高2の冬から受験勉強を始めた場合、共通テスト本番までに積める勉強時間は、部活を続ける前提で試算するとおよそ2,000時間です。一般に国公立合格に必要と言われる3,000時間には届きません。

それでも、高2冬スタートは遅くありません。

ただし、足りない1,000時間を「根性で勉強時間を増やす」ことで埋めようとすると、多くの人が夏前に息切れします。埋めるべきなのは時間ではなく、「やらなくていい範囲」を早く決めることです。

この記事は、一般選抜と総合型選抜(書類・面接・小論文などで人物を評価する入試)の両方を指導してきた立場から、高2の冬に何を決め、何を勉強し、1日何時間やればいいかを入試日から逆算して整理したものです。

高2冬からの受験勉強は遅い?間に合うかは「今の偏差値×入試方式」で決まる

遅くはありません。受験生全体で見れば、高2冬の本格スタートは早い部類です。間に合うかどうかを分けるのは開始時期ではなく、「今の偏差値と志望校の差」と「どの入試方式で受けるか」の2つです。

高2冬に本格スタートする人は「早い方」なのか

塾選ジャーナルが大学受験経験者に行ったアンケートでは、受験勉強を高2の夏から始めた人は17.8%でした。最も多かったのは高3の春開始で24.4%、部活引退後の高3夏に始めた人も17.8%いました。

回答者は45名と少なく、あくまで参考値です。それでも、「周りはもう始めている」という焦りが実態とずれていることはわかります。

高2冬の時点で机に向かえている人は、少数派の側にいます。

国公立志望は間に合う?

間に合います。ただし、私立志望より条件は厳しくなります。

国立大学協会は、2025年度入試から、国立大学の一般選抜では共通テストで原則6教科8科目(従来の5教科7科目に「情報」を加えたもの)を課すという基本方針を出しています。

ただし、情報Ⅰの配点は大学によって差があります。国公立大学の配点を調べた河合塾の集計では、素点より低い配点比で使う大学が59%、素点のまま使う大学が33%でした。志望校が決まったら、募集要項で「どの科目を何点満点で使うか」を必ず確認してください。


※スタシェアの記事は、国公立合格には一般的に3,000時間以上の勉強が必要と言われ、それは平日3時間・休日6時間を2年以上続ける量だと説明しています。

高2冬からの残りはおよそ1年。この数字どおりに考えると時間は足りません。だからこそ、次のH2で示す逆算が必要になります。

E判定・偏差値40台から伸ばせる現実的な幅

東大卒の教育ライター・布施川天馬さんは、1年間で伸ばせる偏差値の目安を5〜10とし、高3の4月時点で目標校の偏差値からマイナス10程度にいれば、現役合格を狙える勝負圏だとしています。

この基準を使うと、判定は単純になります。

目標校の偏差値

高3の4月に必要な偏差値

今が偏差値45なら

55

45前後

勝負圏

60

50前後

冬〜春で+5が必要

65

55前後

冬〜春で+10が必要(かなり厳しい)

高2冬のE判定は、合否ではなく「高3の4月までにあといくつ上げるか」の目安として読んでください。

一般選抜だけが道ではない

上位の解説記事はほぼすべて、一般選抜を前提に書かれています。けれども、2026年現在の大学入試では、総合型選抜・学校推薦型選抜(高校の推薦と評定平均などで出願する入試)で入学する学生が大きな割合を占めています。

文部科学省の令和7年度(2025年度入学者)の集計では、総合型選抜と学校推薦型選抜を合わせた入学者が全体の53.6%に達しました。国立大学だけで見ても、総合型7.7%、学校推薦型12.7%の合計20.4%です。

なお、この年度から選抜区分の定義が変わったため、前年までの数字とは単純に比較できません。

※令和8年度の数字は、例年どおりなら2026年11月下旬に文科省から公表されます。上の数値は文科省データをまとめた二次サイトから取っているため、公開前に文科省のPDF(令和7年度国公私立大学入学者選抜実施状況)で原数値を照合してください。

総合型選抜の出願は、多くの大学で高3の9月前後です。志望理由書や活動実績の整理を高3の夏に一から始めると、一般選抜の勉強と真正面からぶつかります。

高2冬は、「総合型を併願するか、一般一本でいくか」を決める最後の余裕がある時期です。筆者は、この判断を冬休み中に済ませることを強く推奨します。

高2冬からの受験勉強スケジュール|入試日から逆算して立てる

計画は「今日から何をするか」ではなく、「入試当日から何時間さかのぼれるか」で立てます。最初に残り時間を数字で出し、それを時期ごとに割り振ってください。

入試本番までの残り時間を計算する

以下は、部活を高3の7月まで続ける高2生を想定した試算です。日数と時間は筆者の仮定で、学校行事や模試の日は差し引いていません。

時期

想定日数

1日の時間

合計

高2冬休み

14日

6時間

84時間

高2・3学期

平日50日/休日20日

3時間/6時間

270時間

春休み

16日

7時間

112時間

高3・4月〜7月中旬

平日75日/休日30日

3時間/6時間

405時間

高3夏休み

40日

10時間

400時間

高3・9月〜12月

平日85日/休日34日

4時間/8時間

612時間

直前期

20日

10時間

200時間

合計

約2,080時間

約2,080時間。3,000時間との差は900時間以上あります。

この差を1日あたりの時間を増やして埋めるのは現実的ではありません。埋める方法は2つです。1つは、受験科目と入試方式を早く確定して、やらなくていい範囲を削ること。もう1つは、参考書を絞って同じ時間で進む量を増やすことです。

冬休みから直前期までのロードマップ

時期

到達目標

高2冬休み

毎日机に向かう習慣をつくる/志望校と入試方式を仮決め

高2・3学期

英数の基礎固めを継続/苦手単元の穴埋め

春休み

文系は国語、理系は理科に着手

高3・6月まで

部活と両立しつつ英数(国/理)を維持

高3夏休み

社会・情報を含め全範囲を回す/過去問で差を確認

高3・9〜10月

全範囲の学習を一通り終える

11月以降

共通テスト演習と弱点補強

この流れは、冬休みに学習習慣、3学期に英数の基礎、春休みに文系は国語・理系は理科へ着手、高3の10月末までに全範囲を終えるという#スタシェアの時期区分をもとに、筆者が整理したものです。

国公立志望と私立志望で変わるスケジュール

国公立志望は、理科・社会・情報に着手する時期を私立志望より3か月ほど前倒しにしてください。私立志望は英数(または英国)に時間を集中させ、選択科目1つを高3の春から本格化させる形で間に合います。

部活あり・なしの1日の例

マナビズムは、部活のある平日は22時から24時の2時間、部活のない平日は16〜18時と20〜22時の計4時間を勉強に充てる例を示しています。

筆者の考えは少し違います。部活のある日は、帰宅後の2時間に加えて、通学時間の単語学習を「固定枠」として毎日組み込んでください。夜の2時間だけに頼る計画は、疲れた日に崩れます。

【科目別】高2冬の受験勉強で何をする?

英語と数学を最優先にしてください。国語と理科・社会・情報は、「高3の4月にどこまで届いていればいいか」から逆に決めます。

英語|単語・文法を高3の4月までに1周終える

冬休みの目標は、単語帳1冊と文法書1冊を一通り終えることです。長文はその後で構いません。

単語は、1日20個を完璧に覚えるより、1日100〜200個にざっと目を通して何周も回す方法が向いています。冬休み2週間で1,500語を回せば、3学期のうちに2周目、3周目へ進めます。

単語と文法が固まってきたら、英文解釈(1文の構造を正確に読み取る練習)に入ってください。

数学|ⅠA・ⅡBの基礎例題を「解ける」状態にする

数学は量の問題です。青チャートの数Ⅰ+Aと数Ⅱ+Bだけで例題は約700問、類題まで含めると1,500問近くあります。

布施川さんは、高3の夏から始めて約500時間をかけて3周したものの、他教科の時間が足りずに現役で東大に届かなかった経験から、高2の秋か冬に始めて高3の夏休みには全部解ける状態にしておくことを勧めています。

1日に進める問題数を決め、週末にまとめて解き直す。これを高2冬から回してください。

国語|現代文の読み方と、古文単語・助動詞

現代文は、短期間で点数が上がりにくい科目です。段落ごとの要点を一文でメモしながら読む練習を、週2〜3題続けてください。

古文は暗記で伸びます。高3の4月までに、古文単語帳を1冊と、全助動詞の意味・活用・接続を言える状態を目指します。塾選ジャーナルの監修記事も、助動詞については意味と活用、どの形に接続するかまで言える状態を必須としています。

理科・社会・情報|学校より先に全範囲を一度見る

学校の進度に合わせると、社会は高3の12月にようやく全範囲が終わるケースがあります。高3夏の模試で習っていない範囲が出ると、間違えても復習のしようがありません。

高2冬から、教科書や講義系参考書で「全範囲をざっと一度見る」ことを始めてください。細かい暗記は後回しで構いません。

情報Ⅰは、新課程の共通テストで国公立志望者の多くに必要になる科目です。

共通テストの「情報」は試験時間60分、配点100点です。2025年度入試から新しく加わりました。2回目の実施となった2026年1月の本試験について、東進は、構成は前年と同じながらマーク数が大幅に増え、難易度は上がったと分析しています。

高2の冬にやるべきこと6つ(科目以外)

科目の勉強と同じくらい効くのが、「方針を決める作業」です。ここでは、勉強時間には直接カウントされないものの、後の1,000時間を左右する6つを挙げます。

1. 志望校と入試方式を「仮」決めする

志望校は1校に絞る必要はありません。ただし、判定が出る並べ方にしてください。

#スタシェアは、第一志望より易しい大学も含め、少なくとも1校はC判定が出る組み合わせで模試に志望校を書くことを勧めています。全部E判定では、模試を受けても次の手が決まらないからです。

入試方式は、「一般のみ」「一般+総合型」「推薦中心」の3択でまず仮決めします。

2. 共通テスト過去問・同日体験受験で現在地を測る

冬休み中に、共通テストの過去問を1年分、時間を計って解いてください。解けなくて構いません。見るべきなのは点数より、「どの大問で手が止まったか」です。

1月には、予備校各社が高2生向けに共通テスト同日体験受験(本番と同じ日に同じ問題を解く模試)を実施しています。本番のちょうど1年前の立ち位置を知る機会として、筆者は受験を推奨します。

3. 参考書は科目ごとに1冊に絞る

単語帳を3冊持っている高2生は珍しくありません。どれも1周目の途中で止まっています。

1冊を3周する方が、3冊を1周ずつするより確実に定着します。冬休みの初日に、科目ごとの「この1冊」を決めてください。

4. 毎日机に向かう「勉強体力」をつくる

高3の夏には1日10時間前後の勉強が必要になります。いきなりそこへは行けません。

冬休みの目標は、「毎日、同じ時刻に勉強を始める」ことです。時間の長さは次のH2で扱いますが、先に固定すべきなのは開始時刻の方です。

5. 評定平均と活動実績を棚卸しする

総合型選抜・学校推薦型選抜では、評定平均(高校の成績の平均値)や、部活・探究・資格などの活動実績が出願要件や評価対象になります。

冬休みに、次の3点を紙に書き出してください。

  • 高1〜高2・2学期までの評定平均
  • 英検などの資格・スコア
  • 続けてきた活動と、その中で自分が工夫したこと

これを見て総合型の可能性が見えたら、一般選抜の勉強と並行する計画に切り替えます。何も出てこなければ、一般一本で迷いなく進めます。どちらに決まっても、高3夏の迷いが消えます。

棚卸しを後回しにすると、何が起きるか。

井上さんは全国上位を目指すチアリーディング部で週7日練習し、高3の夏には受験勉強で周りから完全に取り残されていました。一般入試しか考えていなかったそうです。進路相談で担任の先生に「チアの経験は武器になる」と言われたことで、総合型選抜を知りました。チアでの経験を軸に志望理由書をつくり、立教大学に合格しています。

井上さんが気づいたのは高3の夏でした。同じ気づきを高2の冬に得られれば、書類準備と勉強の配分を半年早く組めます。筆者が冬休みの棚卸しを勧める理由はここにあります。自分の活動が入試で使えるかどうかは、自分で判断せず、一度書き出して誰かに見せてください。

関連記事:チアリーディング部の経験を活かして立教大学に合格した井上さんのインタビュー


6. 苦手は「今の単元」から戻ってやり直す

苦手科目のやり直し方は、H2-6の落とし穴1で詳しく説明します。ここでの結論だけ先に書くと、いま学校で習っている単元から、必要な分だけさかのぼってください。

高2の冬は何時間勉強すればいい?平日・休日・冬休みの目安

平日2〜3時間、休日6〜8時間、冬休みは部活のない日で6〜8時間。これが一つの基準です。ただし、国公立や難関私大を目指すなら、上限側に寄せてください。

志望レベル別の勉強時間の目安

上位記事が示す目安には幅があります。マナビズムは平日3〜6時間・休日6〜8時間、塾選ジャーナルは冬休みに1日4〜6時間、できれば6時間、#スタシェアは冬休みに部活のない日で8時間、部活がある日で5時間としています。

幅が出る理由は、志望レベルと部活の有無です。筆者は次の目安を推奨します。

志望レベル

平日

休日

冬休み

難関国公立・早慶

3〜4時間

8時間

8時間

地方国公立・MARCH・関関同立

3時間

6〜7時間

6〜7時間

中堅私立

2時間

5時間

5時間

勉強習慣がまだない人は、この表から始めなくて大丈夫です。WAYSが書くように、1日30分からでも毎日続ける癖をつけるところから入ってください。

時間より「1週間で終わった量」で管理する

「今日は5時間やった」は、何も保証しません。

同じ5時間でも、単語帳を眺めていた5時間と、例題を20問解き直した5時間では意味がまったく違います。筆者が勧めるのは、週の目標を「ページ数・問題数」で決め、時間は結果として記録する方法です。

具体的には、次のように管理します。

  1. 日曜の夜に、翌週の目標を科目別のページ数で書く
  2. 7日ではなく6日で終わる量にして、1日は予備日にする
  3. 2週間ごとに達成率を見て、量を調整する

6日で組んで1日を予備日にする方法と、2週間ごとの見直しは、布施川さんも挙げている、無理な計画を防ぐやり方です。

まとまった時間が取れない人のスキマ時間

電車の10分、夕食前の15分、寝る前の10分。1日で合計30分を超える人は多いはずです。スキマ時間は、単語・古文単語・一問一答のような「1問が数秒で終わるもの」専用にしてください。数学をスキマ時間でやろうとすると、どちらも中途半端になります。

高2冬からの受験勉強で失敗しやすい3つの落とし穴

冬休みに張り切った生徒ほど、2月に止まります。原因は、やる気の不足ではなく、やり方の設計ミスがほとんどです。

落とし穴1:中学範囲から「全部やり直す」

苦手な数学を数Ⅰの最初からやり直す。英語を中学文法から総復習する。

真面目な生徒ほどこれを選び、高校範囲に戻る前に挫折します。#スタシェアも、最初からのやり直しは挫折しやすく、今学校で習っている内容の近くから戻る方が無難だと指摘しています。

今の単元でつまずいた箇所から、必要な分だけさかのぼってください。

落とし穴2:「部活が終わってから」本気を出す

部活の引退は、多くの場合、高3の6〜7月です。その時点から始めると、先ほどの試算表の上半分、約870時間がまるごと消えます。

部活を辞める必要はありません。辞めないまま、1日2時間の固定枠だけは守ってください。

落とし穴3:計画を立てて、見直さない

1月に立てた計画が、3月まで一度も変わらないことはまずありません。進まなかった計画をそのまま放置すると、計画表そのものを見なくなります。2週間ごとの見直しを、計画の中に最初から組み込んでおきましょう。

塾・冬期講習は必要?高2冬の判断基準

全員に塾が必要なわけではありません。判断基準は、「計画を自分で立てて、自分で修正できるか」の1点です。

独学で進められる人・塾を使うべき人

次のどれかに当てはまる場合、塾や学習管理サービスの利用を検討してください。

  • 何から手をつけるか、自分で決められない
  • 計画を立てても1週間続かない
  • 苦手科目の偏差値が45を下回っている

塾の高3生向けの授業は、3学期中に始まるところが多くあります。#スタシェアも、塾を検討するなら、高3用の授業が始まる3学期に向けて今のうちに動くのが最もスムーズだとしています。冬期講習は、その塾が自分に合うかを確かめる機会として使えます。

一般選抜向けの塾と総合型選抜向けの塾の違い

一般選抜向けの塾は、教科の学力を伸ばす場所です。総合型選抜向けの塾は、志望理由書・活動の言語化・面接・小論文を扱います。

H2-4の棚卸しで総合型の可能性が見えた人は、一般の勉強は独学か一般塾で進め、書類と面接だけ専門の指導を受ける組み合わせが最も効率的です。

総合型選抜・学校推薦型選抜の併願を考え始めた人は、リザプロの推薦入試対策コースで、評定や活動実績をもとにした方針の相談ができます。

まとめ

高2冬からの受験勉強は、遅くありません。ただし、部活を続ける前提での残り時間は約2,000時間。国公立合格に必要と言われる3,000時間には届きません。

その差を埋めるのは、勉強時間を増やすことではありません。入試方式と受験科目を早く決めて、やる範囲を絞ることです。

次の一歩は1つだけにしてください。冬休みの初日に、「志望校」「入試方式」「科目ごとの1冊」を紙に書き出すことです。書き出したものを持って、学校の先生か塾に一度相談してみてください。

関連記事:[総合型選抜の対策を高2から始めるべき理由!対策スケジュールも具体的に紹介]

よくある質問

Q1. 高2の冬は何時間勉強すればいいですか?

平日2〜3時間、休日6〜8時間が一つの基準です。難関国公立や早慶を目指すなら平日3〜4時間、冬休みは1日8時間を目安にしてください。時間だけでなく、1週間に終えたページ数・問題数で進み具合を管理する方が成果につながります。

Q2. 高2の冬から受験勉強を始めて国公立に間に合いますか?

間に合います。ただし、共通テストで6教科8科目が課されることが多いため、私立志望より準備の範囲が広くなります。英数の基礎を高3の4月までに固め、理科・社会・情報への着手を私立志望より3か月ほど早めてください。

Q3. 高2の冬で偏差値40からでも間に合いますか?

志望校次第です。1年で伸ばせる偏差値は5〜10が目安とされています。高3の4月に「目標校の偏差値マイナス10」に届くかどうかで判断してください。届かない場合は、目標校の見直しか、総合型・学校推薦型選抜の併願を検討してください。

Q4. 高2の冬休みは何から始めればいいですか?

最初の3日間で、志望校と入試方式の仮決め、科目ごとの参考書を1冊に絞る作業、共通テスト過去問1年分の試し解きを済ませてください。4日目以降は、英語の単語・文法と数学の基礎例題に時間の大半を使います。

Q5. 部活は辞めた方がいいですか?

辞める必要はありません。部活を続けながら1日2時間の勉強枠を毎日守る方が、辞めて自由時間を増やすより成果が出やすいです。引退後に一気に取り返すつもりでいると、高3の春までの約870時間を失います。

Q6. 推薦や総合型選抜を考えているなら、一般の勉強は不要ですか?

必要です。総合型選抜でも共通テストや学力試験を課す大学はありますし、不合格の場合は一般選抜に回ることになります。高2冬の時点では、一般の勉強を続けながら、評定平均と活動実績を整理しておくのが最も安全です。