「推薦入試を受けてみたいけれど、何から調べればいいのか分からない」「総合型選抜と学校推薦型選抜の違いがよく分からない」と悩んでいませんか。

推薦入試は「楽な入試」ではなく、大学で学ぶ理由を、書類と試験で一貫して示す入試です。方式の名前だけでは、必要な力や難しさは分かりません。志望校のその年度の募集要項を読むことが、すべての準備の出発点になります。

この記事では、推薦入試の仕組みや方式ごとの違い、募集要項の読み方、受験戦略の立て方から、志望理由書・小論文・面接の対策、費用や出願手続き、合否が出た後の流れまで、実際の大学の要項を例に詳しく解説します。

推薦入試とは

推薦入試とは、学校の成績や課外活動、志望理由、試験での受け答えなどを組み合わせて、大学で学ぶ力や適性、意欲を確かめる入試です。

この記事では、総合型選抜と学校推薦型選抜をまとめて「推薦入試」と呼びます。

1. 大学入学者の半数以上が推薦入試で入学している

文部科学省の資料によると、2025年度の大学入学者のうち、半数以上が推薦入試で入学しています。

区分

入学者数

割合

総合型選抜

126,766人

19.5%

学校推薦型選抜

221,415人

34.1%

合計

348,181人

約53.7%

出典:文部科学省 2025年度入学者の選抜区分別割合

ただし、これは入学者の割合であり、合格率ではありません。また、2025年度は区分の整理があったため、前年との差をそのまま「急増」と読まないようにしましょう。

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総合型選抜と学校推薦型選抜の違い

総合型選抜と学校推薦型選抜の大きな違いは、「高校長の推薦が必要かどうか」と「何を主な資料として評価するか」です。

総合型選抜

学校推薦型選抜

高校長の推薦

必須とは限らない

必要

主に見るもの

書類や面接を通じた能力・適性・学習意欲・目的意識

調査書などを主な資料とした評価

ただし、どちらの方式にも、小論文や教科の試験、口頭試問、共通テストを組み合わせるものがあります。方式の名前だけで、必要な学力や難しさを判断しないようにしましょう。

1. 指定校推薦と公募推薦の違い

学校推薦型選抜は、さらに「指定校推薦」と「公募推薦」に分かれます。

指定校推薦は、大学が指定した高校に割り当てられた枠と、高校内の選考が出発点です。自分の高校に枠があるか、学部や人数、評定・欠席の条件、校内の締め切りを進路指導室で確認しましょう。昨年度の枠が今年度もあるとは限りません。

公募推薦は、大学が公表する条件を満たし、高校の推薦を受けて出願する方式です。大学の基準を満たしていても、高校の推薦手続きが必要になります。

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2. 校内推薦の決定と大学の合格は別物

校内推薦が決まっても、それで合格が決まるわけではありません。その後に、大学が実施する面接や小論文、学力試験などがあります。入学確約などの条件もあわせて確認しましょう。

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3. 専願と併願は「合格後の約束」まで読む

募集要項では、「専願」「第一志望」「併願可」「合格時は入学を確約」といった言葉を探しましょう。似た名前の方式でも、条件はまったく違います。

たとえば、早稲田大学社会科学部の2027年度・全国自己推薦は、学校長の推薦が不要で、他大学や一般選抜との併願が可能です。一方、慶應義塾大学文学部の2027年度・自主応募制推薦は、第一志望であることと、合格時に入学を確約することが条件でした。

「自己推薦」「自主応募」といった名前から、必要書類や辞退の条件を推測しないことが大切です。

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推薦入試の出願資格と募集要項の読み方

推薦入試の準備では、まず募集要項を正しく読むことが欠かせません。ここでは、出願資格の確認方法と、要項を読む順番を紹介します。

1. 出願資格は「すべての条件」を確認する

出願資格では、卒業年度、高校の種類、評定とその対象期間、欠席日数、履修科目、英語資格、活動の要件、推薦の要否などを確認します。

たとえば、早稲田大学社会科学部の2027年度・全国自己推薦では、次の5つの出願資格をすべて満たす必要がありました。

  • 2026年3月卒業または2027年3月卒業見込み
  • 全体の評定平均4.0以上
  • 欠席45日以内
  • 大会・生徒会・資格・学校外活動などの指定条件
  • 指定の英語4技能スコア

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「出願できる」と「受かる」は別です。 基準を満たしたうえで、書類や試験で自分の力を示す必要があります。条件を満たしているか迷うときは、自己判断で出願せず、大学の窓口や高校に確認しましょう。

▶︎総合型選抜で評定平均は必要?目安の評定平均一覧や評定を上げる方法も紹介

評定や欠席日数の基準は、大学・方式・高校の校内基準によってまったく違います。早稲田社学の「欠席45日以内」は大学の出願資格ですが、指定校推薦では高校がより厳しい校内基準を設けていることもあります。

▶︎指定校推薦に欠席日数は影響する?目安の日数や評価向上のためにできることは?

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2. 募集要項は5つの順番で読む

募集要項は、次の順番で読むと整理しやすくなります。

  1. 対象年度・学部・方式
  2. 出願資格
  3. 選考方法
  4. 併願・入学の条件
  5. 日程・手続き

続けて、必要書類や検定料、提出方法、受験上の配慮についても確認しましょう。

早稲田大学社会科学部の例を1行にまとめると、次のようになります。

2027年4月入学/全国自己推薦/評定4.0などの全条件/一次は書類、二次は小論文と面接/併願可/2026年10月1日出願締め切り

※この募集はすでに出願が終了しています。要項の読み方の例として紹介しています。

3. 年度名と実施年の違いに注意する

「2027年度入試」の出願や試験は、2026年に行われます。年度名と実施年を混同しないようにしましょう。また、Web登録・支払い・郵送の期限は別々に設定されていることが多いので、一つずつ記録しておくことが大切です。

推薦入試に向けた大学・学部の選び方

推薦入試では、「なぜその大学・学部で学びたいのか」を具体的に説明する必要があります。ここでは、大学・学部を選ぶときの考え方を紹介します。

1. アドミッション・ポリシーを自分の行動に置き換える

アドミッション・ポリシー(AP)とは、大学が求める学生像と評価の考え方を示したものです。理念をそのまま引用するのではなく、自分の経験や問い、学習計画と結びつけて考えましょう。

たとえば「主体性があります」と書くだけでは、何をしたのかが伝わりません。

改善前:主体性があります。

改善後:初めて来る人が迷う場所を観察し、商店街の案内地図の掲示場所を変える案を店主に伝えた。

※架空の例です。提案の効果を確かめていない場合は、「成功した」とは書かないようにしましょう。

2. 好きなことを学問につなげる

関心のある対象と、それを調べる方法を分けて考えると、学部を比べやすくなります。

同じ「商店街」に関心がある場合でも、経済学なら消費や資源の配分、社会学なら人のつながり、政治学・法学なら制度、情報学なら情報の仕組み、と入口はさまざまです。

将来の職業が決まっていなくても問題ありません。「地域に関わる仕事がしたい」よりも、「普段の買い物を妨げる要因を調べたい」のように問いを具体的にできれば、学部を比較できるようになります。

3. 授業と研究を調べて学び方をイメージする

大学の学びを調べるときは、「アドミッション・ポリシー→カリキュラム→シラバス→研究・卒業研究」の順に読むのがおすすめです。何年次に何を学ぶのか、必修と選択の科目、実験や演習、フィールドワークがあるかを確認しましょう。

たとえば早稲田大学社会科学部のカリキュラムでは、2年次の春までに基礎的な方法を学び、2年次の秋から5つのコースを選んで専門科目やゼミへ進みます。

教授名や授業名を書類に書くときは、現在も在籍・担当しているか、履修の条件はあるかを必ず確認しましょう。

推薦入試の受験戦略の立て方

推薦入試を受けるかどうかは、「楽そうだから」ではなく、学びたい内容と準備の条件から判断することが大切です。

1. 推薦入試を受けるかどうかを4つの条件で決める

次の4つの条件を満たしているかを確認しましょう。

  • 志望する学びがある
  • 出願資格を満たせる
  • 書類と試験の準備をする時間がある
  • 併願・入学の条件と家計に納得できる

あわせて、一般選抜で必要な教科の学習がどこまで進んでいるかも並べて考えます。

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2. 今の自分を5つの項目で点検する

今の自分の状況を、「評定・履修」「英語・資格」「経験・探究」「書類と試験」「時間と費用」の5つの項目で書き出してみましょう。

このとき、「ある・ない」だけでなく、証明できるか、改善できるか、締め切りに間に合うかまで書くのがポイントです。

たとえば「評定4.1、英語スコアの結果待ち、地域活動の記録あり、面接は未練習」という場合、まずは結果発表日と証明書の発行時期を確認し、次に活動での役割と学びを整理します。新しい活動を増やすことを最優先にする必要はありません。

3. 高1・高2・高3で準備の重点を変える

学年ごとの準備の重点は、次のとおりです。

学年

準備の重点

高1

学校の勉強と、関心・経験の記録。必要な履修科目も早めに確認する

高2

関心を調べ、候補の大学と入試条件を比べる。前年の要項は目安として使う

高3前半

その年度の条件と締め切りから逆算し、週単位で予定を組む

本格的な対策は、高2の夏までに始めるのが理想です。高1のうちから関心や経験を記録しておくと、志望理由書の材料が集めやすくなります。出願した後も、試験対策や教科の学習、入学準備は続きます。

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4. 高3から始めるなら直前に活動を量産しない

高3から準備を始める場合、まずは今から変えられる条件と、変えにくい条件を分けましょう。評定の対象期間が終わっているなら、短期間の活動で不足を補うことはできません。条件に合う別の方式や、一般選抜も検討します。

「実績がない」と感じる人は、授業での探究、部活での工夫、学校行事、続けている制作、家庭や地域での役割までさかのぼって材料を探してみましょう。

残り4週間の場合は、1週目に条件・素材・過去問の確認、2週目に書類の初稿と試験練習、3週目に添削と再演習、4週目に事実確認と提出の準備、という流れが目安です。実際は校内の締め切りを優先して調整してください。

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5. 一般選抜と並行して準備する

推薦入試の結果を待ってから一般選抜の準備を始めると、選択肢が狭まってしまいます。毎週の教科学習の時間を固定し、その外に書類や面接の準備時間を確保しましょう。推薦入試で必要な読解力や英語力は、一般選抜の土台にもなります。

また、「合格発表日」「入学金などの納付日」「次の出願日」は、同じ予定表で管理することが大切です。合否が出る前に、次の試験の出願が締め切られる場合もあります。

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6. 実際の日程から逆算する

早稲田大学社会科学部の2027年度・全国自己推薦は、次の日程で行われました。

手続き

日程

Web登録

2026年9月25日〜10月1日

書類の郵送

10月1日消印有効(簡易書留)

一次選考の発表

11月13日

二次試験

11月22日

最終合格発表

12月11日

第一次入学手続き

12月14日〜21日

この日程から、証明書の発行にかかる日数や評価者への依頼、家族との相談日を逆算しましょう。大学の締め切りと高校の校内締め切りは、別々に管理することが大切です。

推薦入試の倍率の正しい読み方

倍率は、受験先を考えるときの材料の一つです。ただし、数字の大小だけで出願先を決めてはいけません。

1. 何を何で割った数字かを確認する

倍率は、「志願者÷募集人員」「志願者÷合格者」「受験者÷合格者」のどれで計算しているかによって意味が変わります。

たとえば、早稲田大学社会科学部の2026年度・全国自己推薦では、志願者293人÷合格者37人=7.9倍を「実質倍率」として公表しています。名前だけで計算方法を決めつけないようにしましょう。

2. 大学・方式ごとに公表している範囲が違う

立教大学の2026年度・自由選抜入試は、志願者数・書類選考合格者数・合格者数を公表していますが、倍率の欄はありません。番組で「志願者÷合格者」を計算すると、文学部史学科は約1.6倍(51人÷32人)、教育学科は10.5倍(84人÷8人)でした。

▶︎【2026年最新】立教大学 総合型選抜(自由選抜入試)完全ガイド!全12学部+GLAPの倍率・対策・合格者の声を徹底解説

同志社大学の2026年度・AO入試は「最終倍率」まで公表しており、商学部は志願者30人・最終合格者13人で2.3倍です。募集人員10人で割った3.0倍とは数字が違います。

出典:早稲田大学/立教大学/同志社大学

3. 倍率を自分の合格確率と考えない

倍率の逆数は、自分の合格確率ではありません。受験生一人ひとりの準備や条件は違いますし、少人数の方式では数人の増減で倍率が大きく動きます。

最後は、「学びたい内容→出願資格→書類・試験で示せる力→準備時間→併願・費用」との相性に戻って判断しましょう。

▶︎総合選抜型で受かりやすい大学12選!倍率の低い大学の共通点も紹介

推薦入試に向けた評定・英語資格・基礎学力の整え方

推薦入試では、評定や英語資格が出願資格になっていることも多くあります。ここでは、それぞれの確認ポイントを紹介します。

1. 評定は計算方法まで確認する

評定は、全体の平均か指定科目の平均か、何年次までが対象か、端数をどう扱うかを確認しましょう。自分で計算した値と、調査書に記載される値が同じとは限りません。高校の先生に確認するのが確実です。

定期試験だけでなく、提出物や授業への取り組みも日頃から大切にしましょう。

2. 英語資格は「級」だけで判断しない

英語資格では、試験名、受験方式、スコア、取得時期、有効期間、提出方法を確認します。

たとえば、早稲田大学社会科学部の2027年度・全国自己推薦では、英検CSE1,950以上、GTEC(CBT)930以上、IELTS4.0以上など、指定の試験のうちいずれか一つの基準を満たす必要がありました。英検は級や合否ではなく、CSEスコアで判断されます。

試験を受けるだけでなく、結果の発表や証明書の発行が締め切りに間に合うかも逆算しておきましょう。また、同じ英語資格でも、大学や方式によって「出願資格」「加点」「任意の提出資料」と扱いが異なります。

英語以外の資格は、志望する学問との関係で価値が変わります。たとえば、商学部を目指して簿記検定を取得していれば志望理由との一貫性が生まれますが、志望分野と関係の薄い資格に時間を使っても、大きな評価にはつながりにくいでしょう。

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3. 推薦入試でも基礎学力は必要

書類や面接が中心の方式でも、読む・書く・考える力の土台は欠かせません。小論文での資料の読み取りや口頭試問、入学後の専門的な学習にも直結します。

共通テストを課す方式もあるため、必要な科目や配点、利用方法を確認し、実際に問題を解いてから学習計画を立てましょう。

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推薦入試に向けた自己分析と探究の進め方

推薦入試では、「自分が何に関心を持ち、何を調べたいのか」を具体的に語る必要があります。

1. 経験を場面・行動・感情・気づきに分けて書く

自己分析では、印象に残っている経験を「場面・行動・感情・気づき」に分けて書き出しましょう。大きな賞を取った経験だけを選ぶ必要はありません。

たとえば、「商店街の催しで受付を担当した→当日は人が多いのに、普段の売上にはつながりにくいと店主から聞いた→人出と買い物はどう違うのかと疑問に思った」のように整理します。

2. 人生年表で経験を棚卸しする

自分の強みになる経験が見つからないときは、生まれてから今までの出来事を時系列で書き出す「人生年表」を作ってみましょう。家族旅行や小さい頃の習いごと、引っ越し、学校行事など、ささいなことも含めて書き出すのがポイントです。

書き出した経験の中から、今の関心につながっているものを探します。山登りやバレエのように「好きなこと」を徹底的に探究して推薦入試に合格する人も増えています。家族と話しながら作ると、自分では忘れていた経験が見つかることもあります。

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3. 大きなテーマを「調べられる問い」にする

「地域活性化」「環境問題」のような大きなテーマのままでは、具体的に調べることができません。対象や場面、比べることを絞りましょう。

出典:文部科学省 総合的な探究の時間 探究の過程

商店街が好き→イベントの日と普段の日で人の流れはどう違うか→どんな条件が買い物につながるか

探究は、「課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現」を繰り返すものです。調べていくうちに問いを修正するのも、探究の大切な一部です。

4. データで最初の思い込みを確かめる

全国商店街振興組合連合会の2024年度の調査では、来街者が減った要因として、「人口減少」53.5%、「魅力ある店舗の減少」52.1%、「業種・業態の不足」46.3%が多く挙がっています。「集客イベントなどの未実施」は11.2%でした。

出典:全国商店街振興組合連合会 2024年度調査

このようなデータを見ると、「イベントを増やせばよい」という思い込みが、「人口や店舗の構成も踏まえ、普段の買い物を妨げている要因は何か」という問いに広がります。ただし、これは商店街側の認識であり、自分の地域の原因を証明するものではない点に注意しましょう。

5. 分かったことと限界を分けて説明する

探究の結果は、「分かったこと」「まだ分からないこと」「次に確かめること」の3つに分けて説明しましょう。今の方法で分からなかったことが、大学で学ぶ必要性につながります。

推薦入試で評価される課外活動の選び方・深め方

課外活動では、活動の華やかさよりも、自分の関心や判断、役割が伝わるかが大切です。部活や探究、学校行事、地域活動、制作、資格、家庭での役割も材料になります。

▶︎部活は総合型選抜の合否に影響する?やってない・辞めたときはどうすれば良い?

▶︎合格体験記:外国人向け医療ガイドブックを制作し、早稲田大学 社会科学部・筑波大学に総合型選抜で合格

▶︎合格体験記:竹害ボランティアとフェアトレードから経済への関心を深め、立教大学 経済学部に合格

▶︎合格体験記:身近な地域の外国人労働者に目を向け、慶應義塾大学 法学部に合格(2025年度合格者 石原さん)

1. 活動を6つの観点で振り返る

活動は、「目的」「自分の役割」「工夫」「結果」「限界」「次の問い」の6つの観点で振り返りましょう。部活であれば、大会の結果だけでなく、練習方法の改善や後輩への教え方なども振り返りの材料になります。

2. 成果は事実で説明する

「商店街のイベントを成功させた」のような書き方では、自分が何をしたのかが伝わりません。

改善後:受付と案内を担当し、来場者が迷う場所を確認して案内表示を提案した。提案した表示は採用された(売上への効果は確認していない)。

数字を使うときは、期間や対象、単位、自分の担当を添えましょう。チーム全体の成果を、自分一人の成果として書かないことも大切です。

3. 活動を記録と証拠に残す

書類に書く内容と、それを裏づける証拠を対応させておきましょう。たとえば「提案した」なら提案書や修正履歴、「受付を担当した」なら担当表や活動記録、「表示を設置した」なら設置写真が証拠になります。

▶︎活動報告書のテンプレートを紹介!書くべき内容や基本の型も解説

4. 行動計画は「あとは動くだけ」まで具体的にする

これから活動を始める場合は、計画を細かく決めておくことで、一歩目を踏み出しやすくなります。たとえば、課題を調べるためのインタビューなら、次の点まで決めておきましょう。

  • 誰に、いつまでに、何件依頼するか
  • 対面で会うのか、オンラインで話すのか
  • 電話で依頼するのか、メールで依頼するのか
  • 依頼の文面や、当日に聞く質問

本番の前に、家族や先生を相手に依頼やインタビューの練習をしておくと安心です。

5. 活動は次の挑戦につなげる

一度の活動で終わらせず、見えた課題をもとに次の行動へつなげると、活動に一貫性が生まれます。たとえば、探究コンテストに応募する、活動内容を英語にまとめてスピーチコンテストに挑戦する、より大きなイベントを企画する、といった発展のさせ方があります。

地域の新聞などに取り上げてもらえれば、活動の証明にもなります。ただし、取材や発信のときは、協力してくれた人の同意や個人情報の扱いに注意しましょう。

推薦入試の出願書類の書き方

推薦入試の出願書類のなかでも、特に重要なのが志望理由書です。

多くの推薦入試は、書類による一次選考と、小論文や面接による二次選考に分かれています。一次選考では書類だけで合否が判断され、二次選考の面接でも、志望理由書に書いた内容をもとに質問されることがほとんどです。そのため、推薦入試の合否は志望理由書で大きく左右されると言えます。

また、大学は限られた時間で多くの書類を評価するため、一人ひとりの事情を汲み取って読んでくれるとは限りません。評価の基準を理解し、その基準に沿って伝わる書類を作ることが大切です。ここでは、書く前に確認することから、評価の基準、具体的な直し方まで紹介します。

▶︎志望理由書とは?評価ポイントから書き方や例文まで詳しく解説

1. 書く前に設問を読む

同じ「志望理由書」でも、大学によって求められる内容は違います。設問で問われていること、必要な要素、字数、様式、提出方法を確認してから構成を考えましょう。基本の型を押さえたうえで、設問に合わせて組み替えるのがポイントです。

▶︎志望理由書の書き方を高校生向けに紹介!基本の型や書くときのルールも解説

大学・方式

求められる内容

字数

早稲田大学 社会科学部(2027年度 全国自己推薦)

活動の詳細/学んだこと/大学4年間でどう生かすか

800字以内

慶應義塾大学 SFC(2026夏秋AO 日本語出願)

志望理由/入学後の学習計画/自己アピール

2,000字以内+A4・2枚以内の自由記述

同志社大学 商学部(2027年度 AO)

ビジネスに関連したテーマのエッセイ

2,000字以内

2. 志望理由書で見られる4つの基準

書き上げた志望理由書は、次の4つの基準で点検しましょう。リザプロが志望理由書を添削・採点するときに使っている基準です。

基準

確かめること

社会課題の適当性

取り組む課題と解決策の筋が通っているか

その大学・学部である理由

なぜ他の大学ではなく、その大学・学部なのか

大学入学後のビジョン

大学で学んだことを、どのように社会に還元するのか

大学側があなたをとるべき理由

数ある受験生の中で、なぜあなたなのか

社会課題の適当性では、次の4点を確認します。

  • 解決手段の妥当性:その方法で本当に解決につながるか。たとえば「被災地の復興のために千羽鶴や大量の衣服を送る」案は、現地が必要としているものと合っているでしょうか。
  • 課題の重要性:それは本当に「問題」なのか。「少子化は悪いことか」のように、当たり前とされている前提を一度疑ってみましょう。
  • 実現可能性:等身大の自分が取り組めるか。大きな目標を掲げてもかまいませんが、今の自分が実行できる小さな一歩まで分解できているかが大切です。
  • 具体性・差別化:漠然としていないか、他の受験生と重ならないか。大学受験は全国大会です。メジャーな課題を選ぶより、高校生でも深く掘り下げられるニッチなテーマのほうが強みになります。

その大学・学部である理由では、パンフレットやウェブサイトを読んだだけの理由になっていないかを確認します。同じ心理学でも、行動心理学と認知心理学はまったく別の分野です。ゼミやシラバス、研究論文まで調べ、自分の課題と大学の学びを一対一でつなぎましょう。

大学入学後のビジョンでは、学ぶ理由が自分のためだけで終わっていないかを確認します。「看護師になりたい」「プログラマーになりたい」だけでは、専門学校やスクールでもよいことになってしまいます。「研究で〇〇に貢献したい」「在学中に△△の活動を立ち上げたい」のように、大学で学ばなければ実現できない理由を示しましょう。

▶︎志望理由書の基本的な構成を紹介!文字数の配分バランスや例文も

3. 「あなたをとるべき理由」はBelief・Mind・Skill・Experienceで考える

志望理由書で最も重要なのが、「大学側があなたをとるべき理由」です。ほかの受験生と比べて、あなたが最も大学にマッチしている部分はどこかを、次の4つの要素で整理しましょう。

  • Belief(信念):成し遂げたいことや価値観。原体験と結びついていることが大切です。地方で育った人が地方創生に取り組むように、生まれ育った環境とのつながりがあると一貫性が伝わります。
  • Mind(意識・姿勢):課題への向き合い方や行動力。何人にインタビューしたか、誰に提言したかといった行動が評価されます。思うように成果が出なかった場合でも、「何十件も依頼を続けた」といった過程は評価の対象になります。
  • Skill(能力):評定や英語資格、ソフトスキル。評定や英語資格は、合否を直接決めるというより出願条件や足切りの基準として使われることが多いため、早めに満たしておきましょう。
  • Experience(経験):信念を生んだ原体験。大それた経験である必要はなく、家族旅行や小さい頃からの趣味でも、その課題に取り組むきっかけになっていれば十分に生かせます。

4. 志望理由書の改善例

ここでは、架空の練習例を使って、志望理由書をどのように直すかを紹介します。

改善前

私は将来、地域の活性化に貢献する人になりたいと考えています。高校では商店街のイベントを手伝い、地域の人と交流する楽しさを知りました。人口が減っている地域を元気にすることは、日本にとって大切だと思います。貴学では経済や経営など幅広い知識を学べるので、さまざまな授業に積極的に参加したいです。また、多くの学生と交流してコミュニケーション能力を高めたいです。大学で学んだことを生かし、地域の魅力を発信して、多くの人が訪れる商店街をつくりたいと考え、貴学を志望します。

改善後

私は、商店街のイベントが継続的な買い物につながる条件を学ぶべく、貴学を志望する。高校で催しの受付を担当した際、来場者の多さを喜ぶ一方、店主から普段の売上には結びつきにくいと聞いた。そこで開催日と通常日の人の流れを観察したが、通行人数だけでは購買行動を説明できなかった。大学では消費者行動と統計の基礎を学び、調査の設計や比較の方法を身につけたい。その上で地域と連携する演習に参加し、店主と来訪者の双方の視点から、来店が続く条件を確かめたい。この問いを実証的に深められる学びを求め、貴学を志望する。

改善のポイントは、次の3つです。

ただし、これで完成ではありません。この例にはまだ、基準2の「その大学・学部である理由」と、基準3の「大学入学後のビジョン」が足りていません。実際のカリキュラムや履修の条件と照らし合わせて大学で学ぶ理由を補い、卒業後に学びをどう社会に還元するかまで書き加えましょう。

書く順番は、「結論(将来の目標)→きっかけ→大学の志望理由→将来の展望」が基本の構成です。字数ごとの配分は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶︎大学の志望理由書の例文を学部ごとに12個紹介!文字数ごとの書き分け方も解説

▶︎志望理由書の書き出しを5パターン紹介!例文や避けるべきNG例も

▶︎志望理由書の締め方5パターン!例文や作るときの重要なポイントも紹介

▶︎志望理由書の合格例を学部系統別に紹介!例文でチェックすべきポイントも

5. 添削は大きな問題から順に直す

添削では、「設問との照合→事実の確認→つながりの改善→表現と字数」の順に直しましょう。最初から語尾ばかり直していると、問いに答えられていない部分が残ってしまいます。

また、複数の書類の間で、活動名や年月、人数、役割、スコアが一致しているかも確認しましょう。

▶︎志望理由書を第三者に添削してもらう必要はある?お願いできる人や頼み方も紹介

6. 生成AIを使うときは大学のルールを最優先する

生成AIの扱いは、志望大学のルールを最優先にしましょう。出願書類の作成での利用を認めていない大学もあります。利用が認められている場合でも、経験や数値、参考文献を作らせることは避け、自分で説明できる内容にすることが大切です。

推薦入試の小論文の書き方

小論文は、設問や資料に答えながら、自分の考えを理由と根拠で説明する文章です。感想や知識を並べるだけでは評価されません。

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1. 設問の条件を拾う

まずは、設問で答えるべきことに印をつけましょう。たとえば、次のような練習問題があったとします。

高校で生徒のスマートフォンの持ち込みを認めるべきか。授業中の扱いと、端末を持たない生徒への配慮に触れ、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

この場合、答えるべきことは「持ち込みを認めるかどうか」「授業中の扱い」「端末を持たない生徒への配慮」の3つです。スマートフォンの長所と短所を並べるだけでは足りません。

2. 主張・根拠・反対意見をつなぐ

次のような答案は、評価されにくい例です。

私は賛成です。友達と動画を見ると楽しいし、親と連絡できないと不安だからです。授業中に使わないルールを作れば問題ありません。

自分にとっての利点に偏っていて、ルールの運用方法も、端末を持たない生徒への配慮も書かれていません。

改善するときは、「条件付きで持ち込みを認める」という主張に、「家庭との連絡」という理由、「授業中は原則かばんにしまう」という対応、「学校の貸与端末で参加できるようにする」という公平性への配慮、「教員の負担も生じるため導入後に見直す」という限界を組み合わせます。

反対意見は形だけ添えるのではなく、主張を修正する材料として使いましょう。

3. 資料の数字は「言えること」と「言えないこと」を分ける

資料の数字を使うときは、対象や時点、単位を確認したうえで、その資料から言えることと言えないことを分けましょう。

先ほどの商店街の調査なら、「回答した商店街では、人口や店舗の構成を要因と考える声が多い」とは言えますが、「イベントを増やせば解決する」とは言えません。

4. 本番の時間配分を決めておく

60分の小論文であれば、問題文の読解と構成に10分、執筆に40分、見直しに10分が練習の目安です。資料が多い場合は、読解の時間を長めに取りましょう。見直しでは、条件の漏れ、主張の一貫性、資料の数字、字数、誤字の順に確認しましょう。

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推薦入試の面接・口頭試問の対策

推薦入試では、多くの大学で面接が実施されます。2027年度からは、面接による評価がさらに重視されるようになります。

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1. 2027年度からは面接による評価が原則必須に

文部科学省の2027年度の実施要項では、総合型選抜と学校推薦型選抜で、面接による評価を原則として必須にしています。

ただし、高校との連携があり合格時の入学を確約する非公募型の学校推薦など、例外もあります。また、面接には個人面接だけでなく、討論やプレゼンテーション、口頭試問なども含まれます。自分が受ける方式の要項を確認しましょう。

出典:文部科学省 2026年5月27日通知

2. 最初の回答は短く組み立てる

面接では、「結論→理由→具体例→まとめ」の順で、短く答えるのが基本です。

<質問例> 大学で何を学びたいですか。

<回答例> 催しへの来場が継続的な買い物につながる条件を調べたいです。受付をした際、人出と普段の売上は同じではないと気づきました。消費者行動と統計を学び、比較できる調査をしたいと考えています。

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3. 深掘りされたら根拠と限界を示す

面接では、書類の内容について深掘りされることがあります。確かめたことと、まだ確かめていないことを正直に分けて答えましょう。

<質問例> どうやって確かめましたか。

<回答例> 店主の方の話をきっかけに、開催日と通常日の人の流れを観察しました。ただ、購入や売上は測っていないので、商店街全体に当てはまるとは言えません。

答えが分からない質問には、「その用語は正確に説明できません。ただ、資料のこの部分から考えると…」のように、分からないことと自分の推測を分けて答えると良いでしょう。

4. 教科の口頭試問は考えた道筋まで説明する

理系の学部などでは、数学や物理、化学の問題をその場で解いて説明する口頭試問が行われることがあります。正解を答えるだけでなく、「なぜその答えになるのか」を順を追って説明する練習をしておきましょう。

プレゼン・討論・講義型の試験への対応

推薦入試では、面接のほかにもさまざまな形式の試験があります。

1. プレゼンは指定時間に合わせて内容を選ぶ

プレゼンテーションでは、伝えたい結論を決めてから、根拠と限界が伝わる順に並べましょう。3分間の発表なら、問い20秒、調べた方法40秒、確認できたこと50秒、限界40秒、今後の学び30秒が練習の目安です。

発表の後に質疑応答がある方式も多いため、根拠や方法、限界を聞かれる練習もしておきましょう。

2. 討論は意見を比べる基準から作る

グループディスカッションでは、司会などの役割を取ることを目標にするのではなく、目的を確認し、意見を同じ基準で比べることが大切です。

発言例:「まず、初めて来る人を増やすのか、来た人が店を見つけやすくするのか、目標を確認しませんか。」

3. 講義型はその場で学んだ方法を使う

新潟大学創生学部のように、講義を聴いた後に課題レポートに取り組む方式もあります。講義のメモは「用語の定義」「方法・手順」「例」「条件と限界」に分けて取り、設問が求める作業に生かしましょう。

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推薦入試にかかる費用と奨学金

推薦入試では、受験料だけでなく、準備から入学までにさまざまな費用がかかります。

1. 必要な費用を時期で分ける

費用は、「受験準備」「出願・受験」「合格後」「入学後」の時期に分けて考えましょう。資格試験の受験料や教材費、検定料、交通費・宿泊費、入学金・授業料、住まいの費用などがあります。

たとえば、早稲田大学社会科学部の2027年度・全国自己推薦の検定料は、一次10,000円と二次25,000円の計35,000円で、出願前と一次選考通過後に分けて支払います。

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2. 納付と辞退の条件を確認する

併願先の結果が出る前に、入学金の納付期限が来ることがあります。「辞退すれば全額返ってくる」「入学金の扱いはどの大学も同じ」と思い込まず、返還される費用・されない費用と、申請方法を確認しましょう。

3. 奨学金は採用の時期と振込の時期を分けて考える

日本学生支援機構(JASSO)の貸与奨学金は、予約採用の候補者になっていても、初回の振込は入学後の4〜6月です。入学前の納付に使えるとは考えないようにしましょう。

出典:JASSO 奨学金振込開始までの手続

4. 塾や添削サービスを選ぶときの確認点

塾や添削サービスを利用するときは、料金や回数、担当者、サポートの範囲、追加費用、解約の条件を確認しましょう。合格実績だけで決めず、指導内容まで確かめることが大切です。

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推薦入試の出願から試験当日までの流れ

ここでは、校内の手続きから試験当日までに確認すべきことを紹介します。

1. 校内選考と書類の依頼

学校推薦型選抜を受ける場合は、まず高校の担当の先生に相談しましょう。指定校の枠や公募推薦の条件、校内の申し込み方法と締め切りを確認します。

調査書や推薦書、証明書などは、発行までに日数がかかることがあります。依頼するときは、大学名・方式・期限・提出方法をまとめて伝えましょう。

2. 出願が完了したことを確かめる

出願では、Web登録、支払い、アップロード、郵送をすべて完了させる必要があります。入力しただけで完了したと思い込まないようにしましょう。

提出前には、年度・学部・方式、氏名、字数、写真、ファイルの形式、厳封が必要か、必着か消印有効かを確認します。提出した書類の控えや受付メール、支払いの記録も保存しておきましょう。

3. 試験当日の動きを決めておく

受験票や本人確認書類、集合時刻、会場、持ち込めるものを前日までに確認しておきましょう。オンラインで実施される場合は、接続方法やカメラ・音声の環境も確認が必要です。

直前に新しい回答を大量に暗記するのではなく、提出した書類を読み返して、体調を整えることを優先しましょう。

推薦入試の合否が出た後にすること

推薦入試は、合否が出た後にもやるべきことがあります。

1. 一次選考を通過したら書類を読み直す

一次選考を通過したら、二次試験の検定料や追加課題を確認しましょう。二次試験の面接では提出した書類をもとに質問されることが多いため、書類を読み直してから準備を再開します。

2. 不合格だったら次の計画に切り替える

不合格だった場合は、次の出願と試験の期限を先に確認し、一般選抜などの計画に切り替えましょう。推薦入試の準備で身につけた読解力や説明する力は、一般選抜でも役立ちます。

3. 合格したら手続きと学習を続ける

合格した後も、納付やWeb入力、書類の提出など、入学までの手続きが続きます。最初の納付だけで終わりではない場合もあるので、案内をよく読みましょう。入学前の課題や、志望理由で挙げた問いにつながる学習も続けることが大切です。

推薦入試に関するよくある質問

推薦入試について、よくある質問に回答します。

推薦入試は一般選抜より簡単?

一概に簡単とは言えません。方式によって、小論文や教科の試験、口頭試問、共通テストが課されることもあり、求められる力はさまざまです。志望校の要項で、選考方法を確認しましょう。

実績がなくても総合型選抜で合格できる?

大きな賞がなくても、授業での探究や部活での工夫、家庭や地域での役割などから、自分の問いと学びたいことを説明できれば、評価される可能性はあります。ただし、特定の活動実績が出願資格になっている方式では、その条件を満たす必要があります。

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推薦入試と一般選抜は併願できる?

方式によって異なります。他大学や一般選抜と併願できる方式もあれば、合格したら必ず入学する「専願」が条件の方式もあります。募集要項で併願の条件を必ず確認しましょう。

まとめ|推薦入試は早めの情報収集と準備が大切!リザプロが合格までサポート

この記事では、推薦入試の仕組みや総合型選抜・学校推薦型選抜の違い、募集要項の読み方、受験戦略の立て方から、志望理由書・小論文・面接の対策、費用や出願手続き、合否が出た後の流れまで詳しく解説しました。

推薦入試の準備で大切なのは、志望校のその年度の募集要項を読み、自分の経験を問いに変えて、書類と試験で一貫して説明することです。まずは今週、「自分ですること」「高校に相談すること」「家族と確認すること」を一つずつ書き出してみましょう。

とはいえ、要項の読み込みから書類の作成、面接の練習までを一人で進めるのは難しいものです。

総合型選抜・学校推薦型選抜の専門塾であるリザプロでは、最適な学部・入試方式や活動の進め方を一緒に決めていきます。入塾時には「人生年表」をもとに、推薦入試で生かせる経験を洗い出します。

志望理由書は、この記事で紹介した4つの基準で添削し、模擬出願で現時点の合格可能性を点数化します。課外活動も、インタビューの依頼文やロールプレイまで含めて、行動計画づくりから伴走します。さらに、保護者も交えて方針をすり合わせる「親子代表会」や、指導の質を保つための「完全定員制」を採用しているため、安心して準備を進められます。

また、推薦入試の準備や家庭での支え方をさらに詳しく知りたい方は、リザプロ代表・孫辰洋の著書もあわせて参考にしてみてください。

『総合型選抜・学校推薦型選抜の新しい教科書』(孫辰洋 著、中山芳一 監修/SBクリエイティブ、2026年7月31日発売)

推薦入試の合格者5,000人のデータ分析から導いた、合格への「3つのステップ」を解説した一冊です。志望理由書・面接・小論文の対策を、書き込み式のワークで進められます。何から始めればよいか分からない受験生に特におすすめです。

▶︎リザプロ代表・孫辰洋 著書第2弾『総合型選抜・学校推薦型選抜の新しい教科書』7月31日出版

『12歳から始める 本当に頭のいい子の育てかた』(孫辰洋 著、中山芳一 監修/ダイヤモンド社、2025年11月19日発売)

自分で考える力や、考えを言葉で説明する力、自分と社会をつなげる力など、点数では測れない力を家庭でどう育てるかを解説した一冊です。小中学生の保護者の方や、将来の推薦入試を見据えている方におすすめです。

▶︎代表の孫が「12歳から始める本当に頭のいい子の育てかた」を出版いたしました!

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