き終わった後は先生等に添削してもらい、論理の飛躍がないか確認する。
- 面接は模擬面接を最低3回行い、志望理由書の内容を口頭でスムーズに説明できる状態にする。
- 志望する学科のカリキュラムやゼミ情報を入試要項・大学Webサイトで精読し、具体的な授業名や教授名を挙げられるようにする。
- 公共・社会に関する最新のニュースを毎日チェックし、実社会の問題について豊かな議論ができる状態にしておく。
合格者の声
合格者のリアルな体験談を知ることは、合格への最短距離を歩むために欠かせません。本記事では、リザプロの合格者インタビューから、実際に社会学部に合格した2025年度合格者の体験を紹介します。
合格者インタビュー:金山さん(2025年度合格)一部抜粋・割愛

https://rizapuro.co.jp/interview/c-gko2rjaes
「韓国人だと言うな」祖母の言葉から始まった、アイデンティティの探求。在日韓国人としての葛藤を「多文化共生」の武器に変え、立教大学 社会学部に逆転合格!
——小学4年生のとき、自分のルーツを知った際、祖母から「韓国人であることは絶対に口外するな」と言われたそうです。その言葉から全てが始まりました。
自分の一部を否定されるような痛みを感じました。二つの国にルーツを持つだけで、なぜそこまで生きづらさを抱えるのか、という問いが、カナダ留学や国内の外国人支援の現場へと繋がりました。
——カナダ短期留学で見た、多文化共生の理想と現実のギャップを教えてください。
実際には、ホストマザーから家族が長時間労働のため十分に一緒に過ごせない現実を聞いたり、地域で移民家庭が職業や生活環境によって分断されていることを耳にしたりしました。「制度があれば幸せになれるわけではない」という、生々しい現実を目の当たりにしました。
——合格を勝ち取った最大の要因は何でしたか。
自身の「痛み」を社会的な「課題」へと抽象化し、それを解決するための「学び」を立教大学のカリキュラムと完璧にマッチングさせたことだと思います。かつて祖母に言われた「隠すべきこと」は、今や「社会を変えるための架け橋」となりました。「複数の国にルーツを持つことが、生きづらさではなく、多様性の力として尊重される社会を作りたい」という決意が、面接官の心に深く響きました。
(中略)
【合格のポイント分析】 |
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まとめ
立教大学社会学部の自由選抜入試は、倍率が9.4〜16.7倍と一般選抜より高い水準で推移しており、合格を狙うためには高完成度な書類審査通過が不可欠です。しかし、実際の社会的問題意識と具体的な活動実績を持つ受験生にとって、守りの堅い入試であることに変わりありません。
合格を目指すために、まずは志望する学科の出願資格を確認し、評定平均と英語スコアを早期に確保しましょう。続けて志望理由書の作成に取り組み、自分の活動経験と社会学部のカリキュラムの接続を明確にしてください。
本記事で紹介した合格者のポートフォリオ例・志望理由書サンプルを参考に、あなただけの「学びのストーリー」を構築してください。
立教大学 社会学部 自由選抜入試 よくある質問(FAQ)
Q1. 社会学部の自由選抜入試は他学部と併願できますか?
自由選抜入試内での複数学部・学科の併願はできません。1つの学科にのみ出願可能です。ただし、国際コース選抜入試との併願は試験日が重ならない場合は可能です。一般選抜との併願は可能です。
Q2. 評定平均が3.8未満の場合、出願できませんか?
社会学部の自由選抜入試では全学科共通で評定平均3.8以上が必要です。評定平均は修了までの全科目の成績の平均値で、学校教育法施行規則第150条に該当する者(高卒認定等)は評定平均の条件が免除されます。
Q3. 英語資格は何が使えますか?
英検(従来型・S-CBT・S-Interview)、TOEFL iBT、IELTS(Academic)、TEAP、TEAP CBT、GTEC(CBTタイプ・検定版)、ケンブリッジ英語検定が利用可能です。いずれも出願期間の初日から遡って2年以内に受験したスコアが有効です。
Q4. 活動実績がなくても出願できますか?
学科によります。方式Ⅱ(英語上位スコアのみ)で出願する場合は活動実績なしで出願可能です。ただし、活動実績がある方が書類審査で有利であることに変わりはありません。
Q5. 小論文と面接はどのような形式ですか?
小論文は学科に関連する社会問題・文化・メディアのテーマが出題され、所定の時間内に論述する形式です。面接は個人面接で、志望理由書の内容を中心に質疑応答が行われます。最終的な合否は、提出書類、小論文、面接の結果を総合的に判定します。
Q6. 既卒者でも出願できますか?
社会学部の自由選抜入試は既卒者も出願可能ですが、学科によって卒業年度の制限が設けられる場合があります。必ず入試要項で確認してください。



