高2から受験勉強を始めても、十分に間に合います。東進の調査では、難関大に現役合格した人の45.6%が高2で受験勉強を始めていて、高2の3月までに始めた人は71.4%にのぼります。

ただし、高2の1年間で決まるのは学力だけではありません。

一般選抜で戦うのか。総合型選抜や学校推薦型選抜(いわゆる推薦入試)も選択肢に残すのか。その分かれ道は、高3ではなく高2の成績と行動でほぼ決まります。

この記事は、推薦入試と英検対策を専門とするリザプロの指導現場から見た「入試方式から逆算する高2の過ごし方」を軸に、科目別の勉強法、勉強時間、文系・国公立志望の年間スケジュールまでをまとめたものです。

高2からの受験勉強は遅い?高2が合否の分岐点になる理由

遅くはありません。合格者の多数派が動き始めるのが、ちょうど高2です。

問題は開始時期そのものより、高2を「まだ受験生ではない1年」として過ごしてしまうことにあります。

合格者の多くは高2で受験勉強を始めている

冒頭の調査のとおり、難関大の現役合格者の7割以上は高2のうちに走り出しています。部活生に絞っても、東進の2026年合格発表直後アンケートでは、難関大に現役合格した部活生の70.8%が高2までに受験勉強を始めていました。

部活をしているから遅れていい、という理屈は合格者のデータでは成り立ちません。

高2の今動けば「普通の合格者と同じ位置」に立てます。遅れを取り戻す話ではなく、並ぶための話です。

高3の1年だけでは学習時間が足りない

学習塾STRUXの試算では、受験全体に必要な勉強時間は約3,000時間とされています。高3で確保できるのは、平日4時間・休日10時間で計算しても約1,800時間なので、高2で約1,200時間を積む必要があります。

東進の調査でも、難関大の現役合格者と不合格者の勉強時間の差は3年間で297時間あり、そのうち269時間は高1・高2で生まれています。合否を分けているのは高3の追い込みではなく、高2までの積み上げです。

2028年度入試を受ける今の高2が知っておきたい変化

2026年度に高2の人は、2028年1月中旬に予定されている共通テストを受ける学年です。

押さえておきたい変化は2つあります。

1つ目は情報Iです。2025年度入試から共通テストに情報Iが加わりました。国公立志望なら対策を避けられない科目です。

2つ目は年内入試の拡大です。総合型選抜と学校推薦型選抜は、合否が年内に出ることから「年内入試」とも呼ばれます。文部科学省が公表した令和7年度の入学者選抜実施状況では、年内入試による入学者が全体の53.6%に達しました。私立大学に限ると61.6%です。総合型選抜だけでも、入学者全体の19.5%にあたる約12万7千人がこの方式で入学しています。

大学入学者の2人に1人以上が、年内入試で進学先を決めている計算です。

高2が大学受験に向けてまずやるべきこと6つ

順番は「方向を決める→選択肢を守る→現在地を測る→計画に落とす」です。この順で6つ片づけておけば、高3の春に「何をすればいいか」で迷う時間がなくなります。

志望校を「仮決め」する

大学名から決めようとすると止まります。先に学問分野、次に学部、最後に大学の順で考えてください。

「法学に興味がある」「データを扱う仕事がしたい」くらいの粒度で構いません。分野が決まれば学部が絞れて、受験科目も見えてきます。

偏差値は、この段階では無視してかまいません。高2の時点の成績で志望校を下げると、その後の伸びしろまで下げてしまいます。

入試方式(一般・総合型・学校推薦型)ごとの必要条件を確認する

ほとんどの高2向け記事は、この項目を1行で済ませています。けれども入試方式によって、高2のうちにやることは大きく変わります。

入試方式

評価される主なもの

高2のうちにやること

一般選抜

共通テスト・個別試験の得点

英語・数学の基礎完成、受験科目の確定

学校推薦型選抜

評定平均、調査書、面接・小論文など

定期テストで評定を守る、出願基準の確認

総合型選抜

志望理由書、活動実績、面接・プレゼンなど

探究や課外活動の記録、関心分野の深掘り、英語外部検定

入試方式を知るのが遅れると、どうなるか。リザプロの合格者インタビューに、その典型があります。

週7日練習の強豪チアリーディング部に所属していた井上さんは、高3の夏まで一般入試しか頭にありませんでした。勉強が進まず焦っていたところ、担任の先生から「チアの経験は大きな武器になる」と助言されて、初めて総合型選抜を知ります。最終的には部活の経験を軸に志望理由書を書き上げ、立教大学に合格しました。

井上さんは間に合いました。ただ、方式を知ったのが高3の夏だったため、準備期間はぎりぎりでした。高2のうちに知っていれば、活動の記録や評定の管理を1年早く始められたはずです。

私の推奨は「一般選抜の学力をつけながら、年内入試の出願条件も満たしておく」ことです。この両にらみができるのは、実質的に高2までです。

評定平均を守る:高2の定期テストの位置づけ

評定平均(調査書に記載される5段階評価の平均値)は、学校推薦型選抜の多くで出願資格になります。総合型選抜でも、出願条件にする大学があります。

計算に使われるのは、原則として高1から高3の1学期までに履修した全科目の成績です。体育や芸術などの副教科も含まれます。

つまり、高3の1学期を迎える時点で、計算に入る成績の大半はすでに確定しています。

求められる水準は大学・学部によって幅があります。公募推薦では評定平均3.2以上で出願できる大学もあれば、4.1以上を求める大学もあります。上智大学の公募推薦では、多くの学部が4.0以上を出願基準にしています。基準に少しでも届かなければ、原則として出願すらできません。

受験勉強と定期テストは対立するものではありません。評定は、一般選抜の点数とは別の「第二の通貨」だと考えてください。

模試で現在地を把握し、志望校とのギャップを数値化する

模試の判定ではなく、科目別の点数を見ます。

志望校の合格最低点は、旺文社のパスナビなどで調べられます。目標点は「過去3年間の合格最低点の平均×1.1倍」を目安に置くと、出題傾向の変化などにも耐えられます。

「英語はあと30点、数学はあと20点」のように差を数字にできれば、何をどれだけやるかが自然に決まります。

学習計画を年→月→週に落とし込む

年間で大枠を決め、月ごとの到達目標に分け、週単位のタスクまで落とします。

週の計画は「どの参考書を、何ページまで」という粒度まで具体化してください。「英語を頑張る」は計画ではありません。週に1日は予定を入れない調整日を作っておくと、崩れても立て直せます。

英語外部検定の取得計画を立てる

英検などの英語外部検定を入試に使う大学は増えています。文部科学省の調査では、英語の資格・検定試験を活用する選抜区分の割合が、前々回の令和2年度調査と比べて一般選抜で8.7ポイント、学校推薦型選抜で5.2ポイント増えました。

検定は「受けたい時に受けられる」ものではありません。年3回ほどの実施日に合わせる必要があります。

高2で推薦を目指していたW.Kさんは、学校の成績や課外活動、部活と並行して英検準1級に挑戦していました。ところがライティングの要約問題で「あと20点」が届かない状態が続きます。転機になったのは高3直前の春休みで、講師の添削を受けて書き直すことを繰り返し、ライティングの型を作り直しました。6月、従来型英検のラストチャンスで準1級に合格しています。

検定は、出願に間に合う回の数が限られます。W.Kさんの合格が「ラストチャンス」だったのはそのためです。英検2級以上を狙うなら、高2のうちに受験日程を年間計画へ組み込んでおくべきです。

【科目別】高2の受験勉強法と優先順位(文系・国公立志望も対応)

高2で仕上げるべき科目は英語と数学です。国語は古典の暗記部分を先に終わらせます。理科・社会は、志望校のレベルによって進める深さを変えてください。

英語:文理共通の最優先科目

英語は、どの入試方式でも評価に関わります。一般選抜の配点が大きく、総合型選抜では英語外部検定が効く場面もあります。

高2の到達目標は、単語・文法・英文解釈(1文ずつ構造を取って正確に訳す技術)の基礎を終えることです。必要な単語数の目安は、共通テストレベルで約4,000〜6,000語、難関大レベルで約6,000〜7,000語とされています。

単語帳は1冊に絞ります。何冊にも手を出すより、1冊を3周するほうが定着します。

理系でも英語は後回しにできません。数学や理科が得意な中澤さんは、英語を「最低限こなせればいい」と考えていました。受験を1年後に控えて英検準1級の過去問を開き、語彙もライティングも足りないことに気づきます。そこからコーチと計画を立て、配点の高い語彙とライティングに絞って毎日3時間取り組み、3ヶ月で準1級に合格しました。

中澤さんのように短期間で突破できたのは、やる範囲を絞ったからです。高2のうちに単語と文法を終えておけば、同じ3ヶ月を長文や記述の演習に回せます。

数学:国公立文系こそ捨てられない

国公立志望なら、文系でも共通テストで数学I・A、数学II・B・Cが必要になるのが一般的です。私立文系に比べて、数学の比重が高くなります。

高2の目標は、教科書の例題と傍用問題集(教科書に準拠した学校配布の問題集)を確実に解ける状態です。難しい問題集に進む必要はありません。

数学I・Aに穴があるなら、高2の範囲より先に埋めてください。積み上げ型の科目なので、土台が抜けたままでは上に何も乗りません。

国語:古文文法と漢文句形は高2で終える

古文は助動詞と敬語の文法を固め、古文単語を1冊覚えます。漢文は句形(再読文字や否定・反語などの決まった形)の暗記から入ってください。

どちらも暗記で得点が伸びる分野です。高3は英数の演習に時間を取られるため、暗記ものは高2のうちに片づけておくのが合理的です。

現代文は、読み方を解説した参考書を1冊読み、週1〜2題の演習を続けてください。

理科・社会:高2でどこまで進めるか

目安になるのは、STRUXが示している志望校レベル別の完成時期です。東大・京大・上位医学部志望は高2の段階で、旧帝大以上・早慶志望は高3のゴールデンウィークまでに、それ以外は高3の夏休み前までに受験範囲を終えるのが目安とされています。

理系で物理・化学を選ぶなら、高2から教科書レベルの問題を固めておきます。日本史・世界史は通史(時代の流れ)を1周しておくと、高3の暗記が格段に楽になります。

情報I:新課程共通テストへの備え

情報Iの配点は大学によって大きく違います。

東京大学では、共通テスト1000点を110点に圧縮するため、情報Iの実質配点は約11点です。二次試験と合わせた550点の中では、わずか2%程度にとどまります。京都大学は学部による差が大きく、法・文・教育学部が5%台、経済学部が16%、工学部が22%です。北海道大学は、2025年度入試では情報Iを点数化していません。

二次試験の比重が高い難関大ほど情報Iの影響は小さく、共通テストを重視する地方国公立ほど大きくなります。志望校の配点を確認してから、かける時間を決めてください。

※上記の配点は2025年度入試のものです。2028年度入試の配点は各大学の入試要項で確認してください。

文系(国公立/私立)・理系の学習時間配分モデル

国公立文系は英語40%・数学25%・国語20%・社会15%、理系は数学35%・英語30%・理科25%・その他10%が配分の目安とされています。私立文系は筆者の推奨として並べました。

私立文系でも、数学を完全に捨てるのは高2の終わりまで待ってください。高3で国公立や数学受験に切り替える可能性を、早々に消す必要はありません。

高2の勉強時間の目安(部活の有無・志望校レベル別)

部活ありなら平日1.5〜2時間、休日3〜4時間。部活なしなら平日2〜3時間、休日4〜6時間が目安です。

長期休暇は、部活ありで1日4〜6時間、部活なしで5〜8時間が目安とされています。

難関大・国公立志望の場合

難関大や国公立を狙うなら、年間の総量で考えてください。前述のSTRUXの試算では、高2で積むべき量は約1,200時間です。

時期

目安

1学期

平日2時間+休日4時間(約250時間)

夏休み

毎日4時間(約160時間)

2学期

平日2時間+休日5〜6時間(約300時間)

冬休み

毎日6〜7時間(約80時間)

3学期

平日3時間+休日7〜9時間(約360時間)

表のとおり、時間は学年の後半に向けて段階的に増やす設計です。4月からいきなり休日8時間を目指すと、たいてい夏前に燃え尽きます。

高2の受験勉強スケジュール【時期別+国公立モデル】

高2の1年は4つに区切って考えます。区切りごとに「勉強のテーマ」と「評定・検定の予定」を並べて管理するのが、入試方式を両にらみで進めるコツです。

4〜6月:学習習慣と志望校の仮決め

この時期のテーマは、毎日机に向かう習慣をつくることです。量は少なくてかまいません。

  • 志望校の候補を2〜3校書き出し、受験科目と入試方式を調べる
  • 英単語帳を1冊決めて暗記を始める
  • 1学期の中間・期末テストで評定の基準点を作る

夏休み:基礎固めとオープンキャンパス

まとまった時間を取れる最初の機会です。

英単語帳の1周目と、英文法問題集の1周目をここで終わらせます。数学は、高1範囲の苦手単元を集中的に潰してください。オープンキャンパスには最低1校参加して、志望理由の種を拾ってきましょう。

総合型選抜を視野に入れるなら、夏の活動は後で志望理由書の材料になります。何をして、何を考えたかをメモに残しておいてください。

9〜12月:模試で修正し、評定を守る

秋は文化祭や部活の新チームで予定が詰まり、崩れやすい時期です。

模試で夏の成果を確認し、弱点単元の修正計画を立てます。英語は長文読解の演習に入ってください。2学期の定期テストは評定の計算に入るので、手を抜かない。これが高2秋の鉄則です。

「忙しい日でも最低30分」のように、下限だけ決めておくと習慣が途切れません。

冬休み〜3月:「高3の0学期」と共通テスト同日体験

冬休み以降は、実質的に高3の始まりです。

1月の共通テスト同日体験模試(本番と同じ日に同じ問題を解く模試)は必ず受けてください。本番まで残り1年の時点の実力を、本番の問題で測れる唯一の機会です。結果をもとに、高3の年間計画を作ります。

理系は数学IIIや理科の先取り、文系は社会の通史を本格化させます。総合型選抜を考えている人は、この時期に志望理由の骨子をいったん書いてみてください。

国公立志望の年間スケジュール例

時期

英語

数学

国語

理科・社会

評定・検定・模試

4〜6月

単語帳開始・文法

数I・Aの復習

古文文法

授業の復習

1学期定期テスト、第1回模試

夏休み

単語1周・文法問題集1周

苦手単元の克服

古文単語

授業範囲の総復習

英検受験(任意)、オープンキャンパス

9〜12月

英文解釈→長文読解

数II・Bの基礎演習

漢文句形

理科の基礎固め開始

2学期定期テスト、秋の模試

1〜3月

長文読解の演習量を増やす

数II・B・Cの完成

現代文の演習

社会の通史・理科の先取り

共通テスト同日体験模試、学年末テスト

1日のスケジュール例(部活ありの平日)

時間

内容

7:00〜7:30

通学中に英単語

8:30〜16:00

学校(昼休みに前日の復習15分)

16:00〜18:30

部活・下校

20:00〜21:30

数学・英語の問題演習

22:30〜22:45

寝る前に英単語の確認

合計でおよそ2時間です。まとまった時間は夜の90分だけで、残りはスキマ時間で稼いでいます。

部活・定期テスト・模試と受験勉強を両立するコツ

条件はひとつ。勉強時間がゼロの日を作らないことです。

東進の調査では、難関大の現役合格者の82.6%が部活動に所属しており、そのうち76.8%は高3になってから引退しています。両立は例外ではなく、合格者の標準です。

勉強ゼロの日をなくすスキマ時間術

部活のある日に、帰宅後だけで2時間を取るのは現実的ではありません。1日を細かく分けて積み上げます。

  • 通学の電車で英単語
  • 昼休みの15分で前日の数学の復習
  • 寝る前の15分で英文法の確認

これだけで1日1時間近くになります。

ラグビー強豪校で放課後は毎日練習していたMくんは、まとまった時間が物理的に取れませんでした。そこで、移動時間や練習の合間に学習アプリで単語とライティングを進め、日々の進捗をLINEでコーチに報告する仕組みを作ります。3ヶ月後、英検2級にライティング得点率91%で合格しました。

Mくんの例から学べるのは、時間を増やす工夫より「今日やることが決まっている状態」を作る工夫のほうが効くということです。スキマ時間は、やることが決まっていなければ使えません。

定期テスト対策を受験勉強に変える科目・変えない科目

定期テストの範囲がそのまま入試に直結する科目と、そうでない科目があります。数学・理科・社会は教科書の内容が入試に直結するため、定期テストの勉強の優先度が高くなります。一方、英語や現代文は授業で扱った文章が入試に出る可能性が低いため、テスト直前以外は受験勉強を優先してかまいません。

ここに評定の視点を足してください。受験に直結しない科目も、評定平均の計算には入ります。

推薦を少しでも考えるなら、直結しない科目は「短時間で平均点以上を確保する」と割り切るのが最も効率的です。捨てるのではなく、最小コストで守る。これが両立の現実解です。

高2が受けるべき模試と復習法

高2向けの主な模試は、河合塾の全統模試、駿台模試、ベネッセの進研模試です。STRUXは、早慶・国公立志望には駿台全国模試、旧帝大や一橋大などには駿台全国模試と冠模試(特定大学の出題形式に合わせた模試)、それ以外には河合塾の全統模試を勧めています。

2026年度の河合塾の高2向け模試は、第1回全統高2模試が5月17日、第2回が8月16日、第3回が10月25日、全統記述高2模試が1月24日、全統共通テスト高2模試が1月31日の予定です。

※模試日程は毎年変わるため、河合塾・ベネッセ・駿台の公式サイトで年度ごとに確認してください

判定に振り回されないでください。進研模試のA判定は合格可能性80%以上なので、最大で2割は不合格になります。逆にE判定でも合格可能性は20%未満とされていて、毎年逆転合格者が出ています。

復習は早いほど効きます。東進の調査では、高2の3月までに自主的に模試を受けていた難関大現役合格者は63.5%で、そのうち74.4%が受験から3日以内または1週間以内に復習していました。間違えた問題を「知識不足」「理解不足」「ケアレスミス」に分類し、2週間後に解き直すところまでを1セットにしてください。

高2から塾・予備校は必要?判断基準と選び方

全員に塾が必要なわけではありません。判断基準は2つです。自分で計画を立てて回せるか。受ける入試方式に、専門的な対策が要るか。

塾が必要な人・不要な人

塾が必要になりやすい人

独学で進められる人

計画を立てても1週間で崩れる

自分で計画を作り、修正できる

質問できる相手がいない

学校の先生に質問できる環境がある

英語か数学に大きな穴がある

教科書レベルの理解ができている

家では集中できない

自宅や図書館で学習習慣が続いている

すべての科目を塾に任せる必要もありません。独学で進められる科目は自分で進め、苦手科目だけを外部に頼る組み合わせが、費用対効果の高いやり方です。

総合型選抜・推薦を視野に入れる場合の相談先

一般選抜向けの塾と、総合型選抜・推薦の対策は役割が違います。

志望理由書、活動実績の整理、面接やプレゼンの準備は、学力試験とは別の技術です。一般選抜の塾ではほとんど扱いません。年内入試を少しでも考えるなら、高2のうちに一度、専門の相談先で「自分の評定と活動で何が狙えるか」を確認しておくことを勧めます。

部活や課外活動が入試でどう評価されたかは、[リザプロ 合格者インタビュー|https://rizapuro.co.jp/interview]で実例を読めます。

4. まとめ

高2の1年間で決まるのは、高3の春に「どの入試方式で、どの科目で戦えるか」という選択肢の数です。

英語と数学の基礎を高2で終わらせること。定期テストで評定を守ること。この2つを並行できれば、一般選抜にも年内入試にも対応できる状態で高3を迎えられます。

今日やることは1つで足ります。志望校の候補を2〜3校書き出し、それぞれの募集要項で受験科目と入試方式を確認してください。

年内入試も含めて自分に合う受け方を知りたい人は、[内部リンク: リザプロ教育研究所の無料相談・説明会]で、今の評定と活動から狙える入試方式を一緒に整理できます。

5. よくある質問

高2から受験勉強を始めて間に合いますか?

間に合います。難関大の現役合格者の7割以上は、高2の3月までに受験勉強を始めています。高2は遅れを取り戻す時期ではなく、合格者と同じ位置に並ぶ時期です。

何もしていない高2は、何から始めればいいですか?

最初に志望校の候補を2〜3校決め、受験科目と入試方式を確認してください。勉強は英単語帳1冊と、数学I・Aの教科書の復習から始めるのが最短です。

高2は1日何時間勉強すればいいですか?

部活ありなら平日1.5〜2時間・休日3〜4時間、部活なしなら平日2〜3時間・休日4〜6時間が目安です。難関大や国公立志望なら、高2の1年間で約1,200時間を目標にしてください。

高2の文系は数学を勉強するべきですか?

国公立志望なら必須です。共通テストで数学I・A、数学II・B・Cが課されるのが一般的だからです。私立文系志望でも、高2の終わりまでは志望変更に備えて基礎を維持しておくことを勧めます。

部活を引退するまで受験勉強をしなくてもいいですか?

引退まで待つのは勧めません。通学時間の英単語や寝る前15分の復習など、1日30分でも続けてください。勉強ゼロの日を作らないことが、引退後の伸びを左右します。

高2から総合型選抜や推薦の準備は必要ですか?

必要です。評定平均は原則として高1から高3の1学期までの成績で計算されるため、高2の定期テストの結果が出願資格に直結します。英語外部検定の取得や、活動の記録も高2から始めておきたい準備です。

塾なしで大学受験に合格できますか?

できます。ただし、自分で学習計画を立てて修正し続けられることが条件です。苦手科目だけ塾やオンライン指導を使う組み合わせも有効です。