読書感想文の構成は「はじめ・なか・おわり」の3部で、配分は2:6:2が目安です。
ただし、原稿用紙が埋まらない原因の多くは型の知識不足ではありません。型を先に決め、手元の材料と合わないまま書き始めてしまうことにあります。
この記事では、付箋に集めた材料から4つの型のどれを選ぶか、800字・1,200字・2,000字それぞれで何字ずつ書くかまで、青少年読書感想文全国コンクールの規定字数を基準に数字で示します。

読書感想文の構成は「はじめ・なか・おわり」の3部が基本
迷ったら3部構成で書けば失敗しません。
「はじめ」で本との出会い、「なか」で心が動いた場面とその理由、「おわり」で読む前と後の自分の変化を書きます。小学生から高校生まで、上位の解説記事の多くがこの形を基本に据えています(出典:スタディサプリ進路、ヨムーノ)。
3つのパートに書くことと配分
パート | 書くこと | 配分 |
|---|---|---|
はじめ | 本を選んだきっかけ、読む前の自分、あらすじの要点 | 2割 |
なか | 心が動いた場面、なぜそう感じたか、自分の体験 | 6割 |
おわり | 読んで変わったこと、これからどうしたいか | 2割 |
主役は「なか」です。
字数の6割をここに使うつもりで組み立ててください。
あらすじは全体の2割まで
あらすじは、感想を読み手に伝えるための背景にすぎません。800字の感想文なら160字、原稿用紙でおよそ8行が上限の目安です。複数の解説記事が「2割以内」をひとつの基準にしています(出典:スクールコンパス、ヨムーノ)。
感想文が要約・作文・意見文と違うところ
あらすじだけなら要約文、自分の経験だけなら作文、考えだけなら意見文になります。読書感想文は、本の一場面に自分の経験を重ねて考えを述べる文章です(出典:All About 西村創氏の記事)。この3つの要素が1本の線でつながっているかが、構成の良し悪しを決めます。
合格者の例 上智大学 英語学科に合格した松本さんは、提出課題で映画『バグダッド・カフェ』のエッセイを書きました。登場人物が去り際に口にした一言に、自分の中学時代の孤独を重ねています。作品の一場面に自分の経験を重ねて考えを書く組み立ては、大学入試の提出課題でもそのまま使えます(松本さんの合格者インタビュー)。

構成を決める前にやる2つの準備
構成は、材料がそろってから決めます。
やることは2つだけ。読みながら付箋を貼ることと、その付箋に一言メモを足すことです。
心が動いたページに付箋を3〜5枚貼る
驚いた場面、腹が立ったセリフ、自分なら違う行動をとると思った箇所に付箋を貼ります。枚数は3〜5枚に絞ってください。貼りすぎると、あとで選べなくなります(出典:All About 西村創氏の記事)。
借りた本でも付箋なら跡が残りません。
付箋に「なぜ」を一言書き足す
貼っただけの付箋は、読み終わる頃には意味を忘れています。その場で「かわいそう」「自分も似たことがあった」「なんでこうしたんだろう」と一言だけ書いておきましょう。この一言が、「なか」の理由を書くときの種になります。
付箋のメモ | 構成での使い道 |
|---|---|
自分も似たことがあった | なかの「自分の体験」 |
なんでこうしたんだろう | 問題提起型の「問い」 |
まねしたい | おわりの「これから」 |
納得できない | なかの「反対意見」 |
型は材料を見てから選ぶ
ここが分かれ目です。
型を先に決めると、「体験先行型にしたけれど書ける体験がない」というズレが起きます。そのズレを埋めようとして、あらすじで字数を稼ぐことになります。付箋のメモを並べてから、次の章の早見表で型を選んでください。
合格者の例 早稲田大学 スポーツ科学部と立教大学 経営学部に合格した今村さんは、出願書類を書く前に、競技・復興支援・学業などの活動をすべて洗い出しました。そのうえで、どの書類でどの力を見せるかを割り振っています。材料を先に並べ、使い道をあとで決める順番は、感想文の付箋と同じです(今村さんの合格者インタビュー)。

読書感想文の構成の型4つと選び方
型は4つ覚えれば足ります。基本の3部構成、サンドイッチ型、体験先行型、問題提起型です。どれを使うかは、付箋のメモに何が多いかで決めます。
基本の3部構成
流れは「本との出会い → 心が動いた場面と理由 → 読んだ後の変化」。
小学校低学年から使えて、どんな本にも合います。迷ったときの初期設定はこの型です。ヨムーノの解説では、はじめ・なか・まとめを2:6:2で配分し、原稿用紙3枚なら「なか」を700字前後としています(出典:ヨムーノ)。
サンドイッチ型(結論→理由→具体例→結論)
最初と最後に結論を置き、間に理由と具体例をはさむ型です。All Aboutで西村創氏が紹介している「サンドイッチ法」がこれにあたります(出典:All About)。
- 結論:この本を読んで、〜できる人になりたいと考えるようになった
- 理由:私はこれまで〜してきたからだ
- 具体例:たとえば〜ということがあった
- 結論:だからこれからは〜できるよう努力したい
結論が先に決まっている人向け。読み手に意図が伝わりやすく、話が脱線しにくいのが利点です。
体験先行型(体験→場面→理由→これから)
自分の体験から書き始める型です。脚本家の篠原明夫氏が監修する塾選ジャーナルの記事では、まず「感動した場面・なぜ感動したか・自分の体験・これからどうしたいか」の4つを書き出し、体験を先頭に並べ替える方法を紹介しています(出典:塾選ジャーナル)。
書く順番と、並べる順番は別。
場面から書いて、最後に体験を先頭へ移す。この手順なら、書き出しで止まりません。
問題提起型(問い→要約→考察→結論)
本から読み取った問いを最初に立て、自分の立場を理由とともに論じる型です。塾選ジャーナルは高校生の基本フォーマットとしてこの流れを示しています(出典:塾選ジャーナル)。ノンフィクションや評論、社会問題を扱った本と相性がよく、「納得できない」という付箋が多いときにも使えます。
手元のメモで選ぶ早見表
付箋のメモに多いもの | 選ぶ型 | 向いている学年 |
|---|---|---|
特に偏りがない | 基本の3部構成 | 全学年 |
「まねしたい」「〜になりたい」 | サンドイッチ型 | 小学校中学年以上 |
「自分も似たことがあった」 | 体験先行型 | 小学校高学年・中学生 |
「なぜ?」「納得できない」 | 問題提起型 | 中学生・高校生 |
私の判断では、指定が1,200字以下なら基本の3部構成か体験先行型、2,000字なら問題提起型が最も字数を自然に埋められます。
合格者の例 法政大学 法学部に合格した稲見さんの志望理由書も、最初は「〇〇になりたいから〇〇学部に行きたい」という形で、説得力が足りませんでした。フィードバックを受けながら、「自分の活動」「学部での学び」「将来の夢」の3点がつながる構成に組み直して仕上げています(稲見さんの合格者インタビュー)。

関連記事:志望理由書の書き方を高校生向けに紹介!基本の型や書くときのルールも解説
原稿用紙の枚数別・文字数配分の目安
配分は「本文の字数×割合」で決まります。
まずコンクールの規定字数と数え方を押さえてから、字数別の表に当てはめてください。
コンクールの規定字数と字数の数え方
2026年度(第72回)青少年読書感想文全国コンクールの応募要項では、本文の字数を次のように定めています(出典:第72回 応募要項|全国学校図書館協議会)。
部門 | 本文の上限 | 400字詰め原稿用紙 |
|---|---|---|
小学校低学年(1・2年生) | 800字以内 | 2枚 |
小学校中学年(3・4年生) | 1,200字以内 | 3枚 |
小学校高学年(5・6年生) | 1,200字以内 | 3枚 |
中学校 | 2,000字以内 | 5枚 |
高等学校 | 2,000字以内 | 5枚 |
同じ要項には数え方の決まりもあります。句読点は1字に数え、改行で空いたマスも字数に入ります。題名・学校名・氏名は数えません。原稿用紙の大きさと字詰めには決まりがないため、表の枚数は400字詰めで換算した目安です。
改行が多いと、それだけで字数を使います。段落の数は字数に直結するので、構成を決める段階で段落数も決めておきましょう。
※2026年11月時点で、第72回の応募要項をもとに記載しています。字数や数え方は年度ごとに見直されることがあるため、応募前に最新の要項を確認してください。
800字・1,200字・2,000字の配分表
2:6:2を20字×20行の原稿用紙に当てはめると、次のようになります。
本文の字数 | はじめ | なか | おわり |
|---|---|---|---|
800字 | 160字(約8行) | 480字(約24行) | 160字(約8行) |
1,200字 | 240字(約12行) | 720字(約36行) | 240字(約12行) |
2,000字 | 400字(約20行) | 1,200字(約60行) | 400字(約20行) |
2,000字では「なか」に場面を2つ入れ、600字ずつに分けると書きやすくなります。塾選ジャーナルも、5枚なら場面を2つに増やす配分を示しています(出典:塾選ジャーナル)。
下書きの段階で、原稿用紙の何行目までが「はじめ」かを鉛筆で印をつけておくと、配分が崩れません。
字数が足りないとき・あふれるとき
足りないときに増やすのは、あらすじではありません。次の3つのどれかです。
- 「なぜそう感じたか」をもう一段掘り下げる
- 自分の体験を具体的に1つ足す
- 読む前と後の考えの変化を書き足す
あふれたときは、あらすじから削ります。それでも多ければ、場面を1つに絞ってください。
合格者の例 青山学院大学 地球社会共生学部に合格した中野くんの志望理由書は、初稿が951字で、上限1,600字の6割しか埋まっていませんでした。足したのは実績の数ではなく、家業である父の除草機という原体験です。どの大学にも言える2段落は削り、その字数を入学後の学習計画に回して、1,562字で提出しています(中野くんの合格者インタビュー)。

関連記事:志望理由書の基本的な構成を紹介!文字数の配分バランスや例文も
書き出しと終わり方の型
書き出しは、最後に書けばいいのです。
本文が全部できてから戻ると、結論とつながる一文が自然に選べます。終わり方は、書き出しに置いた「読む前の自分」と対になるように書きます。
書き出し4パターン
パターン | 例文 |
|---|---|
セリフから | 「ぼくは、にげない。」この一言に、わたしははっとしました。 |
自分の体験から | わたしは、友だちにうそをついたことがあります。 |
問いかけから | なぜ主人公は、あの場面で戻ることを選んだのでしょうか。 |
読む前の考えから | この本を読む前、わたしは努力すれば必ず報われると思っていました。 |
「わたしは『〇〇』という本を読みました。」で始めるのは間違いではありません。ただ、クラスの多くが同じ書き出しになるため、目に留まりにくくなります。「この本は〇〇が△△する話です」のように、あらすじから始める書き出しも避けたほうがよいとされています(出典:スクールコンパス)。
書き出しは最後に書く
最初の一文で止まったら、「なか」から書き始めてください。付箋の場面から書けば手は動きます。全体ができてから、その結論に合う書き出しを上の4パターンから選ぶ順番が、最も時間がかかりません。
終わり方は「読む前の自分」と対にする
おわりで書くのは「読む前は〜と思っていたが、読んだ後は〜と考えるようになった」という変化です。書き出しで「うそをついた自分」を出したなら、おわりでは「次に同じ場面が来たらどうするか」で閉じます。
「みなさんも読んでみてください」で終わる形は避けましょう。本の宣伝になってしまいます。
関連記事:志望理由書の書き出しを5パターン紹介!例文や避けるべきNG例も
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構成でよくある失敗と直し方
失敗のほとんどは、構成の段階で防げます。
あらすじが半分を超える
原因は、材料を集める前に書き始めたことです。あらすじを1文書いたら、すぐ「そのとき自分はどう思ったか」を1文続ける。このルールを守るだけで、比率は自然に下がります。
「おもしろかった」で終わる
感想の言葉だけでは中身が伝わりません。「どの場面で」「なぜ」をセットで書きます。たとえば「主人公があきらめずに走り続ける場面で胸が熱くなった。去年の部活の大会で、わたしは途中で歩いてしまったからだ」と書けば、感想に理由と体験が入ります。
話があちこちに飛ぶ
付箋を全部使おうとすると起こります。
1,200字なら場面は1つ、2,000字でも2つまで。残りの付箋は使わない勇気を持ってください。
AIに本文を書かせる
コンクールの応募要項では、作品は個人のオリジナルで未発表のものに限られ、盗作や不適切な引用があれば審査対象外になることがあると定めています(出典:第72回 応募要項)。AIは「この場面について考えるヒントになる質問を5つ出して」のように、材料を引き出す質問相手として使うのが安全です。構成や文章そのものは自分で組み立てましょう。大学入試の書類でAIをどう扱うかは、志望理由書を第三者に添削してもらう必要はある?でも解説しています。
合格者の例 明治大学と立教大学の経営学部に合格した小島くんの志望理由書の初稿には、地方創生の活動を書いた221字の段落がありました。全体の約2割を占めていましたが、テーマである漫画・出版につながらないため丸ごと削り、浮いた字数を問題意識と「なぜ経営か」に回しています。感想文で場面を絞るのと同じ判断です(小島くんの合格者インタビュー)。

学年別・構成のポイント
学年が上がるほど、「なか」に求められる中身が「気持ち」から「考え」へ移ります。型の骨組みは同じで、深さが変わると考えてください。
学年 | 規定字数 | おすすめの型 | 「なか」の中心 |
|---|---|---|---|
小学校低学年 | 800字 | 基本の3部構成 | おもしろかった場面と、そのときの気持ち |
小学校中学年 | 1,200字 | 基本の3部構成 | 好きなところ、嫌だと思ったところとその理由 |
小学校高学年 | 1,200字 | 体験先行型 | 場面と自分の体験のつながり |
中学生 | 2,000字 | 体験先行型・問題提起型 | 登場人物と自分の比較、自分の意見 |
高校生 | 2,000字 | 問題提起型 | 作品のテーマに対する自分の立場と根拠 |
小学校低学年
心が動いた場面は1つで十分です。おうちの人が「そのとき、どんな気持ちになった?」と聞き、話した言葉をメモにしていくと「なか」の材料になります。
小学校中学年・高学年
中学年は場面を2つに増やし、「自分にも似たことがある」の段落を入れます。HugKumの記事では、高学年は「疑問の提示」「自分の体験」「自分の考え」を盛り込み、起承転結でまとめてもよいとしています(出典:HugKum)。
中学生
感想よりも考えを書きます。登場人物の行動に賛成か反対か、自分ならどうするかを理由とともに示すと、中学生らしい構成になります。中高一貫校に通っている人は、中高一貫は総合型選抜(AO入試)に有利?で、中学のうちにやっておきたいことも確認できます。
高校生
作品のテーマを社会や進路とつなげます。問題提起型で書いた感想文は、小論文や志望理由書の練習にもなります。
本の種類で「なか」の材料を変える
物語なら登場人物の選択、伝記なら人物の決断や失敗、科学の本なら新しく生まれた疑問が「なか」の材料になります。物語向けの型を伝記にそのまま当てはめると、偉人の功績を並べるだけで終わりがちです。
合格者の例 法政大学 文学部 日本文学科に合格した寺田さんは、高校で『人間失格』を読み、主人公と自分が重なる場面が何度もあったと話しています。そこから坂口安吾の『堕落論』へと読み進め、編集者を目指す志につながりました(寺田さんの合格者インタビュー)。上智大学 総合人間科学部に合格した野原くんも、『戦国のパノラマ図鑑』で出来事の裏にある「なぜ」を知った読書体験を、自己推薦書の原体験にしています(野原くんの合格者インタビュー)。

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そのまま使える構成テンプレート
下の穴埋めを埋めれば、1,200字の骨組みができます。
〜の部分に自分の本の内容と言葉を入れてください。テンプレートは書く順番を決める道具で、文章をそのまま写すためのものではありません。
1,200字テンプレート
【はじめ(約240字)】 わたしがこの本を選んだのは、〜だからです。 読む前のわたしは、〜と思っていました。 (あらすじは「だれが・何をして・どうなった」の3文まで)
【なか(約720字)】 いちばん心が動いたのは、〜の場面です。 〇〇が〜したとき、わたしは〜と感じました。 なぜなら、〜だからです。 わたしにも、〜ということがありました。そのとき〜。 自分が〇〇だったら、〜したと思います。
【おわり(約240字)】 この本を読んで、〜についての考えが変わりました。 読む前は〜と思っていましたが、今は〜と考えています。 これからは、〜してみようと思います。
2,000字に広げるときの組み方
「なか」に2つ目の場面を足し、1つ目と比べる段落を加えます。
- はじめ(約400字):体験と本を選んだ理由
- なか①(約600字):1つ目の場面と理由
- なか②(約600字):2つ目の場面と、登場人物と自分の比較
- おわり(約400字):考えの変化と、これからのこと

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清書前に確認する原稿用紙のルール
内容が仕上がったら、清書の前に次の点を確認します。
項目 | ルール |
|---|---|
題名 | 1行目、上を2〜3マス空けて書く |
名前 | 2行目、下を1マス空け、姓と名の間も1マス空ける |
段落 | 書き始めと改行のあとは1マス空ける |
句読点 | 1マスに1つ。行頭に来るときは前の行の最後のマスに入れる |
小さい「っ」「ゃ」 | 1マス使う |
会話文 | 改行して書き、かぎかっこは1字下げしない |
書名 | 『』で囲む |
出典:スタディサプリ進路
都道府県によっては、指定の原稿用紙や独自の書き方の決まりがあります。学校の指示を最優先にしてください。コンクールは縦書きの自筆が原則で、デジタル機器で書いたものやコピーは受け付けていません。自筆が難しい場合は、理由を添えれば応募できます(出典:第72回 応募要項)。
最後に声に出して読むと、つっかえる箇所が見つかります。
まとめ
読書感想文の構成は、はじめ・なか・おわりの3部、配分は2:6:2が基準です。
付箋で材料を集めてから型を選び、字数を配分表に当てはめる。この順番を守れば、あらすじで原稿用紙を埋めることはなくなります。
次にやることは1つです。読んでいる本に、付箋を3枚貼ってください。
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よくある質問
Q. 読書感想文のあらすじはどのくらい書いていいですか?
全体の2割までが目安です。800字なら160字、1,200字なら240字程度。あらすじを1文書いたら、自分がどう感じたかを続けて書きましょう。
Q. 原稿用紙3枚は何文字ですか?
400字詰めなら1,200字です。青少年読書感想文全国コンクールでは、小学校中学年と高学年の本文が1,200字以内と定められています。句読点や改行で空いたマスも字数に入り、題名と氏名は数えません。
Q. 起承転結で書いてもいいですか?
書いてもかまいません。小学校高学年以上なら起承転結でまとめる方法も紹介されています。ただし「転」を置く場所が決まらないなら、はじめ・なか・おわりの3部構成のほうが書きやすくなります。
Q. 書き出しが思いつかないときはどうすればいいですか?
「なか」から書き始め、書き出しは最後に書きます。心に残ったセリフをかぎかっこで置く書き出しが、最も失敗しにくい型です。
Q. 課題図書以外の本で書いてもいいですか?
問題ありません。コンクールには、課題図書から選ぶ「課題読書」と、自由に選んだ本で書く「自由読書」の2つの区分があります。自由読書はフィクション・ノンフィクションを問いませんが、教科書や雑誌などは対象外です。学校の宿題で本の指定があるかどうかは、配布されたプリントで確認してください。
Q. AIを使って読書感想文を書いてもいいですか?
本文をAIに書かせるのは避けてください。コンクールは個人のオリジナル作品に限っています。考えを引き出すための質問相手として使う程度にとどめましょう。



